用語:シレジア関連
シレジア王国の貴族
シレジア王国の特権階級層。王族だけが持つ大公と11ある公爵家を筆頭に、侯爵、伯爵、子爵、男爵、騎士の序列がなされている。
国王派
現国王フランツ・シレジアとその後継者王女エミリア・シレジアを支持する貴族の総称。王女派とも呼ばれる。クラクフスキ公爵、ローゼンシュトック公爵、タルノフスキ伯爵、ランドフスキ男爵、グルシュカ男爵が国王派である。
大公派
現国王フランツの弟、王国宰相カロル・シレジア大公を指示する貴族の総称。11ある公爵家の内、6家が大公派である。
シレジア王国の中央省庁
宰相府、内務省、外務省、財務省、軍務省、法務省、教育省、宮内省、社会省、産業省からなり、各省のトップは尚書と呼ばれる。
王立士官学校
シレジア王国唯一の士官学校。10歳から入学可能で年齢に上限はなく、貴族も平民も関係なく、単純な体力試験と筆記試験があるのみ。通常は5年で卒業。2年次に剣兵科、弓兵科、騎兵科、魔術兵科、魔術研究科、医務科、戦術研究科、輜重兵科、警務科、諜報科を選択する。第123期卒業生は125名。
王国軍総合作戦本部
シレジア王国軍の軍令を司る機関。総合作戦本部長は、事実上軍部の長にあたり、次長は軍部第3席にあたる(次席は王国軍総司令官)。
エミリア・シレジアが高等参事官として所属していた。
軍務省魔術研究局
戦争で利用する魔術の改良及び新魔術の発明を行っている部局。通称「魔研」現在は中級魔術の詠唱省略化による速射性の上昇、新魔術の開発を目指している。
イリア・ランドフスカが研究員として所属。
王国宰相府国家警務局
軍内部の規律違反行為の取締及び、通常の警察業務である市井の治安維持や犯罪捜査を行う機関。いわゆる国家憲兵。宰相府が一般警察業務の指揮権を持つが、構成員は全て軍人であるため人事権は軍務省が握っている。
他国においても名前は違えど同じような制度の治安組織がある。
ヘンリク・ミハウ・ローゼンシュトックが警務兵として所属。
内務省治安警察局
シレジア唯一の政治警察。
クラクフスキ公爵領総督府統計局
ユゼフ・ワレサ発案の、エミリア王女派独自の対外秘密諜報組織。表向きはクラクフスキ公爵領内のあらゆる情報を纏める組織である。トップは局長だが、諜報活動は特別参与が指揮する。