第65話 Sは言う。「一目見た時からMでした」と
“御庭番”たちによる一帯の鬼の掃討は速やかに終えた。
あまりお近づきになりたくないような柄の悪い生物たちではあるが、そういうわけにもいかない。その中には飛英をちゃんと理解していなかった負い目もあり、鶫は鵈と手錠で繋がれたまま俯き気味に飛英と対峙する。
ついでに鳥肌がたちそうな嫌らしい笑いを浮かべる連中に取り囲まれて。
「キシャシャシャ。女だぁ……女がいるぞぉ。それもとびきり上等な女だぁ」
「裸に剥いてprprしてやるぜぇ!」
「公開ルェイプだぁ!」
鶫は「ひぃっ!?」と声を上げて、反射的に……といよりも本能的に体を庇う体勢になった。
繋がっている鵈の手も引っ張られ、やれやれと何とも言えない顔をしている。
が、周りのキ印たちは二人の想像の斜め上を平然と飛び越える言動を甲高い声で言い放った。
「オメエじゃねぇんだよメスガキが!! キメェ反応すんじゃねぇ!!」
……………………なぬ?
「チチ臭い小娘は引っ込んでろぉ!」
「勘違い女キルユー!!」
「おブスは消毒だーーー!!」
「…………あ?」
無意識に『色装』を発動しながら殺気を放出し始めた鶫を宥めるように、鵈がどうどうと押さえる。
「つ、ツグミ嬢。いったん落ち着くでござる」
地面を削りながら引きずられつつも、なんとか踏ん張って止めた鵈は間違いなく良い仕事をした。でなければ先程以上の地獄絵図が地上に現れていたかもしれないのだから。
「お前だよっ、そこのくノ一の方だ!」
……………………は?
よく見ると二人を取り囲んでいるむくつけき男たちは一様に鵈へと視線を向けているようである。
「なんと! 拙者でござるか!?」
当然と言えば当然だが、本人が一番驚いている。心の底からの驚きだった。
「おうよ! そんな格好をしてるくらいじゃあ俺達の目は誤魔化せないぜぇ!?」
「だが一応! 念のため! 服の中を確かめさせろぉ!」
「裸に剥いてprprしてやるぜぇ!」
ちっぱい!ちっぱい!(゜∀゜)Ο彡゜
今まで感じた事のない悪寒を感じ、鵈がブルリと身震いする。
鶫としては矢面に立って庇ってやりたいところだが、呆気に取られ、どうにも体が動かせなくなっていた。
故に、そこに現れた女神様……いや、女王様が正に天の助けに見えたのはある意味当然の事だろう。
「皆さん、冗談はそこまでですよ。でないと洒落にならない事しますから。例えば………潰したりちょん切ったり?」
何を? などと聞ける者はいなかった。
もしその矛先が、たまたま自分のちんすこうへと向けられたら堪ったものではない。
屈強な“御庭番”たちは声どころか身動きの一つまでを完璧に消し去っていた。
その段階でようやく飛英が話を始める。
「やっと落ち着いて話が出来るな、四宮の嬢ちゃん。怪我はしてないだろうな? まさかと思うが……ヤられちゃったりとか――――」
「お陰さまで! 傷一つありません!」
この場の男たちは一人残らずどうしようもなかった。
鶫は怒っていいのか喜んでいいのか、さもなければ泣くべきなのか分からない扱いを受け、とりあえず怒っておいた。
飛英は今度こそはっきりとそれと分かる安堵の表情を浮かべている。
「なら何よりだ。んで、なんで手錠で繋がれてんの? ていうか誰?」
飛英は警戒を含んだ視線で鵈を捉える。
小早川も同じく鋭い視線を向けていた。
「あ、この人は加藤さんと言いまして………って、その前に! 私から質問していいですか?」
鶫はまず、気になっていた事を聞いた。
これを聞かなければ落ち着いて話を進められそうにない。
飛英のこれまでの振る舞いについてだ。
今までの偽悪的な言動は“御庭番”の仕事の一環だったのだろうか。鶫の質問に素早く答えたのは小早川だった。
「飛英様の普段の素行は半分が装い、半分は素です」
内通者がいることは早くからわかっていたらしいが、その点では樫木は抜け目無かった。飛英はかねてより“御庭番”の頭をしながら道化もこなしており、内部調査を人知れず行っていたのだ。
「ちなみに、俺は自分が“御庭番”だと言うことを隠してたつもりはない。何故か誰も気づかねえし、そもそも聞かれた事も無かったしな」
