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ポンコツ貴族令嬢が最強スキルをゲットしたので、自由を求めて家出する。~家出令嬢の冒険譚?~  作者: 十目 イチ
キャラバン編

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第59話 指名の依頼です

 ナヴィが我が家に来た次の日、私とアイシャは冒険者ギルドに向かっていた。



 昨日の夜、月明かりの光でナヴィが人間の姿に戻るかもと思っていたが、結局戻らなかった。



 戻らないと不便じゃないか聞いてみたら、ナヴィは私達に


「全然大丈夫にゃ。この姿のままの方が体も軽いし、楽しいから気にしないでにゃ」



 その後も私達が今までやってきたクエストなどの話を皆でしていると、ナヴィはクエストにもついていきたいと言い出した。


 危ないからと反対したが、結局一人でお留守番は可哀想だとなり、次のクエストからはナヴィも連れていくことになった。



 それで早速、私とアイシャがナヴィも連れて行けそうなクエストを見に来たというわけだ。


 ギルドへ到着すると、すぐに受付のお姉さんが私達を呼び止めた。


「ああ、ラフィーネさん。ちょうど良かったです。今、お時間よろしいですか?」


「はい。大丈夫ですけど、何か?」


「実はヘルバッファローの角の採取を依頼した依頼主の方が是非、ラフィーネさん達にお会いしたいとおっしゃってまして」


「私達に?」


「ええ、依頼主の方はこんなに早く採取できると思ってなかったらしくて、ぜひ直接、報酬のお渡しと、お礼を言いたいとの事なんです」



 私とアイシャは顔を見合せて、そしてアイシャがお姉さんに答える。


「それはギルドとしては大丈夫なんですか? 私達と依頼主が直接会うというのは?」


「ええ、ギルドはもうヘルバッファローの角の納品は済ませて、依頼主から手数料も頂いておりますし、問題はございません」



 私がお姉さんに尋ねる。


「会わないと、報酬はもらえないって事ですよね?」


「いいえ、拒否する事も出来ますよ。その時はギルドが報酬を預かって、ラフィーネさん達にお渡ししますので。ただ、依頼主さんは次の依頼をラフィーネさん達に指名でお願いしたいとの事で、その前にお会いしたいとおっしゃっているそうです」



 おおー。指名依頼!

 ジーノさん以外からは初めての指名依頼だ。



 私はお姉さんに答える。


「そういう事なら、一度会ってみます」


「ありがとうございます。それでは依頼主の方の住まいなどをお教えいたしますので、こちらの方へどうぞ」


 私達は受付カウンターの中に入り、お姉さんから依頼主の方の情報を聞いた。



 依頼主はこのモーネサウラに住む資産家のラドズ・ブリッジさんという人らしい。


 指名依頼の内容はまだギルドは聞いていないそうなので、私達はそのラドズさんの家を教えてもらい、直接伺うことにした。


 ギルドを出た私達はギルドに教えてもらった地図を頼りにラドズさんの家に向かった。



 地図を頼りに歩くこと数十分、一際目立つ立派なお屋敷が見えてきた。


 さすが資産家…。

 立派なお屋敷だわ。


 大きな庭もあり、立派な門の横には警備の男性がいた。


 私達はそこまで行くと男性に、ギルドから紹介されて来た旨を伝えた。



 しばらく門の前で待っていると、男性が私達を中に招き入れ、屋敷入口まで案内してくれた。


 屋敷入口にはメイド服を着た女性が出迎えてくれた。


「ラフィーネ様。ようこそお越しくださいました。私が応接間までご案内させていただきます」



 広い廊下を通って、応接間に通された私達は、ラドズさんが来るまでこちらで待つように言われたので、出された紅茶を飲みながら待っていた。



 やがて一人の男性が応接間に入ってきて、私達に声を掛けた。


「お待たせして、すまんね。ラフィーネさん。アイシャさん」


「いえ。初めまして。ブリッジさん」



 私とアイシャが挨拶をすると、ブリッジさんは


「いや、ラドズで構わんよ」


 私達は挨拶を済ませると、ラドズさんが私達二人の顔見ながら話掛ける。


「しかし、あんた達みたいな若い女性冒険者があの角を持ってくるとは…。ギルドから聞いた時は信じられんかったけど、本当だったとはね」


 私とアイシャは恐縮しながら、お辞儀を繰り返した。

 そしてラドズさんが続けて話をする。


「で、実はちょっと事情があって、ラフィーネさん達を指名した依頼を受けてほしいんだが、説明しても構わんかね?」


「ええ、ギルドからは内容を聞いていませんので、ひとまず内容だけでもお伺いしても良いですか?」



 ラドズさんは少し姿勢を正して、話し出した。


「私の姪がキャラバン隊をしているだが、そのキャラバン隊の次の行商の護衛をお願いしたいんだよ…」


 とそこまで話したところで、廊下からバタバタと足音が聞こえてきて、この応接間の前で止まり、応接間の扉がバタンっと開いた。



 入って来たのは肌の露出多めの服を着た若い女性だった。

 女性は入って来るなり、ラドズさんに向かって大きな声で言った。


「おじ様! 護衛は必要ないって、言ったじゃん!」



 大丈夫? なんか揉めてる?


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[一言] ラフィーネお嬢様は王国の名家なんだから、でかいお屋敷に住んでたてしょ(^_^;)
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