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アルカディアの魔法使い  作者: 仲仁へび
第九章

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第96話 挫けない



「危ない!」


 目の前の炎で燃えた建物の資材が、リシュリー達の上に落ちてくる。

 小さい物だったが、火に包まれた物に当たって無事で済むはずはない。

 裕司とはとっさに銃を撃って、加奈は根を振ってそれを弾き飛ばした。


「な、何よ、気持ち悪っ。頼んでないわよ、ばーか!」

「礼は言わないからな」


 だが、助けられた二人はそんな反応だ。


「うん、分かってたけど、体が動いちゃったんだ」

「私は敬愛する裕司様が動いたので、その行動フォローしたまでですわ。ですから元から礼は不要ですの」


 裕司達の言葉を聞いた二人は、釈然としない顔だった。


「変な奴ぅ」

「ふんっ」


 だが、依然として状況は変わっていない。


 召喚悪魔に追いつかれない為には、目の前にある炎をどうにかして超えていくしかないだろう。

 だが、良い方法が思いつかなかった。


 裕司達は絶対絶命の危機にさらされてしまっている。

 だが……。


(コハクちゃんなら、きっと諦めない。挫けない。立ちふさがるものがどんなに強大でも恐れたりはしないんだ。考えなくちゃ。コハクちゃんみたいに僕もなりたい!)


 挫けそうな意気をそう持ち直す。


「ポポちゃんの魔法ああれば、何とかできないかな。でも力が足りないかも……」


 その時、裕司の思い付きを助ける様に声が聞こえた。


「受け取りなさい!」


 炎の向こうから、コハクの声がして、上空から何かが投げ込まれてきたのだ。



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