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登場人物:オストマルク帝国

順不同

 フェルディナント・ヴェンツェル・アルノルト・フォン・ロマノフ=ヘルメスベルガー


 オストマルク帝国皇帝。

 637年の内務省と資源省の不正問題に対して遺憾の意を表明し、調査委員会設立の勅命を出した。




 コンシリア男爵


 元帝国内務大臣補佐官。637年時点では宮内大臣政務官を勤めている。内務大臣ホフシュテッター伯爵の遠戚にあたる。皇帝に近い地位を利用して、ホフシュテッターの意向を皇帝に自然な形で伝えていた。

 好きな飲み物は赤ワイン。




 ウェルダー子爵


 帝国資源省事務次官を経て政務官へと昇進した貴族。内務大臣ホフシュテッター伯爵の遠戚にあたる。その血の繋がりを生かして内務省と癒着、資源を横流ししていた。だが、外務省調査局の独自調査によってそれが発覚し非難を浴びる。

 好きな飲み物は白ワイン。




 ニコラス・フォン・カーク / ローマン・フォン・リンツ


 帝国軍の士官にして外務省調査局の長。ローマン・フォン・リンツが本名で、ニコラス・フォン・カークは調査局の人間として動くときに使う偽名。軍事的才幹と外交能力、そして政略手腕が非常に高い人物である。ラスキノ独立戦争時の階級は准将、終戦後少将に昇進。また階位も子爵から伯爵となり、さらには調査局長を兼任しながら外務大臣政務官の地位に着いた。

 637年、内務省と資源省の不正を暴き、多くの政敵を追い落とすことに成功している。新たに設置される情報省大臣の筆頭候補。




 レオポルド・ヨアヒム・フォン・クーデンホーフ侯爵


 帝国外務大臣。シレジア=オストマルク同盟を画策していた。ローマン・フォン・リンツの上司でもある。春戦争において、シレジア寄りの声明を発表することをユゼフ・ワレサとの密談で決定した。





 ベルンハルト・レクサ・フォン・フォックス子爵


 在シレジア王国オストマルク帝国大使館特命全権大使。エミリア王女派貴族と協力し、大公派貴族を欺くことに成功する。




 リゼル・エリザーベト・フォン・グリルパルツァー


 グリルパルツァー商会社長の次女にして、ラスドワフ・ノヴァクの婚約者。商才はあるがそれ以上にラデックに対する愛があり、ユゼフに対してそれを隠そうともしない恋する乙女である。

 637年の春戦争においてユゼフに協力し東大陸帝国軍の情報を売る。またフィーネ・フォン・リンツから戦況を逐一聞いてシレジアと東大陸帝国の国債を売買しかなりの利益を上げた。




 ジン・ベルクソン


 シレジア系の貧民。クロスノ総督府を襲撃した通称「ベルクソン事件」の犯人。民衆煽動罪で内務省高等警察局に拘束され、拷問を受ける。

 その襲撃は高等警察局から依頼された狂言だったのだが、予定にない拷問を受けて半ば廃人となったところでユゼフらに救出された。その後は外務省の調査に積極的に協力して、内務省と資源省の不正を暴くことに貢献した。

 事件終息後、刑事的な訴追を免れ外務省に就職。シレジア王国領クラクフの帝国領事館二等書記官としてユゼフと情報交換を行っている。




 エドムント・フォン・ジェンドリン


 男爵。外務省の審議官で、ベルクソン事件調査隊の長に選ばれた。




 シモン・フリッツ・フォン・ホフシュテッター


 伯爵にして内務大臣。資源省と共謀して資源を貴族に横流しし、シレジア再分割論を煽っていた。だが637年に外務省の調査によってそれが判明すると一気に信用を失った。

 妻が1人、愛人が2人、子供が3人、非嫡出子が4人、爵位を持つ親戚が5家いる。




 アーノンクール男爵


 ホフシュテッター伯爵の親戚。地方都市の領主。




 ベーム伯爵


 ホフシュテッター伯爵の親戚。伯爵領の領主。




 ボダンツキー子爵


 ホフシュテッター伯爵の親戚。高級官僚。




 アンダ・ヤノーシュ


 ヴォルガ系の貧民。アンダが姓、ヤノーシュが名である。ユゼフらと協力して基地に侵入、ジン・ベルクソンの捜索にあたった。

 事件が一段落した後、フィーネから報酬として銀貨5枚と仕事と家を与えられる。


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