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転生者 三国志演義 関羽

「やっぱ転生者みたいだな。お前は日本人か?」


「日本人?どこの地域の民族だ?聞いたことはない。ワシは「漢」の関羽よ。」


関羽だと?あの三国志時代の関羽か?いや、そもそも時代が違いすぎる。とりあえず、特定するため質問を加える。

「蜀漢の創始者である劉備に仕え、赤壁の戦い等で活躍した関羽か?」


「なんじゃ?わしを知っておるのか?その通りよ。ということはお主も転生者か・・」


なるほど・・・そもそも転生の時間軸まで違うのか。これなら、理論上は他の転生者もいることになるな。

「関羽よ、他の転生者はいるのか?そして転生者の数は多いのか?」


オーク将軍こと関羽は目を閉じて答える。

「転生して50年経つが、お主以外には転生者は見たことはない。そしてワシが「スキル記憶保持」を偶然手に入れて前世の記憶を取り戻したのはここにきてから20年経ってからだ・・・。前世の記憶を持つ“転生者らしき人物”は3人把握している・・・」


その“転生者らしき人物”についてはまとめると以下の通りだ。


1.ナーガ帝国の王 アーク

世界で初めて鉄砲をもたらし、三段鉄砲隊などで騎馬隊を無効化し、この世界の戦争を一変させた。また「楽市楽座」と呼ばれるような経済政策も行っており、この世界に革命をもたらした。


2.マケドニア王国 ライトニング

「卍」のマークで国をまとめ、様々な兵器を投入し、国境を面している国と戦争をしている。

演説が神がかっており、国民から熱狂的な支持を得ている。


3.勇者 ジャンヌダルク

もともとは小国の隊長であったが、圧倒的な力を備え単体で他国を滅ぼし、そのまま冒険者となり旅をしている女勇者。


1.は織田信長、2.はヒトラーか・・・3.はそのままだな。

結構いるじゃねぇか、転生者。元の世界に帰る方法も研究している奴がいるかもしれないな。

それにしても、「スキル記憶保」を持っている転生者は結構いるようだな…

一通り聞きたいことを聞いた後、関羽を開放し出発しようとしたとき、関羽が俺たちの出発を止める。

「その妖刀村雨で俺の体を斬りつけてから、出発するとよい。大きな経験値も入るだろう。」


なんだ?死ぬ気か・・・?


「そんな顔をするな。ワシは死にはしない。かなりダメージを負っているゆえ、少し強めに斬りつけるだけで、経験値は入るだろう。もちろん、死なないためには、そこにいるエルフの回復が条件ではあるがな」


さすが、過去の武人だな・・・俺も斬る覚悟を決める。

「いくぞ?!オラァァ!!!」


刀でオーク将軍を斬りつけ、ダメージを与える・・・・


「ぐふっ・・・・・、少し強めと言ったが強すぎだ・・・。」といって気を失う。


急いでメグに回復魔法を使うよう指示する。

気を失ってはいるが、HPはまだ残っており、回復魔法を続ければ大丈夫であろう。


その間に脳内で鳴り響く


「経験値25,000獲得しました。LV.40となりました。」

「HP自動回復LV.10となりました」

「MP自動回復LV.10となりました」

「HP自動回復、MP自動回復が統合され『HPMP超回復LV.1』を獲得しました。

「鑑定ランクがLV8となりました。」


「進化が可能です、進化可能先は2つです」


1.ヴァンパイア真祖 B+


ヴァンパイア種の中では最上位クラス。

吸血鬼の始祖として通常のヴァンパイアには持ち得ない肉体的強さ、魔力を持つ。


スキル:剣術LVMAX



2.ヴァンパイアデューク B+


ヴァンパイア種の中では最上位クラス。

ヴァンパイア真祖と対をなす、ヴァンパイアの皇帝。

個人といての力は真祖に劣るが、配下の力を一時的にアップさせる能力を持つ。


スキル:統括LV.MAX



なるほど単体最強型か、支援型か・・・・迷うまでもないな。



進化先を選び進化を開始する。

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