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都市伝説ライブラジオ〜『シロぺん都市伝説ライブ』〜  作者: Naikuro@シロnaisiro@クロ
怪物・妖怪・生物編

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第十七回・リョウメンスクナ

「はい。今回は少しだけ注意です……」


「それではラジオの開演です」

「はい。という訳で……始まりました。『シロぺん都市伝説ライブ』。それでは……始めましょう!」


さて、いつも通りに天野さんと手を繋いでる


「それでは、シロクロさん。今日の都市伝説とお品書きをお願いします!」


そう言うとシロクロは頷いて黒板を取り出して


「よいしょっと。今回は少しだけ注意です。何かとは言いません。ただ注意です。人によってはですので


注意しました!。それでは今回は……


『リョウメンスクナ』です!。お品書きは……!」


『お品書き


テーマ・『リョウメンスクナ』


流れ


・『リョウメンスクナ』とは?


・『リョウメンスクナ』等


・感想会』


「今回はこんな感じの流れで進みます!と……さて、早速行きますよ!」


そう言って黒板を取り出していた。あんなに注意するて……


「では、初めに……


『六十五年 飛騨國有一人 曰宿儺 其爲人 壹體有兩面 面各相背 頂合無項 各有手足 其有膝而無膕踵 力多以輕捷 左右佩劒 四手並用弓矢 是以 不随皇命 掠略人民爲樂 於是 遣和珥臣祖難波根子武振熊而誅之

』です」


私と天野さんは目を丸くして困惑していた


「分かってますから……では、翻訳したのを……


『六十五年、飛騨国にひとりの人がいた。宿儺という。一つの胴体に二つの顔があり、それぞれ反対側を向いていた。頭頂は合してうなじがなく、胴体のそれぞれに手足があり、膝はあるがひかがみと踵がなかった。力強く軽捷(けいしょう)で、左右に剣を帯び、四つの手で二張りの弓矢を用いた。そこで皇命(すめらみこと)に従わず、人民から略奪することを楽しんでいた。それゆえ和珥臣(わにうじ)の祖、難波根子武振熊(なにわのねこたけふるくま)を遣わしてこれを誅した。』


になります。うん。分からん……」


いや、おい!


「じゃ、噛み砕いていきますね。まず先に……『リョウメンスクナ』は『両面宿儺』と漢字に当てはめる事が出来ますね


さて、ここから注意です


『両面宿儺』は、計八本の手足に頭の前後両面に顔を持つという奇怪な姿で描写されます。注意の理由は奇怪な姿が……


『シャム双生児』と呼ばれるモノで詳細は……一卵性双生児で対称的体部で結合した連身奇形を有するものです


更に正確に言うと 頭部,胸部,骨盤部など結合している部位はさまざまで,ヤヌス体や2頭体などがある。 名称は,胸部結合しながらまれに長命を保ったシャムの連身双生児に由来してますね」


あっ、そういう事……ね……


「実在していたのですね……確かに注意が必要ですね……」


そうなるね……


「話が逸れましたが……


『日本書紀』『風土記』にしばしば現れる『土蜘蛛』と同様にその異形は、『王化』に服さない勢力に対する蔑視を込めた形容とも考えられます


『仁徳紀』の記述は一般に、『大和王権』の勢力が飛騨地方の豪族と接触した、5世紀における征服の事実の反映とされています。しかし、飛騨地方において4世紀には既に『三日町大塚古墳』や『亀塚古墳』などが築造されており、時期的に一度朝廷の勢力圏に組み込まれた後、何らかの反乱が起こり、そのときの服属過程を表すものと見たほうが良いとの指摘もあります


