2ー6 2度目のボス戦
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ここで一つ謝罪を。
タイトル詐欺しました。
あの後、…とは言っても少し眠かったので仮眠をとってから(5時間ほど)宣言通り21階層のボスを倒しに行った。
本来、出口であるはずの扉を転移で乗り越え、部屋に侵入。
それと同時に弾丸を召喚。
ボスは蠍っぽい奴だった。青色の鱗?……違うか?装甲?殼?をした綺麗な蠍だった。
こいつも真獣種だったが確か…レベルは…90くらいだったか?100にはいってなかった。
こいつは好戦的で僕が侵入するなり突撃してきて1分も経たずに蜂の巣にされて絶命した。
文章におこすまでもなくボコボコにされて死んでいった。意外と動きが早かったものの、誘導された弾丸は頭部の同じ場所にあたり続け、あっという間に殻を破って死んでしまった。
こいつに関しては急所が存在しないとかいう面倒な能力がなかったので案外ーー否、めっちゃ簡単にやれた。
と、いうことで
今僕は20回層にいる。
今僕の前には一つの死体がある。
言うまでもなく、瞬殺だった。
ごめんなさい。文章にする気も起きないほどの瞬殺でした。
またしてもタイトル詐欺。
……いやまあ、3度目のボス戦ってところでもう詐欺なんだけど。
閑話休題
瞬殺だったのはいいが僕の称号に『いじめっ子』なる不名誉なものが追加された。
ひどいなぁ。
僕いじめなんてした事ない健全な少年だよ?
そんな僕をいじめっ子呼ばわりするなんて!
あの野郎!死んだくせにこんな事しやがって!許せねえ!
僕は自分より弱い奴をちょっとボコしただけなのに!
しかもこの称号、何の効果もない正真正銘のただの称号だったから腹が立つ。
こんな称号、忘れるに限る。
さっさとこんな場所からは離れよう。
と言う事で、僕はすぐに空間転移で狼の部屋まで戻ってきた。
ちなみにこの迷宮のボスは5日で復活する。よって、後3日で狼が復活する。
3日後には2度目のイモータル・キング・ウルフ戦だ。
と、意気込む優人だが、彼は自分の予想より1日多く眠っているため、狼が復活するのは2日後である。
次の日。ダイレクトでお送りする。
昨日と同じようにイルテンクロムに魔力を注いで固形大気の剣を振り回して訓練をした。
終わり。
次の日。
遂にイルテンクロムが完成した。後僅かで完成だったので80000くらいを使って一気に完成させた。
「これでやってみたかった事あるんだよね」
そう言いながらイルテンクロムを召喚する呪文を唱える。
「最高統治者」
それから何度か出したり消したりして簡単な使い方を試した後。
両腕にギザギザの触手みたいな銀腕を生やす。
続いて胴体に簡易的な鎧を生み出し装着する。
そして背中部分に十数本のギザギザの触手を追加。
背中部分の装備もちゃんと動くことを確認して、これで準備完了だ。
ここからが本番。
今いる場所は狼の階層だが、技を試せるような奴がいない。
どうせ瞬殺になるボス以外のやつに試しても仕方ないのでさっきまでいた20階層に戻ってそこからさらに上の19階層に行く。
ボス部屋の門を裏から開けて逆走侵入。
中にいたのはビッグな青い半透明の生き物だった。
スライムというやつだろう。
ファンタジーの序盤に出会うはずの定番魔物。
……10メートル近くあるこいつに序盤で会うことはまず無いだろうけど。
「【最高統治者】」
さっきと同じ、触手まみれの鎧を纏う。
そして腕を振るう。
瞬間、全ての腕が一斉に舞い、スライムをいとも簡単に切り刻む。
まさに瞬殺。
20階層の魔物もこうはならなかった。
10秒足らずの戦闘ーー否、いじめを終えてボス狼がいたはずの部屋に戻ってくる。
使ってみた感じ、消費魔力はかなり少ない。
もし多いようならしばらく封印していようかと思っていたが、これなら実戦に用いる価値がある。
「完璧だ」
完璧に計画通り。
スマした顔でそう呟いた。
計算外はここからだった。
ボス部屋の中央に黒色の魔力が集まる。
靄のようにゆらゆらと揺れていたソレは段々と生物の形を作る。
斯くしてイモータル・キング・ウルフが現れた。
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