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第一話 女刑事と火事騒ぎ 上




 駅周辺で火事が起きた。

 一件だけではなく、二件、三件と立て続けに起き、現時点で六件の火事が火の気がない場所からも起きている。


「偶然起きたとは考えられない。放火の線を疑った捜査一課は不審な人物がいないかを捜査したが見つからない。ここまではいいかね?」

「はい」


 ある日の昼下がり、机を挟んで対面に座っているくたびれた雰囲気の上司が小さい会議室に呼び出して始めたこの話は、三週間前から起きている火事事件のことだ。

 最初の四件はボヤで済んだものの、つづく二件は部分焼けまでなってしまっている。被害者も軽傷ではあるが火傷が酷い者も出てしまった。

 このまま続けば死者が出てしまうのではないかと危惧した上層部が私たちまで捜索に駆り出す命令を出したのが今朝だ。


「『鬼が出た』や『怪物の仕業』なんて噂も出回って市民が不安に陥る中、パトロールを増やしたが効果はなく、人手不足からか我々三課まで話が来たわけだが」


 主に殺人やら強盗やらの凶悪犯罪を担う一課に対して私たち三課は空き巣やらひったくりやらの窃盗犯罪を取り締まる。

 全くの畑違いではあるが、ひったくりなどの被害者が負傷した場合には一課の担当になってしまうことから似たような内容を担当しているともいえる。今回の放火犯を探すのもあまり変わらないと判断したのか、私たちにまで声をかけてきたというのだ。


「我々も暇なわけではない。あまり人員を割くわけにはいかない。分かるね?」

「はい」

「そういうわけで君に担当してもらうことにした」

「はい?私一人ですか?」


 確かに私たちは暇ではない。今こうしているうちにもひったくりや置き引きなどが起きているかもしれないのだ。だからと言って一人はあり得ない。


「いくら忙しくても一人はあり得ないのでは?二人一組が基本だったはずですが」

「あんまり人を割けない時に偶にあるから。それと今回やることは決まっててね、そんなに難しいことじゃないんだよ。……我々が協力するのは一課じゃない」

「放火でしょう?担当は一課だったと思いますが」

「本来はね。本当に放火だった場合は一課だが、今回は違う可能性が出てきてしまった」

「違うって、自然に起きたとでも?六件も起きたのに?」

「君ってこういうの初めてだったよね?それなら覚えておきなさい。」


 ガラリと空気が変わる。この一室が冷え冷えとした、張り詰めるような空気に包まれた。

 体が震え、直立するのも難しい。しかし無意識に右足を下げて半身になり、この場から逃げ出そうとしている。恐ろしいのはこの雰囲気なのか、それとも……。


「人知の及ばぬ事件が起きた時、必ず“それ”は関わっている。その時は深入りせずに専門家に任せなさい」

「“それ”とは……?」


 のどが震え、その言葉を出せたのかすら怪しい問いに、上司は短く答えた。


「怪異」




◆◆◆




「それでうちまで来たと?」

「信じがたいことだけど、専門家でしょう?」

「いやまあそうですが。来ていただいた経緯は分かりましたが、肝心の依頼の方がなんとも」


 タロットカードやペンデュラムなどと言った占いに使う道具が並べられていたり、魔術がどうの超能力がどうの書かれた怪しい本や雑誌が並べられていたり、不気味な見た目の置物が並べられているお店の奥で。

 羽織ジャケットと袴パンツに身を包み、パイプタバコの火皿に張り付いたカーボンを削りながら話を聞いていたわたしは思わず聞き返してしまいました。

 わたしが経営しているオカルトショップの中、カウンターを挟んで目の前にいる今回の依頼者はわずか二十六という年齢で刑事まで昇格した竜胆茜(りんどうあかね)さん。

 彼女はこういった怪異が関わっているのかもしれない事件は初めてだそうで、半信半疑ではあるものの上司に言われたということで話だけでも聞いてみようと思ったそうなのですが。

 依頼があるのなら依頼の内容を話していただきたいですね。あとカウンターに置かれた封筒は依頼料でよろしいのでしょうか。


「ご依頼の方は怪異が関わっているかどうかを調べるということでよろしいですか?」

「出来ると聞いたけど?」

「お話を聞かないと何とも言い難いのですが……可能です」

「なら早く調べて」


 いや、依頼なら調べますけど……この人ほんとに刑事何ですか?やけに高圧的と言いますか、猜疑心が強いといいますか、いら立っているといいますか。

 確かにわたしは怪しいかもしれませんし、昔とは違い怪異への認識もだいぶ違うそうですから仕方がないかもしれませんが、もう少し余裕を持ってほしいものです。……依頼料が少ないですね。元から調査だけのつもりですか。


