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ポンコツ貴族令嬢が最強スキルをゲットしたので、自由を求めて家出する。~家出令嬢の冒険譚?~  作者: 十目 イチ
大都市で新生活編

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第49話 お誘いとドヤ顔

 アイシャに呼ばれて、家の居間に入ると、二人の来客がソファに腰掛けていた。


「ジーノさん、…ロザミーさん! いらっしゃいませ!」


「ラフィーネお嬢様! お邪魔しています。お元気そうで。ご無沙汰してます、というほど時間は経ってませんね」


「あはは、そうですね。ロザミーさんもお元気そうで」


「お陰様で。ラフィーネお嬢様の活躍はジーノから聞いてますよ。もう冒険者ギルドから一目置かれるほどだそうじゃないですか」


「いえいえ、そんな」


「謙遜しなくてもいいですよ。弟の魔鉱石採掘の時もラフィーネお嬢様達のご活躍で、予定通りに進められたと聞きましたよ」


「いえ、あの時は初めてのクエストで無我夢中だったので…」



 私は二人の向かい側に座ると、ロザミーさんの隣にいるジーノさんが声を掛ける。


「ラフィーネ嬢がグレイベアを撃退してくれたので、転移ゲートもああやって完成したんですから、凄く感謝しています」


「あ、転移ゲートは完成したんですか?」


「ええ、昨日、転移師の点検も終わり、ゲートの開通も確認できましたので、昨日から徐々に荷物の運搬に使用しています」


「それはおめでとうございます。ロザミーさんはそれを見にモーネサウラまで来られたんですね」


「ええ、それもありますけど、今朝こちらに到着したんですが、やっぱりラフィーネお嬢様に会いたくて、ゲートよりも先にこちらにお邪魔させていただいた次第です」


「ありがとうございます。私の方もジーノさんのお陰でこんな立派な家で快適に過ごさせてもらって、感謝してます」



 そこへアイシャがお茶を淹れて居間に入ってきた。


「あら、アイシャさん。ありがとう」


「ロザミー様。先日は本当にお世話になり、ありがとうございました」


「そんな畏まらなくても、構いませんよ」



 アイシャも腰掛け、四人で話していると、居間の扉の所から覗いているクウネとイスネリの姿に気付いたロザミーさんが声を掛ける。


「あら、一緒に住んでいる方がいらっしゃるんですね」


「え、そうなんです。クウネ。イスネリ。おいで」



 クウネとイスネリは居間に入ってきて、二人共ちょっとモジモジしながら、ロザミーさんに自己紹介をした。


「初めまして。私はロザミー・トサレタと申します。このジーノの姉です。よろしくね」


「初めまして。ク、クウネ・ラヴィンです」


「イスネリと申しますの。よろしくお願いいたしますの」



 そんな感じで六人で話をしていると、ロザミーさんが改めて話題を変えて話し出した。


「それでラフィーネお嬢様。今日は忙しい振りをしているジーノに無理矢理、こちらに案内させたのは、貴女方をお誘いに来たんですよ」


「姉さん、忙しい振りって…」


「あはは、お誘いですか?」


「ええ、転移ゲートでプルメイに行って、一緒にプルメイの町を観光しませんか?」



 私の位置からクウネの尻尾がピーンてなったのが見えた。

 目がキラキラしてるのも、見えなくても分かった。


「いいんですか?」


「もちろんですよ! あそこは海産物も有名ですけど、元城下町だけあって、すごく賑わってますからね。それにここからはかなり離れてて、滅多に行けませんからね」


「私もジーノさんから話を聞いて、いつか行ってみたいねって話を皆でしてたんですよ。でも本当にいいんですか?ジーノさん」


「ええ、もちろんです。流通が本格化したら、難しくなりますが、今ならまださほどの量ではありませんし、他ならぬ姉からのお願いでもありますしね」


「そんな大した事じゃないでしょ。ジーノ。昔からこの弟は大げさに物を言うんですよ」


「あはは、それでしたら、是非行かせていただきたいです」


「行きましょう。ラフィーネお嬢様。もちろん、アイシャさん、クウネちゃん、イスネリちゃんも一緒に皆でプルメイの町を観光しましょうよ」


「やったー!」


 クウネが尻尾を超降りまくって喜んでいる。



 その後も少しお話をして、明日の朝にジーノさんのお店に集合という事になり、ロザミーさんとジーノさんにお礼を言って、二人は私達の家から帰って行った。



 二人が帰った後、私達…主に私とクウネとイスネリは盛り上がっていた。


「楽しみだねー! ラフィーネ。お魚!」


「ホントだねー。こんなに早く行けるなんてねー」


「海も楽しみですけど、転移ゲートも楽しみですの」


「そっか。イスネリは転移ゲートで移動するのは初めてなんだね」


「えっ? 皆さんはあるんですの?」



 クウネがすごいドヤ顔で答える。


「クウネはあるよー。もう上級者だもん」



 転移ゲートの上級者ってなに?(笑)



「え? ラフィーネさんもアイシャさんもあるんですの?」


「うん、前にクエストの移動の時にね」



 するとイスネリは唇を尖らせて


「わたくしだけ、まだだったですのね…」


「大丈夫だよ! イスネリ! クウネがちゃんと横に付いて、使い方教えてあげるよ!」



 転移ゲートの使い方って…。



 ただ扉くぐって歩くだけじゃん!って、突っ込みたかったけど、クウネが可愛いドヤ顔でイスネリに説明して、イスネリもそれを真剣に聞いているそのやり取りが微笑ましくて、突っ込むのを止めました。



 ホント可愛いなぁー。二人とも。


最後までお読みいただき、ありがとうございます!感謝感謝です m(。≧Д≦。)m


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