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その11 リエスディア、浮いた噂。

私はラース様が好きなのに

なんで、熱愛報道がでるんですか?


「リエスディア王女殿下、エルデアス皇子殿下と熱愛報道がありますが。」

報道記者が言った。

エルデアス皇子は断ったはずです。

「高等剣士のルケシウス・カザフさんじゃなかったっけ?」

現場は混乱しているようです。

ルケシウス君はクリスディアちゃんの

彼氏じゃないですか。

「ナルフィーラ殿下だろう。」

ナルフィーラ殿下まで出ました。

それはハセルリアちゃんがこの間

婚約会見したじゃないですか。

「なにが言いたいんですか?」

私は言った。

久しぶりに戦場から帰ってきたとたんこれですよ。

それに私はまだ、38才です、あと17年は

結婚しません。

ラース様を狙ってるんです。


妹のリツメイヤが20才になったので

ヌーツ帝国に花嫁修行に行くことになりました。

まあ、嫁入りなんです、ほとんど、

ヌーツ側の

ファルディアス皇太子が

もう限界で

リツメイヤが他の男にとられたら

どうしようかともんもんとしてるそうです。


可能性ありますね。

リツメイヤはあえて

か弱く教育したので。

いざとなったら

身を守れません。

グーレラーシャ人以外の

一般人でも少し強ければ

不味いレベルなんです。


だから、警護官は常に三人はついてるし。


まるっきり節おばさまの言うお姫様なんです。


逆に末の妹のリツデイナはたくましく育ちましたけど。


よって、嫁入り?する妹を送りに来たのに

なんで私の熱愛報道がでるんですか?


「ああ、思い出した、ラース様とどうなってるんですか?」

記者が言った。

「ラース様ですか?」

ここでラブラブって言ったら早くお嫁にしてくれるでしょうか?

無理でしょうね。

「....なんともなってませんよ。」

悲しくなってきました。

「やっぱり、若い方ですよね。」

記者が言った。

「ラース様は素敵です、かっこいいです、若いかたよりずーと。」

私はうっとりした。


「リディ、やめろ、恥ずかしい。」

ラース様が来ました。

「ラース様。」

ああ、なんて素敵なんでしょう。

「ラース様、リエスディア王女殿下のことをどう思ってますか?」

記者が聞いた。

「どう思ってるもなにもリディとオレはいくつ違うと思ってるんだ。」

ラース様が言った。

「ラース様好きなんです。」

私は報道陣の前で言った。

もう、隠しません。


ファルディアス皇太子に抱き上げられた。

リツメイヤみたいに幸せになるんです。


「おい、リディ、オレはお前の何倍も生きてるじじいだぞ、気の迷いだ、若い奴をつかまえろ。」

ラース様に頭を撫でられました。

ラース様は困った顔をしています。

「諦めません、お父様の子供ですから。」

私は微笑んだ。


お父様がお母様を諦めなかったように

私もラース様のことを諦めません。

おもいつづけてみせます。

乙女の一念を甘くみないでください。

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