表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アルカディアの魔法使い  作者: 仲仁へび
第四章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

45/103

第44話 逃走



 どうやってコハクを説得しようか思い悩んでいる裕司達の前で、何かの影が素早く通り過ぎ、ジャスティスの体を掴んでいってしまった。


 それは、ブルー・ミストラルで出会ったハイドウルフだった。


「しまった。他の仲間がいたのを忘れてたわ」


 おそらく狼使いの少女が操っている狼だろう。

 知らない間に近くに来ていたらしい少女は、倒れているジャスティスに気が付いて狼をけしかけたのだろう。


 追いかけようとした時には遅かった。

 狼はすでに遠くへとジャティスを運んでいっている。


 それでもあきらめきれなかったのか、コハクが追いかけようとするのだが、遠くで誰かの助けを求める声が聞こえて踏みとどまった。


 声が聞こえて来た方を見て、加奈が言う。


「追いかけるのなら止めはしませんわよ」

「分かってるくせに、聞かないでよ」


 コハクは渋々と言った様子で、どこかで困っているかもしれない誰かの元へと急いだ。


 この町の住人の為に怒っていた事を、忘れてはいなかったようだ。

 悔しそうなコハクの背中を見ながら裕司は思う。


(コハクちゃんはやっぱり根は優しい子なんだ。でも、そんなコハクちゃんに固い復讐の決意をさせちゃうぐらい、ブルー・ミストラルではひどい事があったんだろうな。でも僕はコハクちゃんに復讐なんてしてほしくないよ。次があったら、僕は何て言ってコハクちゃんを止めれば良いんだろう)



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