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無傷で世界を覆う  作者: 明白
2/8

第1話 村一の強者

能力がある事に気づくもオークにずっと攻撃されていた。

しかし、不思議な感覚だ。

痛みや傷は無いものの、当たる感覚はある。

なかなか面白い。


攻撃されてから少し経った。気を確かに持ち始めた。

とりあえず、逃げないと

カイルは攻撃を続けるオークが斧を振り上げた瞬間に立ち上がり、急いで逃げた。

おかげで勢いに乗った斧は地面に突き刺さる。

オークは抜こうとするがなかなか抜けないらしい。今のうちに…


村まで逃げれば、誰かが助けてくれるかもしれない。

そう思い、全力で逃げた。今までに無いくらい、全力で。


当然、オークも全力で殺しに来ている。

「はぁ、はぁ…はぁ?!足速!キモ!」

さっきまで斧を抜こうとしていたはずなのに

すでに走っていた。自分に向かって。


でも、大丈夫。このままなら村に間に合う!

死ぬ気で駆け抜けた。




オークに追われながらも村についた。

急いで村1番強いと言われている「キラス」の元に訪れた。

「キラスさん!」

「ん、どうしたカイル」

「村のすぐそこに噂のオークが出ました!どうにかしてください!」

「はぁ…疲れてんだが仕方ないか。わかった」

キラスはすぐそこにあった愛剣を手に取りオークの元に急いだ。



オークはすでに村についていた。

しかし、幸い村に被害はまだ出ていなかった。

「間に合ったな。噂の通りなかなか大きいオークなんだな」

オークがキラスの気配を感じ取ったのかこちらに気がつく。

そして、オークがキラスに向かって走り出す。

「グゴォォォォオオ」

それに、対しキラスは落ち着きを持って愛剣を鞘から抜き取り、構える。


オークが斧をキラスに振り下ろした。

しかし、キラスはオークの攻撃をかわし、オークの横腹に一撃を入れる。

それに加え、キラスの能力「連斬」によって、切り口を抉る様にして、切り裂かれる。

「グゴァァア」

オークが苦しそうに叫ぶ。見てるこちらも実に痛そうな攻撃だ。

キラスはそれを繰り返す。

「はぁぁあああ!」

最後の一撃がオークに降りかかる。

耐えきれなくなったオークはその場に倒れた。


あんなに大きなオークをいとも簡単に倒してしまうとは、流石だと皆が心底思った。



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