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2話:正義の味方になって

幼少期第2話です。




side宇美矢 晴兎




ぼくはお爺ちゃんの家を飛び出して身体全体に気力を回してスピードを上げて全力で走った。


と、その時だった。


「いたいっ!はなして!」そう言いながらぼくと同い年くらいの子供が恐い顔をした青年とそれより少し背の低い青年の二人に路地裏に連れ込まれていくのを見てしまった。


どうしよう……誰かに助けてもらわないと………。






いや………ぼ、ぼくが行くんだ!

だってぼくが力を使う理由は、正義の味方になって沢山の人を助けることだ!


ぼくは路地裏に気配を消してなるべく早く歩きながら入ると恐い顔をした青年がさっきの子を脅していた。


恐い顔の青年「オラオラァ、さっさとその金を渡せば楽になるぜ?」


背の低い青年「アニキの言う通りでヤンス!その額は子供には過ぎた金でヤンス!さっさと渡すでヤンス!」



「うっ、こ、このおおかねは…ばぁちゃんの…おみまいに……つかうものなんだ!」


そんなお金を奪おうだなんて許せない!


「そんな事言って無いでさっさと渡せ!」

そう言って恐い顔の青年はあの子の首を絞め始めた!


ぼくとあとちょっとで攻撃範囲に行ける……。


「うっ、」


背の低い青年「アニキ、それはまずいでヤン…ブゴフォ!」

ぼくは攻撃範囲に入った瞬間、思いっきり背の低い青年を蹴り飛ばした。


「だ、誰でヤンス!」


「ぼく?ぼくはうみやはると、いえでちゅうの『無魔流奥義使い』だよ。そしてぼくはせーぎのみかた!はやくそのこをはなせ!」


「ハッ!何だか知らねぇが関係ねぇ、所詮はガキだ。行くぞ!」


「応でヤンス!」


二人でぼくに連携して攻撃を仕掛けてきた。

だけど相手は悪。

容赦はいらないはず。


「…………無魔流奥義、破天空斬撃!」


ぼくは大きく飛び上がって手を剣のようにして悪をを薙ぎ払った。



「せいぎのみかた…ぼくもなりたいなぁ……」

そう助けた子が呟いてるのをぼくは聞いた。


とにかく大丈夫か聞こう。


「だいじょーぶ…だった?えーっと」


きりの(霧乃)せいや(星也)、それがぼくの名前だよ。助けてくれてありがとね!」



「いいよそれくら……」

ゴツン!と、ぼくは叩かれてぼくの意識は遠のいた。





side宇美矢 晴兎end





____________________________________________________________


side霧乃 星也



パタリ。と、急に晴兎くんが、倒れて意識を失った。


「だ、だいじょうぶ!?」

と、ぼくは晴兎くんに駆け寄ったその時だった。


カツンカツンと音を立ててお爺さんがやってきた。

そのお爺さんは凄いオーラ?みたいなのを纏ってた。


「お、おじいさんだれ?」



「ふむ、見てしまったか……まぁいい、見られたからには二人とも記憶を消しておこう。無魔流奥義〈封印〉!」


「うわぁっ!?」


ぼくはは謎のお爺さんの一撃で意識を手放したのだった。




side霧乃 星也end

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次話は少しだけ本編の時間が飛びます。

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