また、「ひかがみ」「かかと」が無いという描写から、脛当てを着け、足半草履状のつまがけ(爪皮:つまがわ)を履いた飛騨の山岳民が想像されることもあります


これが多分噛み砕い感じの話ですね。あっ、注意です。調べたのをそのままなので……


私も分からないので……」


おい!。まぁ、仕方ないか……


「んで、次に話すのが『2ch』の話ですね


『投稿者は、建築関係の仕事に就いている。

ある日、岩手県の古寺の解体の仕事をしていると、現場にて長い木箱を発見した。

梵字らしきものが書かれたお札で封印されていたが、古くボロボロで、何が記されているかは読み取れない。

かろうじて、


『大正??年??七月??ノ呪法ヲモッテ、両面スクナヲ???二封ズ』


と読めた。

蓋は釘が打ちつけているため、その日はプレハブに木箱を置いておくことに。


翌日。同僚が業者に確認したところ、古寺の元住職が『絶対に開けるな』とすごい剣幕で言ってきた、との事。

自分が引き取りに来るとも言っていたので、投稿者はそれらの事を現場監督に伝えに行く。


『二面一体の即身仏』


しかし、

投稿者の会社で雇っていた、中国人留学生のバイト作業員二人が、昨夜のうちに例の箱を勝手に開けてしまったと知らされる。

その二人は、面白半分で開けたらしいが、今は放心状態になっていた。


そして、箱の中に入っていたのは、頭が左右両側に二つ、腕が左右二本ずつ、足は通常通り二本の、シャム双生児のような奇形のミイラだった。


作業員二人は病院へ。それと入れ違いで元住職の老人(80歳以上)が、息子とともにやってきた。

そして開口一番、


「空けたんか!!空けたんかこの馬鹿たれが!!しまい、空けたらしまいじゃ・・・」


そして今度は息子に対してキツい岩手訛りで怒鳴りだした。標準語訳すると


「お前、リョウメンスクナ様をあの時、京都の~寺(聞き取れなかった)に絶対送る言うたじゃろが!!送らんかったんかこのボンクラが!!馬鹿たれが!!」


事情が良く分からず、ぽかんとしてしまう投稿者たち。

「空けたんは誰?病院?その人らはもうダメ思うけど、一応アンタらは祓ってあげるから」

されるがままにお祓いをしてもらった後、住職は木箱を車に積み、別れ際に一言。


「可哀想だけど、あんたら長生きでけんよ」


その後、中国人二人のうち一人はいきなり心筋梗塞で死亡。一人は精神病院へ移送。

解体作業員は、三人が謎の高熱で寝込み、投稿者も釘を足で踏み抜き五針を縫った。


『恐ろしき呪物』


そして、元住職の息子とアポを取った投稿者は、飲みに行く事を約束。しかし直前になって、息子は「直接会って話す事は」と言ってきたため、「電話で話せるとこまでを話す」という条件の元、話を聞く事ができた。


・あの即身仏は、大正時代に見世物小屋に出されていた奇形の人間。生まれて数年は岩手県の集落で暮らしていたが、生活に困窮した親が人買いに売り飛ばし、見世物小屋に流れたようだ。


・なぜ即身仏になったか。それは、とあるカルト集団により、むりやり即身仏にさせられた。


・そのカルト教団は、名前は出せない(今もひっそり活動してると思われるため)。そしてその教祖は、外法しか使わない。名前は、物部天獄もののべてんごく。恐らく偽名。


・この天獄が、見世物小屋でこのシャム双生児を見つけ、他の奇形数名も含めて、大枚はたいて購入した。


・そして、このシャム双生児と奇形の人間たちを用いて、蟲毒の外法を行った。彼らを密室に入れて、互いに殺し合いをさせたのだ。


・更に天獄は、シャム双生児が生き残るように、他の奇形たちには致命傷を負わせた状態で放り込んでいた。そして生き残ったシャム双生児は、別の部屋に閉じ込められ、そこで餓死させられ、防腐処理を施されて即身仏となった。


・この即身仏を、神話の時代に伝わる二面四腕の神にして怪物「両面宿儺」の伝説にちなみ、リョウメンスクナと呼称。呪物として教団の本尊とした。


・さらに加えて、大和朝廷の反逆者として滅ぼされた、古代人の骨を盗むなどして入手し、その粉末もミイラの中に入れ、呪物としてより強い力を付加させた。


・天獄はこうして作り出したこの「リョウメンスクナ」を用い、より多くの人間・・・すなわち、「日本そのもの」を呪う対象にしていたらしい。


・更に、大正時代に起こった(下記の)大災害は、全てリョウメンスクナが移動した地域らしい。


1914(大正3)年:桜島の大噴火(負傷者 9600人)


1914(大正3)年:秋田の大地震(死者 94人)


