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オークの軍勢との撤退戦2

【二日目】

今日も俺とメグは町に向かって全力で移動している。

メグも疲労を隠せない状態であり、度重なる攻撃に発狂寸前の精神状態である。

このまま行くと壊れ、足手まといになる可能性が高い・・・・

後方支援に徹してもらっていたが、メグ一人で町まで全力移動させた方がよいかもしれない。

回復魔法の仲間なしで21体を相手をするのは、かなり無謀だがなんとかやるしかないだろう。


「ウガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

オークの陣営から雄たけびと戦闘音が聞こえる。


む?第三者からの介入か?これは確かめる必要があるな、今後の展開に影響する。

囮の可能性もあるも、第三者からの介入であれば上手く立ち回り、この劣勢を跳ね返すことも可能だ。


危険は承知でオーク陣営の偵察を行う。


「これは・・・・オーク同士で争っている?!」

さきに発狂したのはオーク陣営の方だったようだ、地道にオークを削っているのが効いてるな。


こんな状態でもオーク将軍とオークロードは離れており、オーク将軍が反乱軍を鎮圧している。

もちろん、オーク将軍は鎮圧しながらも周囲を警戒しており、オークロードを個別撃破させてはくれないだろう。

ここでオークロードと一緒に鎮圧していたら、まとめてイフリートで殲滅できるのに。

いやでも、この状況でもイフリートを警戒できるとは・・・・・・本当にオークか?

少し知性が高すぎるのではないか?イフリート召喚時の初動対応も、オークの軍勢としての追撃もはっきりって非の打ちどころがない。

まさか前世の記憶を引き継ぐ俺と同じ転生者か?

・・・・いや、考えても仕方ないな、次の作戦にうつろう。

もし捕虜が出たらそのあたりも追及しよう。


しばらくして、戦闘が終わり反乱軍は鎮圧されたが、反乱軍の1人で敗走してきたオーク近衛兵の1人が白旗をもって、こちらに向かってきた。

これは罠か?いや罠ならば、オーク将軍とここまで戦闘はするまい・・・・オーク陣営には死体が転がっており、オーク将軍も周囲を警戒しながらの戦闘であったためダメ―ジを負っている。また反乱軍により無傷な者も少なくとても追撃できる状態ではない。

罠ではないと判断し、武器である斧を捨て白旗を持ったオーク近衛兵と会うことを決断する。


 ☆


このオーク近衛兵の申出を要約すると以下の通りである。


1.まずこちらの傘下に入りたい

2.オーク将軍は「私とオークロードが離れていれば、イフリートは使われることはない」と言っているが、その言葉を信じられず 常に死の恐怖があり我慢できなくなった。

4.傘下に入るため、オークの軍勢の秘宝「妖刀村雨」を献上品としてさしあげる。

5.エルフ(メグ)とやりたい。


5.は論外であり、検討の余地もないが、オーク近衛兵が入れば戦術の幅も広がり、今後多彩な攻撃が可能となる。

しばらく考えた結果、メグの強い反対を押し切り、こちらの傘下に入ることを許可した。

もちろん以前のオーク将軍の名前を捨てさせ、新しい名前をあげた。その名は“レッズ”だ。


とりあえずレッズを鑑定する


種族:オーク近衛兵 LV14 ランクC-


HP   390/390

MP   80/80

攻撃力 290

防御力 280

魔法   50

スピード250


スキル:斧攻撃 脳天割りLV.4

特記事項:性欲の塊


そこそこ強いな。十分戦力になってくれるだろう。


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