表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

あとがき(最果ての彗星)

というわけであとがきです!

はー終わった終わった!

年下攻め、人×人外、年の差、まあまあ沢山詰めた~!!楽しかった!!

最初にネタ考えたのはいつだったか…2011年より前にあったPCに絵が入ってた。

人×人外が好きなんだけど、人外が人に成るのを見た事ないなーと思ったのが

きっかけだったかなー。あとはもう少しハッピーにしたかったのと…w(仏葬花)


今回は最初から最後まで一人のキャラの視点なので

彼女が相手の反応を誤解している場合もあります。

それが小説の面白さとも思ってる。

あと地の文でキャラがツッコミ入れてるのとかやりたかった。


というわけで読了前提でネタバレ全開の小ネタです。

すごく台無しになっているかもしれない。

本編に影響がなかったので出さなかった設定があるので大公開。






ルージュ>ミカドマリア・ルージェンレイト。

髪の色にあやかっての名前にした。

退色していって茶色になりかけだがそれでも普通より赤い。

好きになった奴は女がいるのにヤルし変な奴は変だし

好きじゃない奴からは告白されるという苦労主人公。

頭が良さそうに見えるが単に年の功だった。身長は155cm。

仲間は人に成るのを拒否したのでひとりで山を下りた。

「元の姿のルージュさんはどんな感じなんですか」

「ヤモリとトカゲとイモリの赤さみたいな感じ」「あっはい」

草食だったので肉や魚は抵抗がある。



ツバキ>ツバキ・コウシ。無理矢理漢字にするなら椿・公志。(ツバキが苗字)

年上には丁寧語で接する普通の人間。

学生生活を謳歌する為にはまず彼女!彼女欲しい!

で目に留まったのが新入社員のルージュだった。外面の良い彼女にまんまと騙される。

同年代と思ったら身体はそこそこ子供、中身はお婆ちゃん、しかも血縁関係ありの苦労人。

それでも選んだのはごく普通の家庭に育ったから。

一人っ子なので家に帰ってから親以外の誰かと話したかった。

喧嘩とか仲直りとか食べ物を分けるとかやってみたかった。

髪の色は黒に近い紺。この辺の人は赤地の黒とか茶色。

本編後はツバキ君と呼ばれている。



アキ>サインアキア・ペルジエ。

仕事もそれ以外も何もかも普通以上にこなせる。

でもそれだけの者。

趣味は特にない。運動神経は良いが動くのは別に好きじゃない。

人の友達も魔の者の友達も割とたくさんいる。

休日は携帯端末を見てボーッと過ごす。彼女はいない。


アキはカイトの頭の良さや善性を知っていた。

しかしそれを認めることが出来ない性格である。

一人でいるのが平気なのがむかつく。

確固たるものを持っているのがむかつく。

いつも何かやってるのがむかつく。

カイトが他者に興味がないのは、

他者は自分に無い発想を持っている、色々な世界を持っている、

過去の出来事の所為で拒否・否定する事柄があるかもしれない、

自分は固定概念に囚われて相手を見ているかもしれない。

他者は他者・自分は自分という、押し付けない・切り離すという

ある意味の優しさから来ているものである事を知っている。

そしてそれら全てが気に入らないのであった。

「よし諦めよう。他の方法は…」

「というかそれの何がいけない? どこがおかしい? そこ、笑うところ?」

「臭いのは当たり前。そんな当たり前のことを言わなくても」

んなもんわかってんだよむかつく。



リク>リクドコウ。海神の三男。

体が小さく、他の兄弟と毛色が違った愛らしい見た目だった。

そのため愛されて愛されて育った。

人の世界に出ても周りには優しく楽しい人が集まり、いじめや嫉妬や人同士の

陰湿な感情とは無縁なところで育った。

本人も楽しいことが好き、面倒で苦労な事はしたくない、ゆるくやってこうぜ、

みたいなほんわか系な精神を持つ。

人の世界に出たあとに人の女と結婚して子供が生まれた今は家を買ってそちらで住んでいる。


自分の嫌いなもの分析して、どこがどう嫌いか言ってくる次兄が嫌。

なぜそんな事をするのだろう?

なんで見るの? 嫌いなら見るなよ。意味わかんない。

いつもむすっとしてて物事は悲観的だし。だから変わってるって言われるんだよ。

元からヘンだけどさ。笑



母親(海神)>

どうしてあんな性格になったのかしら。

いつも物静かで聞き分けがいい子ではあるけど、何を考えているかわからない。

部屋に篭ってばかり。パソコンばかり本ばかりゲームばかり。

友達と外に遊びに行くとかして欲しい。

避けられているけど理由がさっぱりわからない。反抗期かしら。

ちょっと年齢がズレてるし意地になって仲直りするタイミングを逃してしまったのかしら。

そのうち収まるでしょう。それまでそっとしておけばいいわ。


夫はいる。しかし子供に興味はないし子育ても一切しない奴だった。

息子たちはあまり遊んだ思い出を持っていない。

これでも毎日帰宅しているけど、一緒に暮らしているという記憶しかない。

自分の趣味や楽しさをいまだに追いかけている。やる事はヤってる。



カイト>ヒルキカイリヒト。

どうして出て行かなかったか? 二人はあーだこーだ予想を言ってたけど正解は

「俺がこうなったのはあの人達の所為だから金を限界まで絞り取ってやろう」。

オタクから筋トレまで、一人でやれる事はなんでもやった。時間潰しの達人。

体を忘れていたことに直前に気付いた。同時に他のやり残した事も思い出した。

あれもこれも。後悔ではないけどやり忘れた事なんて普通に沢山あった。

あーもう面倒臭い。よし、もういい!





長ったらしい名前>魔の者に苗字という概念は無い。本人が通称を名乗る。

別にフルネームを知られたからといって呪殺されるとかはない。(呪う能力が無いから)



親戚>ツバキの祖父の親のきょうだいの子供の子供・・・くらいの遠さだけど血縁的には

しっかり繋がっている。

途中で親戚間での結婚もあったから混迷を極めている。

尚、その子は海に落ちた事故とされたがいじめによる自殺である。

十代前半、処女ではあるがパンツ脱がされて中身を複数人に観察された事がある。



魔の者にはそれぞれ一個能力がある>人に乗り移ったとき能力は失われるのが基本。

アキは未だに持っている。

基本、他者に影響を及ぼすものではなく自己の能力の拡張である(自バフ)。


ルージュ>どんな場所でも方角がわかる。

(曇りの日の方角、星の見えない夜、地下鉄とか窓のない室内でもまあわかる)

だからといって道に迷わないというわけではない。

行きたい方角に道があるわけではないしその道が真っ直ぐとは限らない。


カイト>自分の居る場所の高さ(海なら深さ)がわかる。(標高、海抜)


アキ>自分と物体の距離がわかる。あまりに遠くの物は大体だし、見えない物はわからない。


犬>自分の声を相手に届ける。画像もいける。

相手を知っていれば結構な距離まで送ることが出来る。

神属なので複数持ち。他者に影響を及ぼすことが出来る(伝えることが出来る)。






(生き残った者の証言)


「はあ・・・そうじゃないといいのだけれど」

「いつかやると思ってたというか、なんかそんな気しない?」

「自殺しそうな顔してたって言いたいわけ? どんな顔、それ。笑」


「そんな大変だったの?

だったら言えばいいのに。出て行くなりすれば良かったのに。

だって何も言わないんだもん・・・わからないよ。ねえ?」






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