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アルカディアの魔法使い  作者: 仲仁へび
第四章

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第40話 正義



 ジャスティスが声を荒げていると、コハクが平坦な声で呟いた。


「こんな事、ちっとも正義なんかじゃないわ。人を苦しめて、悲しませる事のどこが正義なのよ。私は決めたわ。ここであんたを討つ。復讐よりもまず先に、ここにいる人達に為に、あんたを放っておくわけにはいかない!」


 コハクはそうジャスティスへ指を突きつけた。


「はっ、やれるもんならやってみろよ! 受けてたってやる!」


 ジャスティスは余裕の態度で、腕をコハクへと向ける。


 炎の攻撃をするつもりだろう。

 裕司は叫んだ。


「コハクちゃん!」

「分かってるわ」


 コハクは、素早くその場を飛びのく。

 一瞬遅れて、その場に火が灯った。


「呪文の詠唱がないから、魔法の発動のタイミングが読みづらい。やっかいね」


 コハクは冷や汗を流しながらも、冷静に対抗策を考えている様だった。


「ちっ、さっさと燃えカスになっちまえばいいものを。なかなか素早い奴め。これならどうだ!」


 ジャスティスはまたも続いて攻撃しようとするが、裕司達がそれを阻む。

 また同じ事をさせるわけにはいかなかった。


「二度目も同じようにできるとは思わない事ですわね!」

「コハクちゃんは、傷つけさせない!」


 加奈がこん棒で、近くにあった残骸を弾き飛ばしてジャスティスの腕に当てる。

 その間に、裕司が銃でジャティスの足元を撃った。


(当てる事も出来たけど、どうしても躊躇っちゃうよ)


 狙いを外したのは、この前の様に動物ではなく人間なので、できるだけ生身の体を傷つけたくはなかったのだ。


 援護を受けたコハクはニヤリと笑みを浮かべる。


「中々息の合わせ方が分かってきたじゃない、その調子で頼むわよ」




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