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ポンコツ貴族令嬢が最強スキルをゲットしたので、自由を求めて家出する。~家出令嬢の冒険譚?~  作者: 十目 イチ
大都市で新生活編

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第35話 意外な選択

 イスネリが我が家に来た翌日。


 私達は四人で朝食をとっていた。


 ワイバーンのイスネリも人間の私達と同じ物が食べれるので、安心した…。


「量は食べられますけども、何日も食べなくても生きていけますので、ご安心くださいませ」


 との事で、本気を出せばかなりの量を食べられるらしい。



 食事中、イスネリはクウネの方を向いて


「そういえば、昨日お風呂の時から気になっていたのですが、クウネちゃんの両腕はお怪我されていますの?」


「あ、これ?うん、こないだ怪我して、もう痛くないけど、アザが取れなくって」


 そう言ってクウネは両腕のアザを見せた。

 まだ薄紫色のアザが痛々しく残っている。


「ちょっと触ってみてもよろしくて?」


「うん、いいよ」



 イスネリは軽く右手でクウネのアザをそっと触り、目を瞑って、何か呟いた。


 すると、イスネリの触っている部分のアザがみるみると、無くなっていき、クウネの片腕は血色の良い肌色に戻った。


「えー!なんで?クウネの腕、治った!」


 クウネは治った部分を触りながら、驚きの声を上げた。


「良かったですの。わたくしは治癒の恩恵(スキル)もございまして、多少の怪我などであれば治す事ができますの」


 そう言っている間にもう片方の腕も治してしまった。



 それを見ていたアイシャが


「治癒のスキルですか。他にもスキルを授かっていたりするのですか?」


「ええ、他にもございますが、ここでは披露しにくい物もございますので、またおいおいという事で…」



 なんかちょっとはぐらかされた感じだけど、特に隠そうとはしていないみたいだし、また今度ゆっくり教えてもらおう。



 朝食を食べ終えた私達は、これからの予定について話し合う事にした。


「じゃあ、クウネの腕も治った事だし、今日はクエストを見に行こうと思うんだけど、どうかな?」


「賛成ーっ!クウネ、早くクエストしたい!」


「クエスト?皆様は冒険者でしたの?」


「うん。冒険者って言うか、この家の家賃も払わないといけないし、生活する為のお金を稼がないといけないから、してるって感じなんだけど。イスネリは別に無理して付いて来なくても大丈夫だよ」


「いけませんわ!そんなお客人扱いはダメですの!わたくしも一緒にクエストに出て、貢献しますの!」


「そうだよ。ラフィーネ。イスネリだけ仲間外れは可哀想だよ」


「クウネちゃん……」



 う……。何か私が悪いみたいに言われてしまった…。



 アイシャの方を見ると、アイシャは無言で頷き、イスネリに尋ねた。


「イスネリはその姿のままでも、戦闘は出来ますか?でないと、さすがにクエストに連れて行くのは難しいのですが」


「ええ、問題ございませんの。もちろんワイバーンの姿の時の方が強いと自覚しておりますが、このままの姿でも充分戦えますの」


「また知らない間にワイバーンに戻ったりとかしませんか?」


「あ、あれは本当に凄く疲れておりましたので…。め、滅多にあんな事はございませんので。ご、ご安心くださいですの」



 何かすごい動揺してるけど、大丈夫かな?


「よしっ!じゃあ、武器屋さんに寄ってからギルドに行こっか?イスネリの装備も要るし、クウネの手甲も出来てるかもしれないし」



 こうして私達はまず、武器屋に寄る事にした。



ー◇◇◇◇◇◇ー


 四人で武器屋に入るとカウンターにいたおじさんが私達に気付いて、声をかけてくれた。


「おおー、お嬢ちゃん達!頼まれてた奴、出来てるよ!」


「ホント?見せて!見せて!」


「クウネちゃんから言われた通りの仕上がりになったと思うんだけど…、どうかな?」


「おおー!可愛いっ!」


 おじさんはカウンターから手甲を出して、クウネに見せた。


 遠目にも目立つピンク色に塗装され、お花などのレリーフの入った確かに可愛いらしい手甲だった。


「可愛いね。良かったね、クウネ!」


「うん!これでいっぱい殴れるね!」



 相変わらず言ってる事は怖いんだけど…。

 気に入ったみたいで良かった。


「それとこれはラフィーネちゃんの三日月型ナイフだね。ちょっと大きめの奴も作ってみたから、試してみてよ」


「ええ、いいの?」


「ああ、もちろんだよ。こないだ、グレイベアの群れを倒しちゃったんだろ?」


「あれ?何で知ってるの?」


「そりゃ、噂になってるよ。冒険者成り立ての可愛い女の子のパーティーがグレイベアの群れを倒したってね」



 いやー、悪い気はしませんな。

 特に可愛い女の子っていう部分が。



 アイシャが隣で大きめの咳払いをした。


「いや、ははは。ありがとう。おじさん。大事に使わせてもらうね」



 さて、じゃあ次はイスネリの装備だけど…



「イスネリは武器とかはどうするの?」


「ええ、わたくしはこれにしようかと思いますの」


 そう言ってイスネリが指を差したのは、店の壁際に立て掛けられた、大きな槍だった。



 あれ?なんか意外……。


最後までお読みいただき、ありがとうございます!感謝感謝ですm(。≧Д≦。)m


ちょっとでも続きが気になるとか、面白いと思った方は是非、いいね、☆評価、ブックマークをお願いします!

ポチッとしてくれると凄く嬉しいです!!


作者のやる気がめちゃくちゃ上がります!

よろしくお願いします!m(_ _)m



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