「調べるといいましても何にもなしに調べられるわけではありません。怪異が関わっているのなら多少なりとも何かが残されているはずです。その残された何かでどの怪異が関わっているかを判別します」

「何かって、何があれば分かるの?」

「できれば怪異の一部、毛の一本でもあれば簡単なのですが……火事だというのなら燃えカスでも構いません。何かありませんか?」

「火事とはいっても被害も少なくて、燃えカスとかも捨てられているはずよ」

「そうですか……」


 それは難しいですね。火事が起きたということですから火を扱う妖怪に絞ることはできるのですが、それだけでも百は越えてしまいますからね。

 全てとはいかなくても二、三件ほど現場に訪れれば調べられるかもしれませんが面倒くさいですしどうしましょうか。ふむ……確か、ちょうどいいものがありましたね。


「何もないのなら仕方ありません。多少精度は下がるのですが」


 少々お待ちくださいと一声かけてお店の裏まで道具を取りに行きます。従業員入口から入ってすぐ、扉のない棚に積まれているうちの一つ、丸められてひもで結んで止めてある紙を取り出します。

 実はこの紙、ただの紙ではありません。何と魔術や陰陽道などと呼ばれる科学では説明できないような特殊な技法を刻んだものなのです。そこらで買おうとすれば云百万してしまうような、分かる人には物凄い価値のあるものです。

 オカルトショップを経営するより、怪異関連の依頼を受けるよりもこれを売った方がもうかるかもしれませんが、性能が高いので他人に渡すのにはちょっと抵抗が。

 それともう一つ、この近くの駅周辺で火事が起きていると言っていたのでそのあたりの地図が一枚の紙に印刷してあるものを引っ張り出してカウンターまで戻ります。


「お待たせいたしました。こちら『人間の悪い気が集まる場所がリアルタイムで分かる魔法陣』が描かれた紙です。この上に地図を置いて魔力と呼ばれる力を流し込めば地図の悪い気が集まっている場所の上に黒いモヤが集まります」

「本当にそんなもので?それに私は手品を見に来たんじゃなくて事件の解決に来たのよ?」

「結果を見ていただければ分かると思います」


 疑ってかかるのはまぁ分かりますが、めんどうくさいですね。わたしが怪しいのは分かりますが。改善するつもりはありませんが。

 睨みつけてくる竜胆さんを無視して魔法陣が描かれた紙の上に地図を敷き、魔力を流し込みます。するとどうでしょう、黒いモヤが九ヶ所に別れて塊を作っていきます。その内六ケ所は塊が小さく、火事が起きた跡地なのだろうと予想できます。


「嘘!本当に……!」


 目の前で驚いている竜胆さんは置いておき、出来上がった塊の中でも一番大きい塊を注視します。住宅街の中で近くにお店はありませんし、道も狭そうで人目を避けるのには絶好の場所です。近年稀にみる大きさですし今日中に事が起きるでしょう。

 他に動きがないかと見ていると、ハッとした様子で竜胆さんが声を上げました。


「待って。その、不思議な力があることは分かったわ。でもその紙は悪い気が集まる場所を指し示すのでしょう?今回の件に何の関係が?」

「妖怪は人の悪い気や人そのものを食料にするものでして。今回のこれは妖怪が現れるかもしれない場所を探し出すためです」

「かもしれないってどういう意味なの?」

「『魔が差した(わざと)』などと言った言葉に聞き覚えは?他にも『気が付いたら(いいわけ)手を出していた(うそ)』や『カッとなってしまった(けいかくてきに)』など言ったものも同じですね。これらは生きた人間に悪い気や妖怪が干渉した結果起きることもありますから」


 本人にその気がなくともやらかしてしまうこともあります。それがどれだけいけない事だと理解していても。全部が全部そうだとは言い切れませんが、悪い気が干渉した結果罪を犯してしまうこともあれば、引き寄せられた妖怪が何かしらやらかすこともあるのでいまだに可能性なんですよ。


「そもそも悪い気って何なの?」

「人間から放たれる悪意や絶望等です。空気がよどんでる場所とかあるでしょう?こう、ここにいたくないとか思うような場所ですね。ああいった所に集まっていることが多いです」


 あと悪い人が集まる場所も。悪い気が引き寄せるのか、それとも悪い人から悪意が集まっていくのかはわかっていませんが、そういった場所には近づかない方が良いです。

 悪い気がどれだけ影響するのかわかりませんがタガが外れることもありますし、そういった輩が何をやらかすかはわたしよりも詳しいですよね?