皮肉っぽく言う飛英に、鶫としては少し恥じ入る思いだ。
自分など明らさまに嫌っていたし、正直あり得なさすぎて考えもしなかった。
飛英が“御庭番”だなどと、むしろ誰が気付くと言うのか。
「あれ、じゃあ先輩とはいつから繋がっていたんですか? まったく気付きませんでした」
「おう、訓練室で俺と黒沼がやりあった事があっただろ。あの時にな―――――」
★
「おらぁ!! 食らえクソガキゃあ!!」
公浩に振るわれた拳の中。そこには秘密裏に会いたいという旨の書かれた手紙が握られていた。
公浩が飛英の腕を取って関節技を極めた時、その手紙をこっそりと渡したのだ。
後は、
「ぐぁあああ!!」
わざと負けるだけ。
ただし、飛英は負け方にも妥協はしなかった。それなりに本気で攻撃し、公浩もそれに応える。
飛英が本気で気絶する一撃を見舞ってくれた。
何故、飛英が公浩を信用したのかについては、ただただ通じ合ったとしか言いようがないが。
それから数日かけて、二人の密会は続く。
飛英は内通者の手掛かりを広く調べて可能性を潰していき、公浩は樫木に狙いを定めて証拠を探った。
結局、樫木の尻尾を掴むことは出来なかったが、ならばと、公浩が提案したのは後の先を取ること。
ぱっと見、平然と述べていたが、その実は苦肉の策と言ったところ。公浩は辛そうだった。
鶫を囮に使う事に。
樫木を鶫と組ませれば、十中八九動きがある。
公浩の見解も踏まえ、樫木は間違いなく黒だと確信できたが、疑わしきは罰せずが退魔師の原則だ。
だからこその策だった。
決戦当日、“社”の通路にて、二人は今後の動きの擦り合わせをしていた。
「そんじゃ、こっちは予定通りに動くからな。そっちは大丈夫だとは思うが、油断するなよ? あの野郎、何しでかすか分からないからな」
「僕の心配は無用です。飛英さんは鶫の方を宜しくお願いします。くれぐれも、万が一が無いように」
公浩は自分から言い出した事だと言うのに、この話になってからはピリピリしっぱなしだ。無自覚かもしれないが、飛英を見る眼力が半端ではなかった。
「わぁってるよ。とりあえず今晩の決戦での配置は問題無さそうだ。俺は中央で、もう一人の嬢ちゃんの目を盗んで行動しなきゃならねぇだろうが、手筈だけは整えておいた。つーか、本当に例の方法で大丈夫なのか?」
「恐らくは。うちの生徒会長はそういう人ですので」
「……ならいいが。正直、罠を食い破ろうって時の直前にやることじゃねぇな。気が乗らねー」
「それでも、やってもらいます。もう一度だけ確認ですが、最優先事項は………」
「四宮鶫を無事に確保することだ。うちの奴等にも徹底させる。ただな、全力で助けはするが………何事もなく間に合うように祈っていてくれ」
「五行樫木の関わったと思われる退魔師の失踪や任務失敗の報告を見るに、少なくとも直ぐに殺される事はないと思います…………女性であれば」
公浩の拳が強く握りこまれた。
その憤りは、飛英にも共感できる。
「いなくなるのは女の退魔師が多くておかしいとは思っていたが、お前の感覚から見てもそうか。ちっ、あのクソ野郎っ。すぐに後悔させてやるぜ」
「………………」
公浩は熱くなっている自分に気付いたのか、一旦言葉を切って気を落ち着けていた。
「にしても、やっぱりお前にしといて正解だったぜ。これで今晩の戦争での心配事が一つ減った。首尾よく皆殺しに出来れば、明日からはゆっくりと眠れそうだ」
直後、鶫の盗み聞きに気付いたわけだが、公浩がそれとなく探ってみたところ、それほど多くは聞いていなかったようだ。なので、そのまま作戦を決行した。
結果として、樫木を現行犯で捕まえる事には成功した。
本当なら敵の拠点まで案内してもらい、あわよくば破壊工作を行ってやろうと飛英は考えていたが、流石に欲張りだったようだ。
敵の動きが分かっているのなら、あえて後手に回って隙を突く作戦だったのだが、樫木もそこまで迂闊ではなかったと言うことだろう。
★
幸か不幸か、謎の忍者という要素も加わり、鶫には傷一つ無い。
飛英は奇妙な違和感と言うか、不自然さを感じている。
鵈に対してではなく、この状況そのものに対して。
(嬢ちゃんが無事だったのはいいが………出来すぎじゃね?)
