Lv7:ユキちゃん成長ちゃん
遂にPV1万を突破して喜んでいる作者です
次は2万を目標ですw
今回はすこし短いですが12時合わしました。
では、どうぞ
新しい防具をゲットし俺は、あのあと、サイさんに林檎らしき果実と敵を倒して手に入った肉を渡した。
ご飯も食べたのでその代として渡したら歓迎された。
リューさんとも、ドロップアイテムを売った。
熊の皮やトカゲの鱗、牙を売った。
それなりに値段が付いたので嬉しかった。
あと、移動途中に石を拾って来て欲しいと言われた。
なんでも、石の中に鉱石や宝石があるらしく、磨けば何かがわかるらしい。
リューさんに今度はアクセサリーでも作ってもらおう。
俺はウキウキ気分でサイさんの店を出た。
路地から出てくると一斉に視線が集まった。
なにか変なことでも、しただろうかと不安になったが、装備をフルで身につけているので、それだろうと思った。
また、ユキが胸ポケットから顔を出しているので、それもあるかもしれない。
露店通りを抜けて、もう一度林を目指す。
途中の店でちっちゃい娘が露店を出していて、気になって見たら、すごく安い回復薬、ポーションが売っていたので、10個ほど買った。
初心者ポーションじゃないから、すごいなと思って聞いてみると、どうやらお姉さんが生産しているようで、その子は売り子らしい。
よかったら今度、お姉さんに薬草でも売ってあげよう。
林につくと、昨日より多くの人が狩りをしていた。
ここ今になれば主流らしい。
まぁ、パーティーでの主流であって、ソロとなるとまだ、早いだろう。
俺は隠蔽を使って隠れて動き、敵の背後から弓と魔法で切りつけて倒す。
たまには木の上からツインソードで奇襲ごっこもする。
忍者ってのもできるかもしれない。
いろいろやってみたいことが出てきて楽しんでいると、隠蔽が10レベになったので、魔法で、『闇』を取った。
これは属性スキルで、闇の攻撃ができるものだった。
また、風だと風が操れるので、闇だと、影や闇を操れそうだ。
自分の隠蔽に重ねてやれば、忍者ができるかもしれない、と希望をもって取った。
そのあともしばらく戦闘をしていると、ユキがぐずりだした。
俺は近くにあった気に上がると、枝に座った。
今回は枝にお尻を乗せて足をぶらつかせている。
ユキをなでているが、なかなか機嫌が良くならない。
なんか赤ちゃんみたいだな、と思ったが、狐の赤ちゃんなので間違ってはいまい。
しばらく、撫でているが、それでもまだ、グズグズしている。
俺が困っていると、ユキがいきなり、服の中に入ってきた。
何事かと見ていると、胸を舐めてきた。
くすぐったくて、止めようとしたが、そこでふと気がついた。
もしかして、お乳が欲しいんじゃないかと。
ユキは赤ちゃんなのでやはり、メインのご飯それだろう。
でも、どうしたらいいのか、俺はもちろん出ない。男だし。
ユキはでないとわかったのか、舐めるのをやめて出てくる。
俺はとりあえず、町に行って、牛乳を探すことにした。
牛乳とかミルクとかがあればいいだろうと思ったのだ。
木から降りて移動しようとしたところで、後ろから何かに突撃された。
何かと振り向けば、狐のお母さんだった。
ユキと同じ白色ですごくこっちを見ている。
俺はユキを手に近ずくと、ユキから向こうに行った。
しばらく見ていると、どうやらお乳をもらっているようだ。
微笑ましく見ながら、やはり、お母さんと離すのは可哀想かと思っていた。
ちょっとすると、飲むのをやめてユキはお母さんとじゃれていた。
しばらくして、『くぅぅん』と鳴くとお母さんも『くぅぅん』と鳴いた。
そして、ユキがこっちにやってきた。
『わぉおおおん』
どうやらお別れなようで、お母さんは犬のように遠吠えをして走り去った。
ユキを撫でていると、ユキの名前が変わって大きくなった。
『チルドホワイトフォックス』
赤ちゃんから子供に成長したようだ。
よく見ると、ユキのレベルが10になっていた。
一緒に居るだけでも成長するようで、スキンシップがよかったのだろう。
これからも仲良くしてよ、と言って撫でると目を細めて顔を寄せてくる。
ユキは俺の子だ。そんな気がした。
そのあとも、林で狩りをしていた。たまに薬草や石がアイテムとして発見できた。
石も発見スキルを使えば、採れるものとそうでないものがわかる。
採れる石でも、ただの石もあるようなので、効率は悪い気がするが、なにもないところからゲットできるようなものなので気にしない。
ちゃんとした採掘場に行けば、いっぱい採れるだろうが、そこまで行くのにはまだ、時間がかかりそうだ。
時刻は夕方になった。あの後もずっと狩りをしていたので、林だと、ソロでも普通に正面から戦って倒せるようになった。
これはちょっとだけ、無理をして、森に行ってみるのもいいかもしれない。
森に向かって、木から木へ飛んでいく。
たまに風を使って体を持ち上げていつも以上に飛んだりしてみて、遊ぶ。
森は林と違って、傾斜があり、山になっているところだ。
森に入ると、視界がこれまた悪く、鬱蒼としている。
しかし、クマとかモンスターが居れば、そこの木や草が動くのでわかりやすい。
しばらく森の中を移動する。木から木もなんとかなるので、敵には見つかりにくいだろう。
次の木に移動したところで、前方に熊がいるのがわかった。
熊は基本的に単独行動をしているので、狩りやすい。
まず、弓を引いて、後頭部に一発入れる。弓を撃ってすぐに風の魔法、ウィンドカッターを左足にぶつける。
両方命中して、熊が叫ぶ。
俺は立て続けに弓を放つ。
そう言えばオリジナルをあんまり使ってなかったので、ここで弓に闇の属性を付加で付けて、闇系のアーツを発動させる。
考えたアーツは弓矢が複数に分裂するように見えて実は偽物というものだ。
俺はすでに熊に見つかったのを利用してそれを放つ。
熊は咄嗟に左手で弓矢を防ぐが偽物だ、しかし、闇属性は本物なので左手が麻痺する。
そして本物の闇矢は頭上に上がっており、頭目掛けて落ちてくる。
熊は避けることもできず、直撃した。弓矢には闇属性があったので、バットステータスの麻痺が全身を襲う。
その間に、ツインソードに変えて攻撃する。
ツインソードにも付加で闇を付ける。
ツインソードで切りつける事にバットステータスや普通に攻撃した時のダメージプラス闇のダメージが入るので直ぐに終わった。
そのあとも、鹿や猪を不意打ちの先制で倒していく。
森にはいろんな植物があるので、アイテムになる。
薬草っぽいアイテムもあり、もしかしたら手順を踏めば、薬草になり、ポーションとかになりそうだ。
ただの草だって、乾燥させたりいろいろさせたりするとアイテムになるのだ。
ほかにも、木の上にいるからゲットできるのか分からないが、樹の実も採れる。
あと、熊が通った後ろに木が倒されていて、木材がゲット出来た。
どうやら打撃系の武器で木を切れるようだ。
木によっても性質が違うと思うので、あとで、誰かに売ろう。
しばらくしていると夜になった、今日は帰ろう。
帰り道の狩りを隠蔽&暗視で暗殺系の戦い方で終わらせ、街に戻った。
読んで下さり有難うございます
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