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アルカディアの魔法使い  作者: 仲仁へび
第七章

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第73話 仲間の登場



「このっ、ちょこまか逃げるんじゃない!」


 コハクはなおも魔法を撃ち続けている。

 順調にハイドウルフの数は減っていっているが、リシュリー本人にはかすり傷も負わせていないので、焦ってしまうのだろう。


 他の地域ではまだ戦闘が続いているのも、それに拍車をかけているのかもしれない。


 見かねた加奈が声をかける。


「落ち着いてくださいな。コハク。そんな調子では倒せる相手も倒せませんわよ!」

「そうだよ、コハクちゃん。冷静になって!」


 先程交わした相手との会話が影響しているのか、コハクはいつもよりも冷静ではないようだった。


 攻撃の狙いが荒くなっていた。


「きゃはは、ノロマ。そんなんじゃ蠅だって撃ち落とせないよーだ」

「このっ!」


 リシュリーに挑発されればされるほど、コハクの攻撃は杜撰になっていく。


 そこに、新たな敵の増援がやってきた。


「遊んでるんじゃねぇ、リシュリー。とっくに終わったかと思って見にきてやったのに、全然じゃねぇかよ」


 現れたのは、炎使いのジャスティスだった。


 リシュリーは、ジャスティスの隣に移動して、手を合わせて拝む姿勢だ。


「げっ、ジャスティス! サイードには内緒にしててよ。こんな奴等に手間取ってたなんて事知れたら、怒られちゃうし」

「駄目だ。お前の事黙って俺になんの得があるんだよ。サイードは勘が鋭い、俺まで一緒に怒られたら、巻き添え食うだけじゃねぇか」

「えー、そんなー。ジャスティスのケチ!」

「はん、何とでも言え。自業自得だろ」


 言い合いを始める二人は裕司達への攻撃を止めていて、こちらの事はまるで眼中にないようだった。



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