1914(大正3)年:方城炭鉱の爆発(死者 687人)


1916(大正5)年:函館の大火事


1917(大正6)年:東日本の大水害(死者 1300人)


1917(大正6)年:桐野炭鉱の爆発(死者 361人)


1922(大正11)年:親不知のナダレで列車事故(死者 130人)


そして、1923年(大正12年)9月1日:関東大震災(死者・行方不明14万2千8百名)



・天獄は関東大震災の際、地震の直前に震源近くの相模湾沿岸近辺にて。リョウメンスクナの前で日本刀で喉を掻っ切って自殺。


その際に血文字で書いた遺書には、「日   本   滅   ブ   ベ   シ」


・息子が京都の寺に輸送しなかったのは、30年前くらいに、親の跡を継ぎ坊主になる予定だったが、自身の怠慢というか手違いで、送られなかったらしい。


・現在、リョウメンスクナのミイラに関しては「知らない」。ここ数日、父親(元住職)と連絡が付かないどころか、あれを持って帰って以来、妙な車に後を付けられたりしたらしい。


・なぜ詳しく話してくれたのかと問うと「あの時親父が言ったろう?かわいそうだけど君たち長生きできないよ、ってね」』


と、これが投稿話ですね。実際はどうかは別として……うん。ヤバいですね」


確かに……


「じゃ、解説を


「古寺で異様な物を発見」「それはどうやら、恐ろしい力を持つ呪物のようだ」といった内容のネット怪談です


後半になり、発見された『リョウメンスクナ』の概要を知る事で、それが巨大な呪いをかけていたものだと明らかになっていく。そして、その顛末も不明、更には投稿者や関係者たちがどうなったのかも不明なままで、壮大なスケールの恐怖譚を読んだよう感じに


この話自体が事実かどうかは不明。投稿者も投稿の終わりには「自分も全てを信じているわけではない」と書き記してはいます


なお、この『リョウメンスクナ』のネット怪談そのものを読んだ者が、新たな怪談を語る「アシュラさん」というネット怪談も存在します」


それでも真偽が不明なのは……なんとも……


「んじゃ、また話が変わりますが……伝承の言い伝えを簡単に


・『丹生川の伝承』


・『金山の伝承』


・『関市下之保の伝承』


です。長くなりますのでここでは割愛を。で、伝承の話として……


『濃飛』に点在する伝説は、『日本書紀』の記述に沿うものであっても、『両面宿儺』を単なる凶賊ではなく官軍に討伐された飛騨の豪族としてます


そのいっぽうで、あるいは龍や悪鬼を退治し、あるいは寺院の縁起に関わるなど、地域の英雄にふさわしい活躍を見せている。大和王権に抗した古代の豪族を、その土地の人々が尊崇し続けてきたかのようであります


とはいえ、伝説の多くは『江戸時代』以降に記されたものであります。たとえ『江戸期』における信仰が在来の伝承に基づくとしても、『日本書紀』に登場する『両面宿儺』を寺院の創建と結びつけることは困難です。


これらの伝説の起源については定説を見えませんが、在地伝承に現れる『両面宿儺』に、王権によって矮小化され、観音信仰の蔭に隠れるようにして生き延びた英雄の名残を見いだし、位山を神体とする飛騨一宮水無神社の本来の祭神に想定する研究者もいますね。」


うーん……結局は伝承なのね……


それにしても『江戸時代』から……


あれ?


「天野さん?」


震えて私に抱きしめていた。これでも駄目なの!?。いや、可愛いから……良いけど……良いけど……これは……


「じゃ、少しだけ……


『日龍峰寺』の縁起では、『両面宿儺』は身に鎧を着て、四つの手にはそれぞれ鉾・錫杖・斧・八角檜杖を持ち、その存在は救国の英雄だとされる。また至高神は双面神であるとする説があります


『日本書紀』の伝承について、『仁徳天皇』の時代は5世紀前葉の時期であり、この時期に仏教が日本列島に到来したことは考え難く、また両面宿儺を退治したとされる武振熊命も仁徳朝より時期が少し早い『成務天皇・応神天皇』の時代に活動した武将であるため、伝承が全体として整合性がないと考えられます


しかし、『両面宿儺伝承』の記事は飛騨という地域の国史初見であり、現地に伝わる英雄伝承を考え合わせれば、たんなる怪異伝承ではないと見る向きも……


これについて『両面宿儺』は双子の兄弟支配者を一体として表現した可能性も考えられ、また「宿儺」は「宿祢」(すくね、足尼)の敬称とも、斐陀国造の実質的な祖神である少彦名命を意味するとも考えられます」


なるほどね……分からん!!


