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アルカディアの魔法使い  作者: 仲仁へび
第九章

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第97話 コハクの機転



 それは、リィンがコハクの為に残した魔力を増幅する為の腕輪だった。


 何よりも大切な友達の形見。

 そんなものを投げて渡す理由が裕司には分からなかったが、加奈は理解できたようだった。


「そういう事ですの! ポポ、それを腕に嵌めて歌ってくださいな」

「え? うん、良いよ」

「怪我をせずに向こうに行く方法……。それは怪我をする前にパワーアップした回復魔法で治してしまえばいいんですわ」

「そっか、さすがコハクちゃん!」


 コハクの機転に裕司は感心したが、リシュリー達の反応は別のものだった。


「はぁ、何言ってんの! 嘘でしょ! あんな熱そうな火の中に飛び込むなんて考えられない!」

「無理に決まってんだろうが!」


 そう、行って加奈の案を否定してくる。


「できますわよ。それしか方法ありませんし。ね、裕司様」

「う、ちょっと怖いけど、でも行かなくちゃ。コハクちゃんが渡してくれた腕輪があるなら、大丈夫だよ」


 裕司がそう言えば、ポポも負けじと元気な声で発言する。


「そうだよ。よく分かんないけど、とってもすごいアルカディアだっていうボクも歌うから、平気だよ」

「ほら、ポポもこう言ってますわよ。アルカディアは優秀なんですわよね。仲間の力を信じないんですの?」


 駄目押しに加奈がそう言えば、ジャスティスがふっきるように炎の壁の前へと走って行った。



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