夢の成果 白の幸せ?
活動報告でも書きましたがこれから更新時間は夜が基本となります。
タイトルを変更しました。
「聖剣ですか………」
「これについては僕にも責任があるからね。大変なら手伝いたいと思っているんだよ」
今回はギルド推薦のルールを教えなかった僕に責任がある。とは言え悠も頑固だから手伝わせてはくれないんだろうけど。
「いえ、大丈夫です。何とか集まってきていますから。それでいま手に入れた聖剣は8本です」
「8本か………そのうち何本の所有者が出るかな」
「まあとりあえず試してみますか」
そういうと悠はなんでも収納できる魔道具から聖剣を机の上に落した。
………もうすこし丁寧に扱うべきじゃあないのかと思うが彼女が集めたものに僕が口をはさむこともないだろう。たぶん………
そして机の上の聖剣にのばされる手が6本。意外に多いな。
「瞬ちゃん?静さんたちもいきなり聖剣をとるなんてどうしたんですか?」
おや?蓮たちは聖剣について知らないのかな?
「蓮たちってどうやって聖剣の持ち主になるか知らないの?」
「えっ?適当に使えるか試して使えたら持ち主になれるんじゃないの?」
「ちがうよ、聖剣の所有者になれる人はその聖剣を見ればその聖剣の名前や力がわかるんだよ。つまり今回は静さんたち6人が聖剣を手に入れたっていうことだよ。8本中6本の持ち主がいたというのはずいぶん運がいいね」
「つまりあたしや蓮、茜は外れたってことか?」
「そうなるね、でも僕が悠の聖剣を見つけるには10本ぐらいかかったしそんな気にすることではないよ」
そもそも聖剣にも多くの人に使えるものや1人にしか使えないものなど色々とあるし、そういう運を試すということでもあるのだ。
「うーん、それじゃあ修行相手を変えようか。今回聖剣を手に入れられなかった蓮たちは透が相手をしてあげて」
「僕に3人も任すんですか?」
「それくらいは大丈夫でしょう?さすがにそこまで腕がなまってはいないと思いたいけど」
「いやー、彼女たちをなめたらだめですよ。蓮の魔法適正だけでなく奈々の性質魔法や茜の火属性魔法も使い方次第ではブルーぐらいなら余裕で倒せるくらいなんですから」
「だからその使い方を教えてあげてほしいのよ」
たしかに『白札』を使えば彼女たちに見本を見せることぐらいはできるけど正直面倒だな。
そろそろ新しい魔道具を作ったり聖剣の使い方を考えたいのだけど蓮たちを教えるとそんな時間もとれないだろうし。
よし断ろうか。
「リーダーすみませんけど(チュッ)………へっ!?」
いま何が起こったんだ。リーダーの顔が近づいたと思ったら頬に柔らかい感触が。いま何が起こったんだ。リーダーの顔が近づいたと思ったら頬に柔らかい感触が。いま何が起こったんだ。リーダーの顔が近づいたと思ったら頬に柔らかい感触が。いま何が起こったんだ。リーダーの顔が近づいたと思ったら頬に柔らかい感触が。いま何が起こったんだ。リーダーの顔が近づいたと思ったら頬に柔らかい感触が。いま何が起こったんだ。リーダーの顔が近づいたと思ったら頬に柔らかい感触が。いま何が起こったんだ。リーダーの顔が近づいたと思ったら頬に柔らかい感触が。いま何が起こったんだ。リーダーの顔が近づいたと思ったら頬に柔らかい感触が。いま何が起こったんだ。リーダーの顔が近づいたと思ったら頬に柔らかい感触が。いま何が起こったんだ。リーダーの顔が近づいたと思ったら頬に柔らかい感触が。いま何が起こったんだ。リーダーの顔が近づいたと思ったら頬に柔らかい感触が。
はっ!?危ない正気を失っていた。いまのはおそらく頬に口づけされたんだな。
よし、そうと分かれば落ち着いて。
「な、にゃにを、いいきな、いきにゃり、すすするん、ぢぇすか!?」
「ごめん透、何を言ってるのかわからない」
おかしいな。今度はちゃんと。
「今回この島の食事場で起こったことについて雪白 透はリーダーに対して事実の確認をすると言っており、この事件に対する世論はいったいどうなるのか専門家たちの間で議論が行われており、また」
「やっぱり何を言っているのかわからない。………ところで透、さっきは頬にキスをしたんだけど、透が蓮たちを強くしたらもっとすごいことをしてあげるよ」
もっとすごいこと?頬にキスよりすごいこと?それってつまり、いやいや冷静になれ僕。今やるべきことをするんだ。
そうして僕は気絶した。