第六回・岳集落
「はい。今回は『岳集落』についてです……」
「それでは……ラジオの開演です……」
第六回・
「はい。という訳で……始まりました。『シロぺん都市伝説ライブ』。それでは……始めましょう!」
元気よく言うが……私の手を握るから何とも言えない……
「前回は耐えました……うん。耐えました……」
震えながら言われても……可愛い……!
「では、シロクロさん。今日の都市伝説とお品書きをお願いします!」
そう言ってシロクロは黒板を取り出して
「よっと。ある有名なゲーム。日本では放送禁止になるまでに。そんなゲームをモデルにした集落……という訳で、今回は
『岳集落』です!。お品書きは……!」
『お品書き
テーマ・『岳集落』
流れ
・『岳集落』とは?
・あの有名な奴ゲームも……?
・感想会』
「と、こんな感じですね」
あれ、今回はいつも以上に短いが……
「まぁ、今回は『岳集落』を中心にですね……」
黒板を置いていて
「じゃ、怖い系……では無いのですのね?」
シロクロは微笑むだけで
「さて、ざっくりと行きますよ!」
そう言って黒板を置いた。ペンギンさん……涙目だからやめてあげて……
「と、先ずは……入る前に少しだけ不思議体験の話を……」
そう言って描き始めていた
「とあるYouTubeの動画配信での出来事です。名前は出しませんが……かなり有名な人達です
その人達は『岳集落』へと動画を撮っていました。途中までは順調に撮影が進んでいましたが……二組二手に分かれた相方が突然と姿を消しました……
勿論もう一人は冷静だけど焦りで探すが何処を探しても居ません。なので、他のメンバーに連絡を取って伝えると合流する事に
出来事の説明をしつつ、ひょっとしたら戻ってるのでは……と、車の方へと向かうが……
そこには誰も居ません。メンバー達は焦りますが……やがて、1つの明かりが降りてくるのが見えました
そうです。消えた相方だったのです。安心して事情を聞くと……
相方も同じような事を言う……」
天野さんが私を抱き締めてきた。完全に震えてる……
「さて、これが不思議体験ですが……動画内でも色々と検証したり、やらせ……とか、言われてますが……結局の所は真相は不明です。私が見た時は本当にビビりましたね……」
そう言って黒板を置いて
「と、『岳集落』は不思議な事が起きる場所です。さて……では、『岳集落』とは……ですが……
埼玉県秩父市にかつて存在していたと言われる村で、あの、ホラーゲーム『SIREN』のモデルである『羽生蛇村』がモデルに」
黒板でイコールの印をつけていた
あのホラーゲームのか……確かに怖いけど……
「とまぁ……こんな感じかな?。じゃ、深堀します」
そう言って黒板に書いていく
「何故、この村が廃村になったかと言うと……その前に。少しだけ
この村には地蔵や鳥居があり……地蔵に関しては後で。清潔にしてあるらしくて……一応している方は居られるかと……」
意外……でも、そうなると……確かに居るのかな?
「と、余談は置いておいて。本題に。
2013年に自殺目的の放火が有りました。その自殺目的の放火の規模は少々の規模で、その自殺目的の人は生きていて逮捕されてます
で、地蔵を飛ばした理由ですが……地蔵が盗まれるということもありました。その村での言い伝えでは、『災い』が起こると言われていて、この自殺目的の放火も災いなのではと言われてます」
初っ端から……天野さん……さらに震えてますよ……
「で、ここまでは廃村になった後の話です。ここから廃村になった理由ですが……
かつては家は10戸もあり、44人の住む村でした。その村である日、一家惨殺事件が起こり、幽霊目撃も多い為にかなり高い説……ですが、その証拠は無いために……信憑性の高い説となってます
で、ここで……
前の回に話した『神隠し』もこの村ではあったのでは?と、されています」
うへぇ……これは……
「まぁ、他にも心霊現象も多数あり、かなり話題の心霊スポットになっています」
黒板を横に置くと
「例えば……さっきみたいな事?」
シロクロは頷いていて
「ですね。心霊スポットとなる原因が……事故や殺人とか死者の出た話や……逸話や伝承とかでも……これは私の思い込みですが……」
そう言って黒板に『廃村』と書いて置くと
「じゃ、ほんの一部ですが……『廃村』を。そして……あえて外しますので何でとか思わずに聞いてください」
そう言って書いていく
あえて……?
「さて、1つ目
『地蔵平集落』。この村は有名なスポットらしく、200世帯もの家や学校……施設があったと。原因は林業が下火による原因です
2つ目
『湯ヶ滝廃集落』。ここは狩猟や炭焼き等で生活。次第に需要が無くなり廃村に。現在は1件残すのみとなっています
3つ目
『足尾銅山鉱員社宅廃墟群』。銅山鉱の社宅で現在でも残ってるらしい。そして住まいなので……アパートみたいに数件と家がある感じですね。ただ、そう言った事件事故は無く、雰囲気だけが恐怖があるような感じです
と、こんな感じで紹介しました」
あれ……そういえば……
「と、ここからは有名ゲーム『SIREN』についてですね
この村は有名なゲーム『SIREN』の村、『羽生蛇村』のモデルとなったのが『岳集落』です
雰囲気と言い……本当に『SIREN』ですね……」
逸らしやがった……
と、モデルか……
「やはり……雰囲気とかですね……写真で見る限り怖い雰囲気ですし……夜とか更に……」
おっ、今回は天野さんは気絶しなかった……
「ですよね。『SIREN』のゲームはしてませんが実況とか見てると本当に……ですよね。と、ゲームの話になりそうなので……感想会へ」
そう言って黒板を端に置いていて
「やはり……最初に紹介した消える奴ですね……どうしてそうなるのか……怖いです……」
うーん……
「私も同じかな……不思議な事もあるのね……」
シロクロは頷いていて
「だね。とまぁ、今回は『岳集落』について。では、お知らせと
このラジオの更新日程が決まりました。毎日は大変なのと、現在更新してるVRがある為に……週に1回か2回の予定です。では……天野さん」
天野さんは頷くと
「では……
今回取り扱った『岳集落』は飽くまで私達の中での感想です。後、このラジオは様々な都市伝説を取り扱っていきますので……ひょっとしたら、知らない都市伝説も出てくるかと思います。それ等も含めて……飽くまで自己責任でお願いします。それでは……今回はここまで。最後までありがとうございます!。最後に……」
黒板を取り出して
「次の話はあえて外しました廃村……『犬鳴村』についてです。それでは……」
黒板を真ん中に置くと
「「「おつぺんぎん!!!」」」
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今回の都市伝説
『岳集落』
……1度入れば神隠し似合う可能性が……果たして戻れるのか……
危険度
4?
・『岳集落』は『SIREN』のモデルとなった村ですが……不思議な現象がある為に行くのはお勧めしません……
「はい。『岳集落』でした」
「『SIREN』のモデルで……前々から知っていたのでやはり出したくなりました……」
「それでは今回はここまで。次のラジオまで……またね?」