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学生達の野外活動4(コボルトの軍勢殲滅戦)

【六日目】

俺は何事もなく学生達の拠点に到着し、全員集合させミーティングを開く。

「学生達諸君、君たちの力はもう既にEランクであり、国家の一般兵士の水準にある。以前までは少数対少数の戦闘であったが、これからは統率された魔物の軍勢との集団戦をしてもらう。何か意義のあるものはいるか?」

「「「ありません教官!!」」」

よし、学生はいい返事だ。逆にメグは、かったるそうな態度で聞いている。もはやどっちが更生対象の学生か分からんな・・・。まぁもともとメグは戦闘タイプじゃないから仕方ないが・・・・

「そしてこれまで頑張った褒美として武器屋で購入してきた武器を全員に渡そうと思う。それでは順番に前へ!」

学生それぞれに武器を渡す、剣・槍・杖・弓・斧等それぞれ今まで使っていた武器よりも3段階くらい強力な武器だ。今まではみんな10G(1万)~30G(3万)程度の武器を使っていたが、俺が渡したのは平均500G(50万)の武器である。総額10,000(1,000万)であり、領収書発行済だ。勿論、後から大学に「必要経費」として請求する予定である。

 武器を渡した学生達の反応を見ていると・・・・

「すごい武器だ・・・・」と感激してる学生

「生きててよかった」と泣いてる学生

「先生大好き!」と言っている笑顔が可愛い女子学生

「以前からだけど先生のことが好きすぎる。この気持ちどうしよう」と頬を赤らめてつぶやく男子学生。

・・・・みんな喜び方は様々だけど、喜んでもらってよかった。


 もちろん俺の仲間にも用意している。

まず、ユリルだ。攻撃に回復にと大活躍MVPのユリルには「賢者の杖」をプレゼント。賢者の枚はオークの軍勢から鹵獲したものである。MP消費が抑えられ、異常状態を無効化する効果があるようだ。

「ありがとうございます。これからももっと頑張りますね!」ととびっきりの笑顔で微笑んでくれたユリル。もはや地上に舞い降りた天使にしか見えない。


続いてレッズだ。戦闘もさることながら、オークという種族故に、女子学生に怖がられながらも嫌な顔せず職務を全うした。敬意を表して「破滅の斧」をプレゼントする。

 この「破滅の斧」はオークの軍勢のNO.2オークロードが装備していたもので、圧倒的な攻撃力を誇るがオーク種しか装備できないかつ、使用すると相手に与えたダメージのうち10分の1~100分の1でダメージが返ってくる呪いの武器である。普段使いようというよりは、格上との決戦用の武器である。

正直俺も渡すのは躊躇したが、道具屋に持ち込んでも売却額は0だったのでいつかは放出しないといけないと思い、今回渡すことにした。

「こ、これは・・・・破滅の斧じゃないですか!これがあれば強敵にも勝てますぜ!大将ありがとうございやす!!」これで今後はボス戦においても期待できるだろう。


最後にメグだ。戦闘に回復、同じ町の住人として女子学生のメンタルのケア等様々な仕事を行ってくれた。

メグに渡す武器は攻撃力というよりも特殊効果のある武器の方がよいだろう。そこで選んだのが「回復の短剣」である。メイン武器として装備するとMPが自動回復する武器である。ちなみに6,000G(600万)で武器屋にて購入した。この武器を装備することで長期戦での活躍が期待できるだろう。

「かなりいい武器ね。男の人からプレゼント貰ってことなかったから、すごく嬉しいわ」とご満悦だ。


長い時間かけた武器の授与式も終わり、コボルトの群れ500体がいるとされる場所に向かう。1時間ほど移動した後、目的地に到着する。

コボルトが見えたところで鑑定を行う。脳内に大量の情報が流れてくる・・・


コボルトの軍勢総勢513体

ランクC+    ヴァイカウントコボルト1体

ランクD+~D- コボルトナイト コボルトウィザート 狂犬コボルト 17体

ランクE     ハイコボルト190体 

ランクF+    コボルト305体


それにしてもコボルトばかりだな・・・。少し可哀想な気もするが、小さな村や移動中の商人を襲い被害が出てるのだ、俺が討伐しなくても他の冒険者がするだろう。

全員に指示を出す「まず俺が召喚獣イフリートで敵の数を減らす。コボルトの軍勢は一か所に固まってないので削れるのは半分程度だ。その後、全軍突撃だ。分かったな?」

「「「「「おおお!!」」」」


そしてユリル、レッズ、メグにおいても難敵である、学生達のフォローは俺が行おう・・


コボルトとの距離が500mになったとき、俺は行動を開始する。

「出てこいイフリート!相手を削れ!」

「GGGRRRRUUOOOOOOO

               Hellfire Flame!!(地獄の業火)」



目に見えるすべての場所が青い炎につつまれる。


ユリルと学生が口を空けて唖然としている。

「何度見ても大将の召喚魔法の光景は壮観ですなぁ」

レッズは何度も見てるのでいつも通りだ。


そしてイフリート召喚により予定通り半分程度は削れたな、後は蹂躙するだけだ。

しかしボスのヴァイカウントコボルトを狙ったつもりだったが、当たる直前に複数のコボルトが覆いかぶさり、肉壁として機能し生きているようだ。

まぁ、こんなもんだろ。そして俺は全軍に命令を下す。


「全軍突撃!!」


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