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短歌

作者: 樫吾春樹

゜ ゜・*:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。..。.:*・゜・*:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。..。.:*・゜


                  七夕に


                 短冊を書き


                  願うのは


               「一緒に笑える」


                ただそれだけ


゜・*:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。..。.:*・゜


                 淋しさは


                 過ぎる毎日


                  高校を


                卒業するまで


                 あと何日


゜・*:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。..。.:*・゜


                 小学校


                幼い子たち


                 列を成し


                門をくぐり


                 入学式


゜・*:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。..。.:*・゜


                 絵画室


                過ぎし毎日


                 思い出す


                一人たたずむ


                 三年の冬


゜・*:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。..。.:*・゜ ゜・*:.。..。.:*・゜

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