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軽く設定と愚痴の吐きだし 第一話編

このお話は作者のキリンさんが愚痴を吐きたいがために執筆されたものです。

読まなくても問題ない蛇足です。

 まずは設定を少し。

 最初に。

 この世界は人間が住んでいる現世と怪異が住んでいる幽世、その中間に浮世が存在する。

 人間は直接幽世に干渉できないし怪異は現世に長く留まることが出来ない。

 しかしどちらも浮世に対しては何の制限も持たない。その為に怪異と人間で浮世の領土を奪い合っている。

 このお話に出てくる怪異は領土争いに負けた、興味を持たないものが大半を占める。


 怪異について

 日本の妖怪や海外に出てくる人外を総称して怪異と呼ぶ。


 怪異の作り方について。

 認知という型を作り人間の悪い気を流し込んで固めることで生まれる。

 ちょっと簡単に説明するとチョコレートの型を思い浮かべてください。ゴムでできた型にチョコレートを流し込んで固めるとゴムでできた型の形にチョコレートが出来上がります。

 このゴムが認知でチョコレートが悪い気です。


 次に怪異の不死性について。

 認知の型があれば何度倒されても再び現れることが出来る。だが、新しく現れた怪異が倒される前と全く同じ存在ではない。

 チョコレートは食べてしまえばなくなりますがゴムの型にもう一度流し込んで固めると同じ形の新しいのが出来上がりますよね?これが不死性です。

 しかし部分的に欠けてしまったり気泡が入ってしまったりなどと全く同じ物とは言えません。それが個体差です。


 次に認知の歪みについて。

 認知の型を変形させることによって怪異の形が変わることがある。本質が歪んでしまうことも。

 これはあれです、伝言ゲームなどで最初と最後の人で姿かたちが変わることとかありますよね?それです。

 最初は『あいつめっちゃ怖い』だったのが最後には『見た目だけで実は優しいで』になってしまうって感じです。そして最後の方が広まって『なんやもうあれ別もんやん』になってしまいます。


 最後に依り代について。

 怪異が現世に留まるために必要な肉体、又はその代わり。

 あれです、冷蔵庫に入ったチョコレートを常温で出しておくと溶けて形が保てません。これが怪異を現世に出した状態です。

 じゃあ解けないようにどうするのか。ここでは主に三つの手法を取ります。混ぜ物又は加工をして解けないチョコレートをを作り出すのか、溶けても大丈夫なように何か容器に入れておくのか、常温でなくす為に常にチョコレートを冷やしておくのか。

 最後のチョコレートを冷やそうとするのはまた別の話にて説明します。

 最初の加工についてはテンパリングですね。わたしも簡単にしかわかりませんがチョコレートの結晶を安定化させることで簡単に解けないようにします。

 次に何か容器に入れておくについてですが、市販のお菓子で例えるのならある動物の絵柄が書かれている六角柱の箱に入ったあれです。ついでに最後までチョコたっぷりのあれもです。溶けてもこぼれないようにすればいいのです。




 裏話

 今回の事件は血の気の多い竜胆茜を人間の犯人との接触の少ない特殊事件捜査課の怪異対策係に送り込むため、適性があるか試しに話が持ってこられた。

 竜胆茜の血の気が多いのはセクハラパワハラをやった上司がいたため。軽い人間不信と男性恐怖症から『とりあえずぶん殴ろう。話はそれからだ』になった。

 パワハラセクハラ上司は最初に出てきた上司とは別物。

 最初に出てきた上司の名前は水野誠みずのまこと。尖りに尖りまくってた竜胆茜を心配していた。主人公であるオカルトショップの店主とは知り合いで、竜胆茜が接触するようにそれとなく誘導していた。

 店主の名前は上原蒼。いろいろと苦労をした結果、軽くだがナチュラルに人を見下すようになった。

 古物商許可証や怪奇助長技能士、食品衛生責任者などオカルトショップを開くにあたって必要そうな資格はすべて取得している。妖怪退治なども国が資格を出しており、これも取得済み。

 オカルトショップに置かれている商品は魔力が扱えない人には何の効果もない物。扱えたとしてもほんのり光るとか滅茶苦茶弱い魔除けくらいしか効果がない。

 不気味な置物はプラスチックで作られたものとか木を削った物とかあるが、どちらも雰囲気を出すくらいしかできない。

 お店の奥には魔術的にちょっと危ないものがおかれている。


 最後に愚痴を。

 このお話はTRPGみたいに進行するようにして、サイコロでいろいろと決めていこうと思った。そしてもう少しだけ探索パートが入っている予定だった。それを幸運クリティカルですっ飛ばして犯人に接触した竜胆茜がいたために断念。

 そして怪異の善意と人間の善性は違うと書きたかったので、『燃やしてやるぜ』の犯人を煙羅煙羅が善意で助ける形になったのに遭遇し、戦闘に派生するはずだったのがまたもや竜胆何某の幸運クリティカルによって改変。

 そして何の間違いなのか出す予定のなかった今後重要となる説明役の八百比丘尼がランダムイベントで振った1d100で1クリを出したために現れ、どうにかして避けたかった接触も竜何某の幸運クリティカルで起きてしまうという悲劇。

 ほんとは一話だけで倍近くあったお話が消え去るんですよ?これから書こうと思った話がいくつか消し飛んだんですよ?ほんとふざけてますよね。

 40ある幸運で成功したらすれ違う予定だった犯人や八百比丘尼とばったり出くわし、成功で説得を振れるようになる怪異とは戦闘もなく、おかげで魔術関連のリザルトも消し飛ばした結果苦しむことになるのってり何某ですからね?ふざけすぎですよ。


 まぁそんなところでこれ以上のネタバレになりそうな愚痴は終わりです。

 次回の更新がいつになるのかはわかりませんが、楽しみにしておいてください。



何某「これも全てなんかほんとにキリンって奴の仕業なんだ」

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