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リアル推しガチャ【第一部】  作者: 有氏ゆず
第八話 緊急クエスト!不思議の国へようこそ!
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8-8





「……先輩!!」


ぼくが何か言う前に式部が反応して、下がってくれた。

そうじゃなかったら……式部が殺されていたかもしれない。


「バレてるみたいだよ、七夜」

「えー、こうならないようにわざとオレらを守らせてダメージ負わせたのにさあ」


え……?七夜、くん……?

な、なんか雰囲気変わってないか……?

それに七夜くんの隣にいるの、あれがもう一体のキャラクター……?


「まあいいや。どうせもう殆ど反撃出来ないだろ。ルイス、殺っちまって」

「了解。主人の御心のままに」

「はっ、お前そんなキャラじゃねーじゃん?ウケる」

「はは。こういう時くらい真面目にやってもいいじゃないか」




何?何を言ってるの……?

七夜くんは、味方じゃなかったの?

だって協力するって、言って……




「成世氏!!しっかりするでござる!!よく分からんでござるが、あの男子は味方ではなかったでござるよ!!」

「どうやら、最初からぷれいやー減らしが目的だったそうです」

「そ、そんな……!そうだ、式部!犠牲解放は使えないの!?」

「……申し訳ございません。私の犠牲解放は……自己犠牲で吸収しただめーじしか、使えないのです」


そ、そんな……!

手負いの式部を連れて、逃げられる……!?


だって相手にはノーダメージのキャラクターが、少なくとも2体いるんだよ!?




「ど、どうしよう!どうしよう……!!」

「私が、すまほを忘れなければ……」

「いやそれぼくのせいだから!ほ、ほんとにどうしたらいいの……!?」

「万事休す、でござるか……!」


今まで式部に頼りきっていたツケがここで回ってきたみたいだ。

でも式部を失うなんて、絶対に嫌だ。


どうする?

どうしたら全員無事で逃げられる……!?





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