「さてと、他の場所の塊はあまり大きくありませんし……一番大きいここに現れるでしょう。これで妖怪が現れそうな場所は分かりました。あとは実際に訪れて確認すれば依頼は完了ですね」


 これだけエサが豊富なら他を無視してでもここに来るでしょう。と言うかここじゃなければお仕事が増えてしまうのでやめてほしいですね。

 いやぁ、上手くいけば簡単に終わりますねと安堵していると、竜胆さんがきょとんとした顔をしているのに気づきました。


「え?もし妖怪だったら退治までが依頼でしょ?」

「いえ、最初に調べればいいとお聞きしましたが?渡された依頼料も足りませんし」

「退治も含めてに決まってるでしょ?……それなら、火事の原因の妖怪を退治して。新しく依頼するわ。お金も払うから領収書作って」

「はぁ、了解いたしました」


 物の頼み方とか知らないんですか?偉そうですし、頭足りてませんし、何よりわたしの事を聞いてないとか本当に刑事何でしょうか。わたしこれでも警察の方に知り合いが多い方だと思っていたのですが。紹介されたとも聞きましたが。

 不満を言っていても仕方がありません。他にもいろいろと条件を詰めていきましょうか。

 わたしはカウンターの下から取り出した電卓をたたき金額を提示します。


「退治なのであれば依頼料として、たとえ何もなかったとしてもこのくらい貰います」

「こんなに取るつもり?ぼったくりじゃない」

「場合によっては命を懸けて戦うこともありますから。そして使う道具にもよりますが大体このくらい、高位の怪異だった場合は追加でこのくらいの料金をいただいて……すべて合わせて最大でこれほどですがよろしいですか?」

「あんたみたいなのが出来る程度の仕事でしょ?もっと安くできないの?」

「さすがにこれは。怪異と戦うのは魔力を扱える人間でないと不可能ですし、相手に対する対策が取れるのと取れないのでは難易度が違いすぎますから。わたし並みに知識を持っていてやんちゃ出来るのなんて日本に数人いるかどうか位ですよ?」

「うぅん……」


 その数人だってかなりお年を召していますから、退治だけで見ればまだ若いわたしの方が上です。それだけ知識のある人ならば簡単に動けない理由もありますから、対怪異だとしたらわたし以上の人材はいないと思います。もっとお金とってもいいんですよ?

 そんな理由もあって値下げはできませんが、どんな暴言を吐かれてもお値段分のお仕事はさせていただきますよ?

 そんなことを考えているうちに何やら悩んでいる様子の竜胆さんがスーツの内側、正確には手のひらよりは大きいものの片手で扱えるような大きさの物を覗き込みながら口を開きます。


「本当に私じゃ勝てない?」

「たとえそれを使ったところで消耗するのは確実。相手によっては物理攻撃が効きません。ですから不可能ですね」

「……なら、その値段で」


 不詳不詳といった様子で頷く竜胆さんは命が惜しくはないのでしょうか。わたしは職業的なもので慣れてしまいましたが、彼女もそうなのでしょうか。関係ありませんね。


「話しが付いたところで現場に向かいましょうか」

「今から?色々道具を使うって言ってたじゃない」

「予想はしていましたから」


 鬼が出たなんて噂が聞こえて来ていたので。

 カウンターに隠してあった竹刀袋や仕事道具が入った鞄を肩にかけてお店の扉に閉店の札をかけて鍵をかけます。


「ついてきますか?」

「適当な仕事されたらたまらないじゃない」


 ぼったくるつもりなんてないんですけど。




◇◇◇




 場所は変わって住宅街。地図の上で黒いモヤが集まっていたあたり。

 日が沈み始め夕日が目に染みる時間帯であり、帰宅途中の学生や買い物帰りの主婦などがまばらに見える時間帯であるものの人っ子一人見合たらないのはやはり悪い気が影響しているのでしょう。

 わたしはもってきていた仕事道具の入った鞄から細いチェーンの先に小指の先程度の大きさの先がとがった水晶が付いた振り子を取り出します。


「それは確か……ペンデュラムだったかしら?」

「よくご存じで。オカルトに興味がない人にはなじみがないものだと思いますが、説明は必要でしょうか?」

「名前しか知らないし、教えて」

「了解しました。簡単な説明ですが、自分の潜在的な心情を表すことが出来たり、ダウジングにも使えます」


 こっくりさんと呼ばれる儀式のように振り子が動くことで質問に答えてくれる魔法の道具です。動き方は人によって違いますが、はいかいいえで答えてくれます。心情を表すことについては筋肉の微細な動きだと科学的な根拠が出されていますがね。

 ですがこのペンデュラムは違います。この先の水晶に細工がしてあり、妖怪の魔力を集めやすくなっています。妖怪の魔力は人間の魔力と少し質が違う魔力の塊のようなものですから、これを垂らすと妖怪がいる方向に引っ張られていきます。

