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女王陛下(多分)と異世界人(確定)  作者: 阿野根の作者
律、グーレラーシャで新婚生活する。
72/103

その18 律、地球菓子職人の結婚祝いを準備する。

知ちゃんが結婚するんだって。

神無月さんと結婚するんだって。

どんな、結婚祝いにしようかな♪


「知ちゃんはクロカンブッシュつくってくれたんだよね♪」

後で確認したら代金の請求なかったんだって。

あんなに大きいクロカンブッシュだったのに。

散財させてごめんね。

でも、ありがとう♪

美味しかったよ。

羊羹もシュークリームも。


「やっぱり、和服かな♪」

日本人なんだもんね。

白無垢とか

色打ち掛けきたいよね♪


本人に確認しようかな♪


『結婚祝いくれるの?ありがとう♪』

通信機の向こうで知ちゃんが笑ってる。

「なにがいい?白無垢とか色打ち掛けレンタルしようか?」

知ちゃん美人だから似合うよね。

『それより、端末がほしい、翔お兄ちゃんとたちと通信したい。』

知ちゃんが言った。

そうか、知ちゃんお兄さんと話したいよね。

「うん、それはソウトントンが何とかしてくれるよ。」

異世界トリップ者、召喚者は空間難民に準じたよね。

知ちゃんも異世界トリップ者、召喚者扱いでいくってソウトントンが言ってたし。

『通信費は律ちゃんに渡していいかな?』

知ちゃんが言った。

「知ちゃんの名義の空間難民援助金で賄えると思うよ、そんなに高くないし。』

私は言った。

なんか、ソウトントン太っ腹だな。

『えー?パーウェーナ世界に落ちてきたのに?』

知ちゃんが言った。

「うん、でも、お兄さんがいるし明正和次元で面倒みるっていってたよ。」

私は言った。

『そうなの、ありがたいわ。』

知ちゃんが言った。


ただより高いものはないって言うの今おもいだしたけど黙ってよ。


『じゃあ、時空保管庫がほしいな。』

知ちゃんが言った。

そうか、向こうで見てきたんだ。

「うん、いいよ、業務用注文しとくね。」

私は言った。

『家庭用でいいのに。』

知ちゃんは遠慮深く言った。

「仕事で使うんでしょう?ガラスケースバージョンがいいかな?」

私は言った。

『ええ?普通のでいいよ、ところで陛下は?』

知ちゃんが言った。


ウェティウス様ね。

今、閉め出してるんだよね。


知ちゃんとゆっくりお話したいからって。


「律~。」

隣の部屋いるんだけど。

ソロソロ限界かな?


「知ちゃん、ごめんね、ウェティウス様限界っぽいからいれるね。」

私は言った。

ウェティウス様、ぼっとかして私が先にいなくなったらどうするのさ。

義祖父ちゃんみたいに我慢できるのかな?


再婚してもいいよ。

無理だろうな。


義祖父ちゃんもしてないし。


私は大型通信機から離れて扉をあけた。


「律~!!」

私は一気に抱き上げられた。

いつもより抱き込みが強い。


ああ、この大型ワンコ。

グーレラーシャの獅子じゃなくて。

グーレラーシャの大型ワンコって

二つ名改名すれば?


『激しいわねー。』

あきれたように知ちゃんに言われた。


ウェティウス様は私にキスしまくっている。


あのさ、大型ワンコならさ。

ちゃんとまてが出来るようになってくださいよ。

夫を大型ワンコ扱いしたくないけどさ。

手をつないでのデート憧れてるんだけどね。

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