予定とは違う道筋を通っているが、結果としてはそれなりの成果があった。
内通者を捕らえ、“日計の毒”の幹部クラス2体の調伏。中級前後の鬼もかなりの数を屠れた。
別動の“御庭番”たちも、今頃は小田原に協力して本隊の到着を待っているはずだ。
鶫の救出は想定よりも早く済んだため、小田原の方の救援も余裕を持って向かえる。
ここまでの状況を整理してみたが、たとえ右翼が壊滅していたとしても、裏切りによる損害はそこまで出ていないように見える。
だからこそ………気持ちが悪い。
勘の域を出ないが、誰かの意図が介在しているように思えて仕方がないのだ。
例えば………公浩ならそこまで可能だろうか?
(いや、しかし………さすがに考えすぎか)
一介の学生………でなかったとしても、あのお人好しな少年がと考えてしまう。
確かに底知れなさ、時おり見せる非情さ、若いのに世間擦れしまくっていて、おまけにひねくれているところもある。
だがそれでも、それを差し引いてもお釣りがくる程に公浩は善良だった。少なくとも飛英の目にはそう映っていた。
飛英が、九良名に来たばかりの頃の公浩を知っていたならば、その印象はまた違ったのかもしれないが。
「まあ……なんだ。嬢ちゃんたちに黙って利用したのは悪かったと思っているが、内通者って手合いは戦況によっては敵にも味方にも溶け込んで、最終的にはどっちの敵だったのか分からなくなるからな。そうなる前に見つけておきたかったんだ。また裏切られでもしたらたまんねぇだろ?」
それに……と、飛英はこれまでになく真面目な顔になり、これだけは譲れないという想いを語る。
「黒沼のやつは真剣にあんたの身を案じてた。あんたを捨て石にしようとか、傷付けさせようなんて欠片も思っちゃいなかった。絶対にだ。だから、あいつを誤解したりとかは――――」
「ああ、いえ……そんな事は本当にどうでもいいんです。むしろ先輩の役に立てたのなら嬉しいです。それに………そこまで心配してもらえてたなら、何でも許せちゃう自信があります」
「………………」
心底嬉しそうに……幸せそうに語る鶫を見て、飛英はホッとした。
しかし、ほんの僅かだが……不気味さも感じていた。
普通なら納得できずに怒ったり、複雑な心中に穏やかでいられなかったり、最悪は愛想を尽かされたりしてもおかしくない扱い。しかし目の前の少女は今何と言ったか。
まだ学生で多感な時期。もっと子供らしい落ち着かない部分もある。飛英の見る限り、鶫はそんな少女だった。
それが、公浩への好意だけは全くぶれる様子が無い。見ようによっては病んでいるとも取れる鶫の心の有り様に、飛英は少しの寒気を感じて小早川を流し見る。
目は合わなかったが、小早川の鶫を見る目からは疑問や困惑の感情は窺えない。
(お前ら同類かよ!)
