2-4 ゲーム開始
(チーム1メンバー:『真哉・真子・女子大生2人(初参加)・夫婦(2回目)』)
「じゃあ開けますね」
夫が早速封筒を開けた。中には紙類がたくさん入っていた。
スクリーンには封筒の中には7枚の紙が入っているから確認しろと表示されていた。
1枚目
2枚目
3枚目
4枚目
5枚目
6枚目
7枚目
「えーと、解答用紙と……うん、紙は7枚。で、小問題がA~Gなのかな。じゃあ、真子とどちらかで撮影お願いしてもいいですか?」
真哉が真子と夫婦にお願いをした。
ゲームスタートと共に壁に貼られた問題などがオープンされ、テーブル上の印刷された問題だけでは解けない問題やそもそもない問題もある。全ての情報を得るためにはデジカメやスマホの写真で撮影して合流後に見ながら解くのがセオリーだ。
「じゃあ私行ってくるね」
真子と妻の2人がそれぞれ双方から情報を得るため席を外した。その間に残った4人で紙の問題を解けるものから解くのがセオリーだ。
「えーと、解答用紙の他には……覆面算、迷路、クロスワード、謎の法則、謎の計算式、熟語の7つか」
経験上、覆面算はこういった問題に慣れている人がいい。これは真哉自身で解いた方がいいと判断した。
「じゃあ、覆面算は俺がやるんで、この迷路は通った道をたどればきっと文章になるはずです。それとクロスワードはヒントが少なそうだけど、できる範囲で。あと熟語問題とかこのなぞの法則とか解けそうなものからお願いします」
他の問題は3人に任せて真哉は覆面算に挑戦した。
(次回『2-5』にて、解答用紙を除く6枚のうち、紙だけで解ける問題の一部の答えが出てきます。ご注意ください)