魔王軍VS大量虐殺部隊2
魔王軍の最強魔法により、目に見える場所が虹の光に包まれていたが、徐々に光が収まり景色が見えるようになってきた。
相手、145師団の大量虐殺部隊は壊滅状態であるが、弱いドラゴンが、強いドラゴンに覆いかぶさり強いドラゴンを生かすという戦術に出ていた。強靭な鱗に身体が守られているため、非常に有効な戦術である。
だが、その強いドラゴンも無傷ではなく、身体のどこかは欠損しており大きなダメ―ジを負っている状況だ。
まだ何体か残っているため油断はできないが、既にレッズとマリノスが生き残りを仕留めにかかっており、加速度的に敵を減らしている…。
Aランクドラゴンはすでに死んだのか?それともどこかに隠れているのか?
まぁ鑑定すれば分かることだ。
俺は145師団の鑑定を行う。
10万体を鑑定していたら圧倒的な情報量で脳がパンクする恐れがあった。
最強魔法により数を減らした今なら鑑定しても大丈夫だろう。
鑑定!!
145師団 大量虐殺部隊(合計5327体)
Aランク 1体(最強種ドラゴン1体)
Bランク 6体(上位ドラゴン6体)
Cランク5320体(中位ドラゴン5320体)
Aランクのドラゴンを再鑑定する。
種族:獄龍帝サイファー(邪龍)LV.75 ランクA-
HP 1010/2500
MP 1480/2500
攻撃力 2000
防御力 3500
魔法 2050
スピード2000
スキル:破壊ブレスLV.MAX 捕食LV.MAX 龍帝の力LV.MAX 統率力LV.MAX
10万体が約5千体に減っている、残り20分の1か。
もっと殺せたと思ったが、ドラゴンの防御力が異常に高いせいで生き残りは多いようだ…。
そして隊長のAランクのドラゴン。HPは減っているが当然のように生きてるな。
邪龍ねぇ…なかなか強いではないか。半殺しにして仲間の勧誘をしてみよう。
なんたってドラゴンに乗って旅とか夢のようじゃないか!!
しばらく遠距離攻撃で、さらに数を減らした後、俺は次の作戦に移す。
敵の援軍の気配はまだない…。あれだけ派手な攻撃をしたんだ間違いなく強力な部隊がやってくるだろう。
今のMPが減っている状況で、最強種ドラゴンや勇者と戦いたくはない。
それに圧倒的な数で来られたら敗北するのはこちらだ。
まぁ、ルシファーの「流星」という大量殲滅魔法の秘密兵器はあるが、MPの消費が大きくこれを使う時は万が一の時だけだ。ルシファーはLV.MAXのため経験値も入らないしなるべく使いたくない。援軍の気配もなく今回の戦争では使うことはないであろう…。
そして俺は新たな指示を出す。
「敵の援軍はまだ来ない。故に撤退はせずこのまま戦闘継続をする。今からAランクドラゴンを仕留めに行くぞ!!俺とルシファー、ユリルでAランクドラゴン獄龍帝サイファーを倒す!!ミラン、フローネは遠距離魔法にて俺たちと、前線で戦うレッズ・マリノスの支援を頼む!!」
「「「了解!!」」」