四宮一族のオンナ怖ぇー……と、その場に居合わせた男たち全員が認識を共有したのだった。
「ええとですね。私が気になっているのは、先輩がどうして飛英さんを信用する気になったのかです。先輩は底が知れなくて、時々冷たくて、若いのに世間擦れしまくっていて、おまけにひねくれてますから、そう簡単によく知らない人を信用するなんて………」
「あ~~………まあ、そうだよな。俺も気になって聞いてみたんだよ。そしたら………あの時だって」
飛英が小早川を疲れた様子で見やる。
その視線を受け、「ああ……」と何かに納得したのか、語りにくそうにしている飛英に代わり、小早川が推測を述べた。
「恐らくあの時でしょう。“社”のエントランスで私が飛英様にご褒………お仕置きされているのをご覧になった時」
「それって………」
パシンッ この役立たずの馬鹿女が………の下り?
「え……なんであの場面を見て飛英さんを信用する気になるんですか? 普通逆ですよね」
ある意味で同類とは言え、その辺りは鶫でも理解に苦しむ事だったようだ。飛英はそれが分かって、そこはかとなく安心した。
「あの時、飛英様に頬を張られて、私が喜びに打ち震えているのだと気付いたのだと思います。端から見れば私は暴力に怯えるか弱い女に見えたはずですが、彼は飛英様が私に害意を持っていないことに気付いた。だから飛英様が接触してきてもあっさり受け入れられたのでしょう。飛英様にあの方の半分でも本物のSっ気があれば、気付いてもらえなかったかもしれませんが」
「それでも、わざと書類のミスを増やすのは止めろと、あんたからも言ってくれ」
小早川が若干物欲しそうに飛英を見るが、合いそうになった視線は強引に逸らされた。
「こう見えて気が弱くて、お優しい方なんです。仕事の都合とは言え、柄の悪いところを演じる度に胃が痛くなっているようでして」
小早川が苦笑気味に語る。初めて見る小早川の笑顔は、嬉しいような残念なような、複雑なものだった。
鶫も二人の様子を見て心が暖まっていた。
「ここに来る時にも、三王山さんの監視を逃れるためにですね――――」
★
中央、天幕内
小早川はおもむろに服を脱ぎだし、下着姿になったところで、ゆっくりとした動きで飛英の足元に跪いた。
「時間内には終わらせろよ? 終わらなかったら、またお仕置きだからな」
「………はい」
小早川が無表情のまま飛英の股座に顔を近付けた所で、
ガシッ
公浩に言われた通り、梓の監視を一旦でも切らせるためにとひと芝居打ったが、その芝居の内容は飛英にとっては危険極まりないものだった。
いざとなったら強引にでも中央を抜け出すつもりではいたが、楽に済むのならそれに越したことはないだろうと進められた通りにしてみた。これで失敗していたら公浩をぶん殴っているところだが、それが実行されることはなさそうだ。
なぜなら作戦は成功したから。それ故に、そんな事は頭から抜け落ちる程に目の前の状況は逼迫していた。
「秋、もういい。成功か失敗かに関わらず、芝居は終わりだ。だから俺のズボンから手を放せ。ファスナーにも触るな」
「………………」
「てっめ―――! 放せっ、終わり! もう終わりだからっ!」
芝居が終わってもなお手を止めようとしない小早川の腕を掴んで無理矢理引き剥がそうとするが、妙な気迫と執念と怪力のせいで少し手こずった。
次に脱いだ服を着せるのにも苦労した。ネゴシエーターも真っ青な交渉術を駆使してなんとかそれ以上脱ぐ事を阻止し、そこから一枚服を着ていくごとに罵倒 ビンタ ビンタ ムチ ムチ ムチ を後日、一回ずつやる事を約束させられるはめに。
なんでこの支給品の服はインナーの種類が多いんだ!