「夏夜さん。私も分からないから……ここまで難しい話だとは思わなくて……殆どがそのままですね……」


これは……納得……


「で、ここからは『両面宿儺』について簡単に纏めたもの一気に乗っけます……分からないので……


・両面宿儺像は『千光寺・善久寺・日龍峰寺』などにあるが、いずれも頭の前後に顔があり、唐風の甲冑を着け斧や剣を帯びる。善久寺のものは合掌した手に斧を横に持ち韋駄天の像容に類似する。円空作と伝えられる像(千光寺蔵)は、二つめの顔が肩に並ぶ。


・2006年の発掘調査で、近畿地方の和歌山市岩橋千塚古墳群にある大日山35墳(6世紀前半)から前後両面に顔を持つ人物埴輪(頭部のみ)が出土した。この両面埴輪は貴人埴輪に多い下げ美豆良をしている。ただし、両面宿儺との関連については現在のところ明かではない。


・頭部や腰が結合した状態で生まれてくる事例は現実にもあり(結合双生児参照)、したがって、ありえない存在ではない。一つ目小僧と同様、医学的に説明がつく怪人といえる。ただし、一つ目小僧が民俗学や医学の分野で語られるのに対し、宿儺は考古学的見地からよく語られる。


・高山市丹生川町の特産品の野菜として、宿儺かぼちゃがある。


・ローマ神話のヤーヌスと外観上の類似(前後両面の顔)があるが、日本と地理的に近いのは、スマトラ西海のニアス島のシレウェ・ナザラタ(ロワランギの妹兼妻神)である。この神像は顔が二つ(かつ両性具有)として表現される。多面一身の神というだけなら、『古事記』に登場する伊予之二名島(四国島)・筑紫島(九州島)がそれぞれ四面一身の神として語られている。


・下呂市金山町中津原の下原八幡神社は、両面宿儺を討伐するために飛騨へ来た武振熊命が当地に仮の斎場を設け武神(八幡神)を祭ったのが神社の起源とされている。


はい。更に詳しく書くと長くなりそうなのでここまで」


うん……ここまでの話になるとは……


「次の特番で詳しく書きます?」


天野さんは手をブンブンと振って


「だ、大丈夫です!」


そう言っていた。確かに……これ以上すると混んがるね……


「さて、もう少しだけ……これとは別に『鬼こけし』となるものがあり、これについてはテレビ等で紹介されてます


んで、この『両面宿儺』について取り上げたアニメを


それが『地獄先生ぬーべー』です


それと、現在最も話題で有名なアニメ……『呪術廻戦』!!。他にも本とかでもありますので……詳しくはそちらに……


それでは感想回へ」


投げちゃったよ……


「怖かった……それと……「分からない」……が……一番……」


私と天野さんがハモった……


「アハハ……これは失敗かな?。まぁ、面白そうだったし……良いのかな?。とりあえずは……天野さん」


天野さんは頷いて


「はい。えーと……


今回取り扱った『リョウメンスクナ』は飽くまで私達の中での感想です。後、このラジオは様々な都市伝説を取り扱っていきますので……ひょっとしたら、知らない都市伝説も出てくるかと思います。それ等も含めて……飽くまで自己責任でお願いします。それでは……今回はここまで。最後までありがとうございます!。最後に……」


黒板を前に置いて


「次の話は面白そうな『アクロバティックサラサラ』行きましょう。それでは……」


黒板を真ん中に置くと


「「「おつぺんぎん!!!」」」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


今回の都市伝説


『リョウメンスクナ』


……不明。分からない


危険度


不明


・アニメでも有名な話。調べたけど……難しすぎました……

「はい。調べて分かりました。分からないです……」


「これは更に詳しくすると長くなりそうなので一旦は……」


「それでは今回はここまで。次のラジオまで……またね?……」

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