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アルトリウス家の使用人  作者: 夕影草 一葉
赤毛の将軍と月色の少女
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第一章 設定資料

後々、追加していきます。


 ◆ 登場人物 ◆


◇ルキウス・アルトリウス

 

 御年28になる、退役軍人。

 幅広の帽子と燃えるような赤毛が特徴の男性。


 若くして帝国軍を率いていた元将軍。高い戦闘能力と魔女から授かった知略で、瞬く間に大陸の覇権争いに台頭したが、後に退役。現在は帝国の首都である帝都から少し離れた田舎で隠居生活を送っている。

 軍役時代から顔が広く、他国の有権者などにも顔が効く。だがその一方で、帝国内の四大貴族からは煙たがられている。

 現役時代は赤毛の悪魔と恐れられていたが、実はニンジンが嫌い。

 

◇マリー

 

 両親と共に旅を続けてきた魔族の少女。

 こめかみから伸びる黒巻角と、月色の髪の毛が特徴。


 人間との戦いを続けてきた魔族の生き残り。帝都で両親の帰りを待ち続けていた所を、憲兵団に確保される。現在はルキウスに買い取られ、自由の身となっている。

 料理や炊事は苦手だが、重い荷物や長い距離の移動は旅の中で慣れている。しかし旅の途中で生まれたために、正確な年齢は不明。

 土いじりや、体を動かす事が好き。

 


◇リフィア・リーフレット


 下級貴族の娘として教育を受けた少女。

 貴族らしい強気な態度と、たまに見せる少女らしい素顔が特徴。


 元々は茶葉を生産する下級貴族の娘として生まれ、順風満帆な人生を送っていた。しかし父親が領土問題で莫大な負債を抱え、貴族としての地位と権利を失った。残ったリフィアは奴隷として売りに出され、ルキウスに買い取られることに。

 花嫁修業として家事全般は会得しており、アルトリウス家の食糧事情は彼女が握っている。そのため怒らせるとニンジンの多い食事となる。



◇サラディン


 帝国の首都である帝都を守る憲兵団の女性。 

 冷たく怜悧な美しさと雰囲気を纏った女流剣士。

 

 マリーを発見し、保護した本人でもある。その時、マリーの持っていた帽子からルキウスの元へ現れる。

 無表情に見えるのは、あえて表情を押し殺しているため。感情的に仕事をしていては、憲兵団は務まらないと考えている。

 しかし、その冷徹な彼女の美貌を目当てに、わざと事を起こす不届き者も多い。


 

◇レンドル・ヴァン・ダールトン


 帝国を支える四つの柱である四大貴族のひとり。

 ふくよかで柔らかな物腰とは一転、陰では異種族を食す異常者。


 莫大な富と権力で帝国を支える、四大貴族の一角。魔族の角を摂取すると時が戻るという迷信を信じ、マリーの落札に乗り出した。

 結果的にはルキウスに競り負けたが、それはあくまで憲兵団の目を気にしてのこと。財力で言えば、将軍であったルキウスの数十倍の資産を持っている。



 

 ◆ 地名 ◆


◇帝国


 いくつもの国々が戦火を上げる大陸で、覇を唱えるために台頭した軍事大国。帝王スタリオンを始めとした富豪の出資による、財力に物を言わせた技術革新によって他国を圧倒。兵器技術で言えば他国の追随を許さない。

 技術レベルの高い兵器を纏った、規律の取れた軍隊は大陸最強と呼ばれ、瞬く間に無敗神話を打ち立てた。



◇王国

 

 長年大陸の大部分を支配下に置いてきた、歴史の長い魔法大国。

 目下、帝国と対抗しうる国は、この王国と公国の二カ国だけだと言われている。


◇公国


 王国や帝国に属さない、海沿いの大小様々な国が連合として参加する連合公国の通称。

 国から選出された王と呼ばれる人々が、公国の行方を定める、民主主義を主とする。

 強力な海軍を有しており、王国はおろか帝国ですら容易に攻め入ることは出来ない。

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