こんな事なら多少手間をかけてでも別の手段を使うんだったと後悔する。
そして後日、秘密裏に公浩は小早川から約束の品を受け取るのだが、飛英がその事を知る由は無かった。
★
「可愛い方なんですよ」
「ええ、分かります。うちの先輩に負けないくらいピュアなんですね」
「………お前ら好き勝手に、って、変な目でこっち見んな! 生暖かい目やめろ!」
やっぱりコイツら気が合ってしまった。
小早川秋の母親が四宮の分家のそのまた傍流だったから、というわけでもなさそうだが。
四宮の女は昔から質が悪い。
五行家に仕える家に半ば押し掛けるように嫁に来た小早川秋の母親の血をそっくり受け継いでいる娘が目の前にいれば説得力も増すというものだろう。
旗色が悪くなったのを見て、飛英は話を変えようと話題を探す。すると、その忍者を見つけられた。
「おい、もういいだろ。そろそろ、そっちの女について話を聞きたいんだが?」
少し無茶な逃げ方だったが、その場の誰もが気になっていた事なのは事実。全員の視線が鵈へと集まる。
…………………………
全く動じず、ピクリとも動かない鵈。
その圧力のある空間のただ中にいても、瞼を下ろして沈黙を守って佇んでいる。
「あの、加藤さん。話せる事だけでいいので、話してください」
…………………………
「あ、あのっ、加藤さん! 何か話してくれないと連れて行くにも少し手荒に――――」
カコン
…………………………?
鶫が鵈と繋がれている手を少し強く引っ張った瞬間、不自然な軽い手応えに手錠の先を見る。そこには、今の今まで繋がれていた腕だけがブラブラとぶら下がっていた。
「ぅえ!?」
その事態に即時対応して見せたのは飛英と小早川。
小早川が、佇む鵈の胴体部分を掬うように蹴り上げる。飛英は手錠にぶら下がっている腕を抜いて小早川が蹴り上げた胴体の方へ向けて投げ捨て、それらと鶫との間に体を滑り込ませて背中に庇った。
ゴトッ ゴロゴロ
離れた場所に落下した鵈の身体から頭部が外れてゴロリと転がる。
よく見るとそれは、あまりにも精巧に作られた人形だった。
「なっ!? いつの間に!」
鵈はとっくにこの等身大の木人君とすり代わっていたようだ。
ただの木製の人形だと分かり、飛英と小早川は息を吐く。
「ふぅ。とりあえず爆発物の類ではなかったか」
「蹴った感触からも木製で間違い無さそうです。ただの人形かと」
密偵の置き土産は爆弾と相場が決まっている。同業者として、それは最も警戒すべきところだろう。
「ひゃっほーーーい!! 検分だあああ!!」
「脱がせ脱がせーーーっ!!」
「着せ替えの時間だぜえええ!!」
頭のイカれた連中は木人君めがけて蟻のごとく群がった。
あの連中を見てるだけで鶫のSAN値がガリガリ削られていく。目を逸らしたが、直前に映った光景のインパクトに危うく零地点突破をしてしまうところだった。
あの中で唯一、良心的に見えた過呼吸の青年が真っ先に木人君に駆け寄り、手際よく服を脱がし始めたのだ。
後は鶫の後ろから聞こえる声だが、
「クソッ! クソクソクソッ!! 乳首の形には彫られてなかったか! ならいっそ自分で………ああ、でも! それだとこの美しい造形を損ねてしまうかも………ガッデム!! こうやって僕に葛藤による苦しみを与えるのが目的だったのか! 大成功だ、見事な作戦だよっ!!」
ダメだコイツら。早くなんとかしないと
まぁ、なんとかするのは飛英と小早川に丸投げなのだが。恐らく小早川でも矯正は不可能だと思われる。なぜなら小早川が数年間近くにいてこれなのだから、今さら急な変化など望めまい。
せめて、ここにいる連中が他の“御庭番”と比べて特別で、他はもう少しまとも………そうでありますように。
鶫は願いの割合2をそれに割り振った。残りの8割は、二度と連中と関わりませんように、だった。
キティーガイ部隊、男性陣の食指が動く女性とそうでない女性の一例。
・梢 ○
・焔 ◎
・亜笠 ❌
・縁 ◎
・凛子 ○
・虎子 ○
・幸子 △
・ギーネ ❌
・カーミラ ◎
・マサキ ☆ ( ゜∀゜)o彡゜
今日の小ネタ
・SAN値……ピンチ
・零地点突破……死ぬ気でどうぞ




