嘘つきウサギの少年
詩というほどでもない何かの冒頭みたいな文章。
もしかしたら何かの小説になるかもしれない。
嘘つきなウサギの少年が浮かんだ文章
ボクは嘘つきだ
きっと本当にダメなんだ
言いたくないのに勝手に口から溢れる嘘
呼吸よりも自然に
嘘なんかつきたくない
それも嘘
嘘付きだなんて思われたくないのに
自分が傷付きたくないから
あなたを傷付けたくないから
そんな言い訳をしながら
苦しいよって思いながら
またボクは嘘を吐き出して
お願いします
お願いします
誰かボクの息の根を止めてください
でもそれすらも嘘
がんじがらめになって
嘘で身動きも出来なくなって
あなたすらも巻き込んで
ごめんね
ごめんね
って言いながらボクの嘘で引きずり下ろされるあなたを見て口を歪めて
ボクの嘘で堕ちてくるあなたを見て満たされて
ならもっともっと
綺麗なあなたが嘘で汚れてボクと同じになってしまえばよいのにと
ああボクは歪んでる
それすらも嘘