詩 共死共愛
「僕達は互いを愛して 共に死ぬ」
「それで満ち満ちている 共に生きるだけの存在 完結した存在なのだ」
忘れてしまえればいいのに
ここで得たすべての記憶を
あなたが死んだ時に
私も共に死ねたら良かった
この世界に存在する色は もはやすべて消えていて
この世界に存在するあらゆる物から もはや意味が消えている
ある のに ない
なら 全てないのと一緒だから
あなたが消えた時に
私も共に消えたかった
「私達は共に生きて 共に過ごした」
「欠けてしまえば もう何をやっても この器は満たされない」