 わたしは腕を胸の高さまで地面と平行になるようにまっすぐ上げて、ペンデュラムを垂直に垂らします。少しするとゆらゆら揺れていたペンデュラムが円を描く動きを始めます。


「見てください。この水晶の先に妖怪が隠れている可能性があります」

「それでも可能性なのね」


 実際に現れるまでは可能性ですから。あぶりだすのも相手が分からなければ効果があるか分かりませんし、あぶりだせていないせいで気が付かずにかかわっていないと判断してしまうこともあります。相手によって手を変え品を変えなければいけないのがこのお仕事の難しいところです。

 くるくるとゆっくり回っていたペンデュラムがある一方向に向かってピンと張られました。しかし一点を指し示すのではなく、どこか迷うように左右に動き続けます。


「これは……?」

「向こうね!」

「え、ちょ、待ってください」


 静止の声をかけるものの竜胆さんの耳には届くことなく、走り出してしまいます。勝手に先走った結果怪我をしてもわたしは構わないのですが、『怪我をしたのだから(なんくせ)依頼料を減らす』なんていちゃもんをつけられるのも困りますから急いで追いかけます。それに案内なしに突っ走っていますが一体どこに行くつもりなのでしょうか。

 追いかけ始めて四度角を曲がった先でペンデュラムが指し示す場所につくことが出来ました。竜胆さんもこの場所が目当てだったのか立ち止まり辺りを見渡しています。妖怪を探す道具もないのに何であんなところで立ち止まれるのかが分かりません。


「竜胆さん」

「何!」

「妖怪はいないそうです」

「でもさっき……確かに探し始めた時と同じ動きね」


 わたしの手元を見ると、先ほどまで揺れてはいたが一点を指し示していたはずのペンデュラムが所在なさげにくるり、くるりと円を描きながら回っています。少し遅いような気がしますが誤差の範囲でしょう。

 もしかしたら壊れてしまったのではと考えましたが、覗き込んでみても唯一魔術的な仕組みが施されている水晶部分に傷など見当たりませんし、魔術的な仕組みもきちんと反応しているのでそれはないでしょう。

 あるとするならば索敵可能範囲から逃げられたか、もしくは……。


「道具の不具合とかは無いの?」

「見たところなさそうですが、今回は使えなさそうですね」


 仕方なくペンデュラムを懐にしまいながら辺りを見渡してみますが、おかしいところも怪しい人も見当たりません。これはもう帰ってしまいましょうか。

 日は半分以上落ちているのか真っ暗ですし、人が通り始めているのでこの場の悪い気は食べられてしまった後とかでしょうし帰りましょう。何より正体をつかめていないのに夜中という妖怪のテリトリーで戦うのも嫌ですしね。

 竜胆さんにまた後日調べることにしましょうかと声をかけようと振り向くと、彼女が走り出し通行人に蹴りを入れている場面を目にしました。背中にとても綺麗な蹴りが突き刺さり、顔から倒れた人を組み伏せるようにして押さえつけています。

 一体何をしているのかと咎めようとしたわたしの瞳に『赤く輝く何か』が映りました。


「竜胆さん、その方は放火犯でしょうか?」

「恐らくね。大人しくしなさい」


 竜胆さんに組み伏せられているのは、サングラスにマスクをつけてニット帽をかぶった黒ずくめの女性らしき人。冬場とはいえ過剰なまでに厚着をしているのが気になりますが、不審者ですし隠れたいだけかもしれませんね。

 不審者は何とか抜け出そうともがいていますが完ぺきに押さえつけられているのでなかなか抜け出せない様子ですね。

 竜胆さんは逃がさないように押さえつけながら手錠を出そうとしているので、抑えるのを手伝った方が良いんですかね?わたし警察じゃないのでやりませんが。

 赤く輝く何かはライターだったそうで、ライターの火は消えていましたが近くの茂みに燃え広がりそうな未だ小さい火が残っていました。仕事ではないとしてもこれを見逃すことも出来ませんので、煙で視界がふさがる中で火種を消しておきます。

 それから少しして。竜胆さんが呼んだ応援の人が放火犯をパトカーに乗せて警察所まで連行していくのを見送りながら、今回の一連の事件について考えます。


「それにしてもおかしいですね」

「簡単に終わるのが?逮捕した後なんて案外こんなものよ」

「いえ……いろいろと調べる必要ができましたので、一週間後にお店に来ていただいてもよろしいですか?仕事扱いで」

「いいけど……これ以上払わないわよ?」

「……領収書は渡しますよ(おかねください)?」


 だからもっと払ってくれてもいいんですが?




次回は11月18日19時投稿予定

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