2-7 次へのステップ
「これは愚問だが、お前たちがどれだけ修学旅行に対して真剣か確認しておこうか。地球と火星、大きいのは火星の方である。○か×か。まー、こんなのはこれから行くお前たちにとっては朝飯前の問題だろう。せいぜい頑張るんだな」
一体これは何だというのか。答えに自信はないが、確か×だったように感じる。それが何を示しているのか。
訪れる静寂を破ったのは真子だった。
「そうだ。ほら、ゲーム前に『先生はかなり親切です』って言ってたと思うんだ。だからさっきのもヒントなんだよ。で、答えは多分×だと思う。そうするとほら」
真子が指さす先は解答用紙。そして5×5のマスに渦を書くようにつなげられた解答群の部分を×になぞった。
『 リ ヨ コ ウ サ キ ガ コ タ エ 』
「『旅行先が答え』になるの。だから今回の修学旅行先は――」
「火星!」
「そう。だから答えは『火星』だよ」
「はー」「なるほどー」「すごーい」
下のANSWERの部分に火星と書き入れた。
「せっかくだからみんなで行きましょ!」
チーム1の6名全員でαゾーンへ向かった。さきほどの映像のヒントもあったのかちらほらと正解をしているチームもいる。解答用紙を係員に見せると中の部屋へ通された。
「うわっ」
8畳ほどの黒幕に囲まれたスペースにはテーブルに置かれた箱と手紙。そして中央には先生役のキャラとセリフが書かれたパネルが置かれていた。
『ほう、ようやく正解したか。だがこのくらいで修学旅行へ行けると思うな。謎はより深まっていくぞ』
『チーム番号と同じ箱と手紙を受け取って戻れ』
「えーと、じゃあこれを受け取ってまた解きましょう」
まだ問題は続くようだった。
「さて。ようやくお目見えだな」
STRAPには毎度お馴染みの問題がある。お馴染みと言っても答えは毎回異なるのだが、各公演で必ず登場する問題がある。
それがダイヤルキーで閉ざされた箱だ。ダイヤルキー自体は普通の鍵だ。4ケタで0から9まで。答えのパターンは0000から9999の1万通り。そして箱も縦横高さ20cm程の小さな箱だ。その中にも当然何らかの問題が入っているのだ。
そして今回は手紙が付いていた。ラブレターかなんかが入っていそうな大きさの封筒に紙が4枚入っていた。
(↓:まとめて掲載しています)
「えーと、この箱にダイヤルキーがあるので、この4つの謎を解くと4ケタの数字になるはずです。ということで、各自解けそうなものから手をつけていきましょう」
中問題のセカンドステージが始まった。
(箱を開けるためのヒントはこの4枚の紙だけです。次回箱が開きます)




