ヴァネッサ①
22時過ぎ、俺は電気を消しベットで横になった。
シスターのために強くなるって決めたけど、窓の説明文ではブラジャーを身につけないと強くならない感じだ。
あれからもう一回試してみたけど、やっぱり自分には出せなかった。
男がだめなのか俺自身がだめなのか……。
新スキルの『沈降』は戦う感じのスキルではなかった。
どっちかといえば、俺自身が強くなったり、強い攻撃系のスキルとかを覚えたいけどなー。
まあとにかく、たくさんのおっぱいを触って早いとこ能力を成長させなくちゃな。
そういえば、さっきシスターに、「明日はこの子にブラジャーを出してあげて」と言われたけど、この調子でみんな出せば合計で5ポイントか。
なら4日後には上限回数も上がって『隆起』も使えるようになってる。
このスキルでシスターはどれだけ強くなるのか……。
今は……それが一番の楽しみ……だ……。
重くなったまぶたを閉じると、すぐ眠りについた。
「ふわーよく寝たー。おはよシスター」
「おはよ、カイト」
大部屋には既に全員が揃っていた。
昨日のことは既にシスターがみんなに報告していたので、俺はみんなに祝福された。
今日も昨日に続いて主人公みたいな感じだな。
6人で食卓を囲み朝食をいただく。
今日は色とりどりの野菜にハム、チーズを挟んだブレッド。
もちろんむちゃくちゃ美味かった。
食べ終わるとシスターは足早に聖堂に向かった。
窓を覗くと馬車が6台も見えた。
ほえ~。今日はいつにもまして多いな~。
シスターがアタフタする理由もわかる。
来訪者が多い時、シスターは個人相談をお昼前にも行う。
今日は夜までシスターは大忙しか。
メイドたちもシスターに遅れまいと部屋を出ていく。
ゆっくりと食事を済ませた俺は、食器を片付け部屋に戻った。
魔法の勉強を始めて1時間くらい経った頃、扉がノックされる。
「カイト、入るよ」
「あれ? 朝の準備はもう済んだの?」
「ええ、もう大丈夫よ」
真っ白な長い髪を後ろで1つ結びしたメイド、ヴァネッサは俺のベットに腰かける。
「昨日の約束をお願いしたくて……」
そわそわとしながら言うヴァネッサ。
そういや昨日、シスターはブラジャーを着けたまま2時間くらいメイド達とはしゃいでいたな。
……なるほどね。夜の予定だったけど早く着けたいのか。
「わかった、いいよ。……それじゃあえっと……どうやって出すのかはもうシスターから聞いてるの?」
ブラジャーを出すにはおっぱいを触る必要がある。
しかも念入りに。
「もちろん。私は大丈夫よ」
「そうか……ならよかった」
……おっぱいに触れるというのは、ある意味ご褒美みたいな展開だけども、初手でおっぱいを触らせてくれなんてなかなか言えるものじゃない。
たぶん、今後もこれを理解させるのが一番の壁なんだろうな……。
ヴァネッサは手際よく服を脱ぎ始めた。
上半身がおっぱいを隠す布だけになると、今度はその布をゆっくりと外していく。
……………………お、おっぱいだ……。
やっぱりおっぱいは偉大かもしれない。
見てるだけでこう、体の内側から魂がうごめき解き放たれる感じだ。
何を言ってるのか自分でもよくわからないが、とりあえずこれがハイってやつなのかもしれない。
俺は興奮気味に目を見開いておっぱいを見た。
近いうち俺はデッサンに目覚めるかもしれない。
残したいよ、この光景……。
ヴァネッサの身体はシスターよりも全体的に少し小柄で、おっぱいも少し控えめだった。
そして、ヴァネッサは他のメイドやシスターとは違い雪国で育った。
その地方に住む者はみんな肌が白く、目の前のヴァネッサはより透き通るような白さをしていた。
夏場の半袖姿でヴァネッサの肌白さは知ってたつもりだけど、裸で見るとより白く見えるな……。
それに……か、可愛い……。
ヴァネッサがもう既に可愛すぎるし、その恥ずかしそうな仕草も可愛すぎる……!
可愛さに可愛さを掛けたらもはや芸術だよほんとに。
絵を習うか……。
「ではお願いします……」
「絵を……?」
「え……?」
あ、いや何でもない!
おいばか! 妄想と現実を混ぜるな俺! 集中だ集中!
「じゃ、じゃあ触るよ……?」
ヴァネッサは、白いほっぺがピンク色に染まる顔でこくりと頷く。
俺はごくっと唾を飲み込み両手を前に出した。
俺の両手が、ヴァネッサのおっぱいに触れる。
「ひゃあっ……!」
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