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一章4話 令嬢と騎士

最近常に思います、小説って大変ですね汗

頭では構想が出来てるのに文字にすると上手くいかない泣

社会と同じ感じがしている今日この頃ですw

まぁ、そんな話はさておき。

第4話、ごゆっくりお楽しみください。

グレディアside


とりあえず、この森を抜けないといけねぇな。

ここがほんとに黒の魔障森林なら、西に歩けばコルミア王国の王都に辿り着くはず。

でも、周りを見回しても木しかねぇんだよなぁー。

魔王城があれば大体の方角がわかんだけど

あの馬鹿でかい魔王城どこ行ったんだよ。

東西南北って、どっちだよ。

「、、、、、、、、とりあえず歩くか。」

そう言いながら、東へ歩いていくグレディア。

おーい、逆方向だぞー!

歩く事、数分。

グラアァァァァァァ!

「げっ!ワイバーンじゃん!5匹もいんだけど!」

突如として、空に現れたワイバーン。

「やべ、勝てんのかこれ?でも、このステータスがほんとならワンパンなんだよなぁ、試してみるか?」

「行くぞ?」

そう言いながら、跳躍し1匹のワイバーンに近づくグレディア。

「せーーの!」

そして、ワイバーンの頭の天辺を思いっ切りぶん殴る。

ボグォォォォーン

凄まじい破裂音と共に地面に叩きつけられたワイバーン、頭が原型を一切留めていない状態である。

「わお、えげつないなってあれ?」

「おわぁ!?」

殴った衝撃で唖然としその後をどうするか考えていなかったグレディアは当たり前のように自然落下し地面に落ちる。

通称、バカである。

ドン!

そして、鈍い音を響かせ尻から落ちる。

「いててって、あんまり痛くねぇぞ?」

「ステータスのおかげってやつか?」

思ったよりもケロッとしてた。

マンション20階建て相当の高さまで大跳躍し

そのまま自然落下したグレディア。

普通の人間ならそのまま死んでいる。

それでも死ななかったのは、言う通りステータスのおかげだろう。

「これならやれるな、来いよ遊んでやる。」

腕を前に出し、手のひらをクイクイと挑発する。

だが

「ってあれ?」

とてつもないスピードで逃げ出していくワイバーン達、その逃げ足は音速をも越えるだろう凄まじいスピードだ。

食物連鎖の上位でありながら圧倒的な力を前に、恐怖を感じ

仲間がやられて怒るどころか我先に逃げる始末。

途中で翼が当たり、フラフラになる者まで居る。

端的に言って、チキンである。

そんなワイバーン達を見つめ、呆然と立ち尽くすグレディア。

「え?どういう状況?ナニコレ?」

そして、ふと我に帰り

「まぁ、いっか!」

そう言いながら、東をそのまま歩いていく。

何とも、軽い男である。

そして、30分が経過していた。

「まだつかねぇのかよ。」

そう愚痴をこぼす。

そりゃそうだ、あんた東に向かってるもの。

1番近くの村でも馬車で1週間かかる道のりだ、そう簡単に着くわけがない。

西の王都にしたって、歩いて向かったら1週間なんてものではない。

ここはゲームでは無いのだ、認識が甘いとしか言いようがない。

すると突然、キンッ!キンッ!というような金属がぶつかり合うような音が聞こえてくる。

いきなりの音に驚き、音のする方へと向かう。

すると、馬車を背に倒れ込む男と如何にも盗賊です!というような小汚い格好をしている男が対峙し合っているではないか。

そして、盗賊のような男(盗賊の頭領)が

剣を振り上げ斬りかかろうとしている瞬間に大地を思い切り蹴り上げ盗賊に接近し前蹴りで蹴り飛ばす。(先程のようになったらダメと思いかなり手加減している)

すると、盗賊は横くの字に折れ曲がり吹き飛んでいき近くの木に激突し、そのまま倒れ込む。

それを確認した後に後ろの騎士に話しかける。

「よう、あんた大丈夫かい?」

どう見ても大丈夫では無さそうだが念の為に聞く。

これで助太刀無用!!とか言われたら泣く。

「あ、あぁなんとかな…」

胸から腹に掛けて斬られかなりの激痛なはずなのだが、そんなそぶりを見せず対応する。

かなりの根性である。

「かなり、深く斬られたな。」

「これでも使え。」

そして、懐から瓶に入った緑色の液体(特級ポーション)を護衛に手渡す。

「感謝する」

一言だけ、お礼を言いながらポーションを自分の体にかける。

すると、みるみる内に傷が塞がり、体力が回復する。

「なんと、これほどの効果とは!?」

「これほど高価なものを頂けるとは感謝致します!」

あまりの効果に護衛の騎士が驚き凄まじい剣幕でお礼を言う。

「気にするな、仲間が作ってくれたものだし材料は自分で取ったからな元はタダだ」

「特級だからかなり回復したはずだ、だが体力などは回復するが精神的には回復しないし血も戻るわけではない、だからゆっくり休んでろ」

その言葉を聞いた瞬間、ポカンと大口を開け呆然とする護衛騎士。

「どうした?」

「と、と、特級ですと!?

特級なんてものは古の遺跡でしか手に入らないはず!?

そ、そんな貴重で高価な物を頂けるとは、本当に感謝致します!!」

すると突然思い出したかのように。

「仲間が作った?

材料は自分で用意した?

そうおっしゃりましたか?」

なんとなく地雷踏んだかな?と思いながらも言ってしまってはどうしようもない。

そう思い、正直にゆうことにした。

「あぁ、確かにそういった。」

そして、護衛の騎士はさらに驚きを浮かべながら。

「なんと!?特級ポーションを自作できるのですか!?ど、どんな、素材が必要なのですか!?作り方は!?」

かなりの熱血具合にグレディアは引きながらも。

「落ち着け、まずアンタ名前は?」

「これは、失礼いたしました。

私、レディアン公爵家の令嬢カティナ様の直属の護衛である、ガルアと申します。

この度の助太刀、誠に感謝致します。」

すると、その名を聞いたグレディアの脳裏に過去の出来事がフラッシュバックする。

そして、思わずレディアン公爵家にとっての最重要人物の名を溢してしまう。

「レディアン……、そうか……イリーナの」

その名を聞いた護衛騎士は思わずピクリとする、するといきなり馬車の中からすごい勢いで身を乗り出す人物がいた。

「ご先祖様をご存知なのですか!?」

それに驚きながらも。

「あ、あぁ、元のパーティーメンバーだった奴だ、、ってご先祖!?」


さて、今回のお話はここでおしまいです。

いやぁ、グレディアめちゃくちゃ強いですねーww

そして、元パーティーメンバーの子孫を名乗る人物が登場!!

ここから、どうなってしまうのか!!

お楽しみにお待ちください!

次回の更新は水曜日を予定しております。

ご感想、ご指摘の程よろしくお願いします。

では、また会いましょう。

goodnight、良い夜を、お楽しみください。

thank you very much

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