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アルカディアの魔法使い  作者: 仲仁へび
第六章

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第62話 ある男女の始まり



「それで、クレハの話って何なの?」


 話の流れを元に戻すべくコハクがそう問いかけると、クレハは神妙な顔をして話し始めた。


「それは今から十数年も前の事です……」





 今よりずっと若かったアルカミレスのクレハは、サイードというアルカディアの男性と出会った。


 二人は何度も出会い、話をして互いの中を深め合う。


 二人が付き合う事になったのはそう長い時間はかからなかった。


 ある日、この町を治める身分となったクレハは、この町にあるマザー・ツリーから生まれてくる子供の、その母親になる事になった。


 検査の結果、アルケミストのマザーツリーからは力の強い子供が生まれてくる事が事前に分かっていた。

 なので、そういう場合はその才能を伸ばす為に、同じように才能のある者が母親に選ばれるのだと言う。


 クレハは町の中のアルカミレスで、一番力も才能もあったのでその時に選ばれるのは当然の流れだったらしい。


 そうして、クレハは母親にサイードは父親になる事が決まった。


 結婚式を終えた二人は、子供がこの世に生まれてくるのを待つばかりだった。


 けれど、生まれてきた子供は、予想よりはるかに強い力を持ったアルカディアだった。


 アルカディアという種族は、遥か古の時代にこの世界に存在していた種族だ。


 しかし、この現代においてその数は多くはなく、数えられるほどしか存在していない。


 多くの人はアルカディアの存在を知らず、クレハでもサイードのことがなければおそらく知らずに過ごしていたはずだった。



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