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マジックそるじゃあ  作者: ふ~ん
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リオンの御褒美

おはようございます。まいどの寝落ちです。


 『チッ』と舌打ちするイチにユウナは落ち着くよう声かけをする。


「私と結婚すれば、年がら年中遊び呆けれるわよ。」


「ふ~ん。」


 このイチが答えた『ふ~ん』と答えた後、ユウナの閃き?女の感が開花する。


「イチ?分かっていると思うけど、部を立ち上げて起案書を理事長に出したよね?

 ……アノ起案書というのは、研修期間が終了しても継続されるモノ。


 だから、イチが先の事を考えずに提出した時点で国をも動かす程の約束事となるの。

 それは、国と個人が法廷の場で対立しても勝てないのよ?……だって、起案書というモノはそう言うモノだから。」


 イチは転生しているだけあって『あーヘイヘイ』と真面目に受け答えしない。そんなイチを見たユウナは、根本的に改革をするためアル取り組みをしだす。

 それは、イチの記憶を覗いたあの日の事……イチのトラウマ解消という名目である。


(とりあえず、好きな人が自分為に死ぬのが嫌で人生を何度も繰り返しているんでしょ?

 ……だったら、私が死ななければ良いだけじゃないの。)


 このユウナの想いは、起案書という[鉄の掟]が前提としてあって、こんな身勝手な想像が出来るのである。

 ま、それほどコノ世では紙に書いた約束事というのは世間に通じると言っていい。


 変な返事をしたイチに対してユウナは『よいしょ』と言い、隣に座っているイチの膝の上のに股がる様に向かい合わせで座る。

 この座りかたをしたことにより


(え!?マジで危険日……するの??)


 ドキドキしたのだが、ユウナの言葉からは全然違う言葉が発(はっ)せられる。


「ねぇ?見て、私の首。触ってみて!ココだから。」


「?何かあるな。」


「それは、我が国で決められている婚約首輪なの。婚約首輪は、婚約指輪とセットとされているの。」


「?だけど」


「そうよ。指輪はまだ無いのよ。

 これは、時期女王のみが付けられる首輪なの」

(ま、これで他者から一目瞭然で王女だってバレてしまうんだけどね。)


「だけど、これは首輪ってよりも……」


「この首輪は一度嵌め込むと皮膚と同化するの。それと、首輪というよりペイントって言っているわね。」


 ユウナの首にウッスラと白っぽいペイントがされている。イチは、マジマジ見ていると気付いた


「これって、前に部室で戦闘になった時は黒く浮かび上がっていたよな!?」

 

「よく覚えていましたね。」


 そういえば、こんなのあったなと見て指で触ったりしていると『実は』から始まる。

 それは、夫となる人も同じ戦闘能力を発揮は出来ないが申し分ない力が得られるという。


 『イイネ……これ』と見ていると、横からマナミが『私もイチ様と御婚約するのをお忘れなく』と出て来たことにより複雑になって行く。


 そうしているうちに、学校に着いてしまったので話はここまでとし、後日部活がある時に話の続きをということとなる。


 活動報告は『私が理事長に全てを報告しときますから』と言った上で、イチの能力を隠蔽した話をすると約束し出ていった。

 イチは、自分の部屋に戻ると


「あれ?故障中だ」


 壁には、故障中の紙が張っている。

 紙をよく読んでみると、それぞれには個人の部屋を用意されると書いてあった。

 そして、イチの部屋は少し距離はあるものの歩けば着く程度の距離。


……

「風呂だぁ!!個人の部屋に風呂がついているぅー!」


 イチは、さっそく有ることに取り掛かるのだった。


 その頃、ジャインとジョインはと言うと


「クソ!なんで俺等が辺境に飛ばされなきゃならんのだ。」


「全くだ兄弟。たかが盗撮していただけで、罰として清掃係りになるとは……トホホ。」


「泣くな兄弟。

 ……ホラッ!まだまだ俺達には女神様が着いているだぜ。」


「そうだな兄弟!?っと、さっそくお出ましだ」


「お掃除、終わりましたかぁ??」


「イエ!まだであります。見てください!ココの汚れ。どうやって汚れてを落としたものか?」


「こぉこぉはぁ……」


 『こーして・こーして・こーするの』と地べたを這いつくばる大人の女性の後ろ姿に『アザっす!元気になりました!』と女神様へ懺悔するかの様に祈りを捧げる二人だった。


……

「……」


「ココは男子寮で、俺の個人の部屋なんだぞ!勝手に入ってくるなんて、同じ部員だったとしても許容範囲大きくないか?」


 突如イチの部屋に入って来たのは、ユウナとマナミだった。

 

「ちょっと!私が目を離した隙に『ピー助』を勝手に弄ぶのやめてくれるかな。」


「弄ぶ!?違うな。これは、リオンが望んだことであり名前は『ピー助』では無い!」


 じゃあ、何しているのかな?と一般女子……イチが大好きな女の子風に言っている。

 そんな、彼女の空気を読めとれずに


「コレはな、個人的褒美をヤル。リオンにはサラのヤル気を増大させたからな。」


 褒美とは、リオンの頭を洗うことである。

 リオンの髪の毛は、サラの髪とは質が全く大違う。リオンの髪の毛は、ゴウゴウと髪が燃えそうな髪色となっており、髪は長いものの髪の先端にはピン!と髪が跳ねている。


 要は、リオンの髪の毛を洗うこと。


「ピーピィ。ピーピィ」


「そうだろそうだろ!?この泡の爽快感が堪らないだろ。」


「イチ。女の子の髪は、そんな粗末に洗ってはいけません!……もう!私がお手伝いしますから」


 この発言により一歩前進確定となるユウナに対しマナミはもっと過激な事をして行こうとするのだが

 ……それを見たイチは『それは、ユウナの専売特許だろ?』の言葉に青ざめるのだった。


(まさか!?ユウナ様が既に女の体で男子の身体を洗う術を発動していたとは……恐るべし!)


 ユウナに洗われるというのは嫌と思われたが、意外な反応が。それは、女の子には女の子の教え方があるのだと知る。

 実際、ユウナがリオンの髪を洗う際は確かに嫌がったのだが『女の子の髪は男を惹き付ける一番の武器なの』とリオンの耳に囁いたところ、二人仲好く髪を洗っているのだ。

今晩の0時前後に投稿予定です。よろしく。

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