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十五日目………みんなにプレゼント!!(喜)

「それじゃあこれで王様ゲームは終了しまーす!!」



 数々の悲劇を生んだ王様ゲームはついに終わることとなった。ちなみに今までの命令の結果は


 僕 金髪長髪のかつらをつけたうえでメイド服を着て膝にディアを座らせている


 蓮 スクール水着の上からエプロンを着ている


 茜 額に『神さま!!』と油性マジックで書かれた上に『働きません死ぬまでは』と書かれたTシャツを着ている


 奈々 猫耳をつけ、さらに猫のパジャマを着ている(黒猫)


 瞬 『私は世界で一番嫁が好きです』と書かれた旗を持ち、ハートの割れた絵が描かれているTシャツをきている


 ディア 金色の折り紙で作られた王冠を頭にのせながら黒のゴスロリ服を着て透のひざ上に乗っている


 瞳 服装に変化はないが目がうつろになって口が半開きになっている



 うん、色々とアレだよね。とくに瞳は精神的にダメージを負う命令が多かったからね。

 しかしこれでディアが僕のひざからいなくなってしまうことを考えればもう少し続けても



「なにやら邪念を感じるな。まあ透のひざからようやく解放されると思うとまあいいがな」



 そう言って僕のひざから立ち去ってしまうディア。どうやら彼女は僕と違って僕のひざに何も思うところはなかったらしい。

 ひざ上が寂しくなったところでほかに乗せるものもないので諦めるしかない。だからそれを忘れるように次のことで楽しもう。


 さて、次は何をするのかな?



「それじゃあ次はお待ちかねのプレゼント交換よ。と言う前に聞くんだけど、みんなプレゼントを何個持ってきたの?」



 蓮のその質問に僕たちは顔を合わせ、声をそろえて答えた。



『7個!!』


「つまりみんなに渡すプレゼント6個とプレゼント交換用のが1つってことでいいのね?」


「みんなおんなじ考えだったみたいだね」



 みんながみんな全員を相手に渡すプレゼントを持ってくるとは、なんというか、まあ僕たちらしいと言えば僕たちらしいのだろう。


 ということでまずはそれぞれにプレゼントを渡してからプレゼント交換を始めることにした。

 ちなみにこのプレゼントは家に帰ってからそれぞれ開けることになった。家に帰ってからの楽しみが増えたと考えるべきなのか、1人でプレゼントを対処しなければいけないことにおそれればいいのか。………まあクリスマスプレゼントに人に危害を加えるものなんて送らないよね?僕は送ったけどさ。


 さて、プレゼント交換をそろそろ始めようかな?



「それじゃあプレゼント交換ゲームを始めるわよ!!」


『………』



 何かカードを取り出したけど何をする気なのさ!?

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