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「な、成世氏!確かにファンクロは拙者達にとっての動力源のようなものでござるが!だがしかし!今ばかりはファンクロをしている場合では無いでござろう!?」
「あーーー!うっせえうっせえうっせえわー!!むり!やむ!しぬ!今は式部に会いたいんだあああああ!!」
「成世氏ーーーー!!気を確かにーーーーーーー!!!!」
「今はファンクロタイムなんだ!誰もぼくの邪魔は出来ないんだああああああああぁぁぁ!!!!」
完全なる現実逃避。
こんなことしてる場合じゃないのはわかってる。
分かってても……それでもやらなきゃいけないことって、あるだろう!?
「名言っぽく言っても駄目でござる!」
わあ。
サスケ氏いつの間にぼくの心読めるようになったんだ?
ってそんなこと関係無い!
いくらクズだと罵られても構わない!
いや、むしろ自分で言ってやる!
ぼくはクズだ!
「ぼくはクズだからファンクロやるんだーーーー!!!!」
「成世氏ーーーーーー!!!!」
「ふぎゃあああああああああああああああああああぁぁぁああ!?!?!?!?!?」