「Aクラス」VS「ランク外クラス」の戦い9(勇者見習いミラン編)
先生はAクラスの学生が召喚した、魔界帝王ルシファーと一緒に破邪の森へ行ってしまった…。
恐らく先生とルシファーが戦ったら被害が及ぶから、この場から離れたのであろう。
俺の目の前にいるのは奴隷の首輪をしたAランクの学生と、不気味なオーラを放つ、悪魔侯爵バルベリスである。
Aランクの学生は論外であるが、このバルベリスは俺よりも強い。
勇者見習いとなった今でも単独では勝ち目はないだろう。しかしみんなと連携して戦えば勝ち目は十分あると見た。
何故なら先生は俺たちを信用して現場から立ち去っているからである。
学生のみんなは先生達がいないため、浮足立ち不安な様子であるが、「地獄の野外活動」を無事終了した猛者たちだ。いざ戦闘になると問題ないだろう。
さて俺はリーダーとしてやらなければいけないことをするとしよう。
「みんな聞いてくれ!!俺たちはランク外のクラスの学生として長年差別されてきた。みんなこの長い間苦痛だっだと思う。しかし、俺たちは先生と出会い、地獄の野外活動でレベルを上げAランクの学生以上の強者となった!!今こそ長年の恨みや憎しみを晴らす日が来た!!相手はAランククラスの雑魚と伝説の悪魔、悪魔侯爵バルベリスだ!!相手にとって不足はない!!いくぞ!!!」
「「「「おーーーーー!!!」」」」
「この中にビビってるやつはいるか?」
「「「「おりません!!」」」」
「俺たちは何だ?!」
「「「「最強!!最強!!最強!!」」」」」
「よく言った!!全軍突撃!!」
まずは俺の土系上級魔法「アースクウェイク」でまず雑魚を一掃だ!!
「地王よ!!我、勇者見習いミランが命ずる。地割り来れ 千丈舐め尽くす 滾れ 迸れ 赫灼たる亡びの地王 敵を奈落の底に落としたまえ!!土系上級魔法アースクウェイク」
「「「「わあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」」」
巨大な地割れが起こりAクラスの学生が奈落の底に落ちていく。Aランククラスの雑魚を一掃した。
「まぁ死にはしないだろ。Aランクの学生は後から助ければいい。問題はこいつだ…」
俺が最前線に立ち、少し後ろに接近戦が強い学生8名、中盤に魔法使い8名、後方に聖女見習い率いるヒーラー3名で連携して攻撃を行う。
最前線の俺の剣での攻撃、前線の戦士・剣士系の学生による斬撃、中盤の魔法使いによる魔法の連発によるダメージの蓄積。相手の攻撃を受けても後方のヒーラーで回復。
まったく隙の無い連携攻撃に悪魔侯爵バルベリスは満身創痍となっており、敗戦濃厚である。
そこで俺は切り出す。
「もう勝負はついている。降参してくれないか?命までは取りはしない」
「グフフフフフフ…そのようですね。もう勝てる確率は0に近いでしょう。おとなしく降参します…。」
「そうか。物分かりが良くて助かる」
そして油断していた俺たちに悪魔侯爵バルベリスは混乱LV.MAX を使用される。
「まずい…油断してしまった。」
学生達が混乱し同士打ちを始める、隊列も乱れ包囲網が崩され悪魔侯爵バルベリスは逃げていく…。
「クソっこのままで終われるかよ!!」
俺は悪魔侯爵バルベリスに高速で追いつき、攻撃を行う。
クラス全員で与えたダメージが大きく、満身創痍であるため動きが遅く俺の剣をまったく避けれない。そして斬り合いを行って10分後、俺の剣によって悪魔侯爵バルベリス胴体を真っ二つにすることに成功する。
「ふっ…やっと終わったか。というか俺達めちゃくちゃ強くなってんな…。伝説の悪魔を一方的に倒すことができるなんて…。」
残っていた観客から大歓声が上がる!!
「よくやったぞ!!」
「これがランク外の学生だと?!一国の精鋭部隊を遥かに凌ぐレベルだぞ…」
「伝説の悪魔をこうやすやすと倒すとは…。すごすぎるぜ!!」
観客の大歓声を受け「Aクラス」VS「ランク外クラス」の戦いは終わった。
これで俺たちの目標は達成した。後は3ヶ月後に控えた卒業に向けてそれぞれの道に進めばいい…。
「そして俺はこのクラスの一員なれてホントに幸せだ!!」




