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アルカディアの魔法使い  作者: 仲仁へび
第五章

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第54話 射的のゲーム



 包み肉焼きの店の近くにある射的の店にやって来る。

 大きさも品ぞろえもそれほどではなかった。

 食べ物を購入する時の待ち時間を考えて、その暇つぶし程度になればと作られた物らしい。


 並んでいる景品は、食べ物の匂いが移っても良いようにと考えられているのか、景品チケットの様な物ばかりだった。


 裕司は一人分の代金を払って、一人分の玩具の銃と弾をもらう。

 お金がもったいないので、二人分は払わなかった。

 一人分の物を、二人で分け合って使用するのだ。


「初めはポポちゃんがやっていいよ」

「ホント? やったー。ボク頑張るね!」


 ポポは意気揚々と、玩具の銃を手に取ってなれない様子で球をこめ、狙いをつける。


 だが、打ち出した弾は見当はずれの方向へと飛んで行ってしまった。

 全四回の二回やったが、全て外れてしまった。


「うーん、難しいなぁ」


 ポポはくやしそうな様子で、裕司に銃を手渡す。


 普段の他の事は自信のない裕司だが、射的に関しては例外だった。


(僕の一番得意な事だから、たくさん練習したから、これだけはうまくできるって気がするんだよね。どんな時でも)


「僕に任せてポポちゃん。ポポちゃんの分まで頑張って命中させてみるよ」


 そう言って狙いをつけて、裕司は玩具の銃の引き金を引いた。


 バン! バン!


 二回とも、景品に当たって命中だった。

 内容は食べ物の券で、二食分の食費が浮いたようだった。


「わぁ、すごいよユージ。あんなに小さな的に二回とも当てちゃうなんて!」

「えへへ……。ちょっと無駄遣いしちゃったけど、これならコハクちゃんも許してくれるよね」



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