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赤の試練 人生とは………

 なんでこんなことになったんだろうか


 なんでこんな目に合わなければいけないんだ


 いやだ、やめてくれ僕はそんな未来に進みたくないんだ!!


 でも運命は僕をあざ笑うかのようにその目を出すのだ






 『4』と


「さーて透君が止まったマスは何のマスですかねー?」


「なになに、『重婚可能な国でまた結婚した、できちゃった婚だったので子供が生まれその費用で30万払う』だってさ透君モテモテだねえ」


「もうやめてーーーーーーーーーーー!!」




 何が起こっているのかを説明するためには時間を少しさかのぼったほうが説明しやすいだろう。

 なので僕たちが茜を見つけたところまで時間は戻る。




 奈々に言われた次の人物の特徴は茜のものだった。そういうわけで茜を探し始めた僕らだが彼女はあっさりと見つかった。

 なぜなら彼女はなぜか射的を出し物にしていたところをクラブ・クラス・教師関係なく荒らしまわっていたのだ。

 そんなわけであっさりと見つけた彼女は試練場にいったん景品を置けるからとこっちの話も名前も聞くことなく試練場に僕らを連れて行ったのだった。


「ようこそー、紅 茜の試練場へー」


「わーぱちぱち」


「………なにやってんの透さん?」


「っは!?つい乗ってしまった!!」




 くだらない駆け引きが始まるので省略




「では私の試練を発表しますねー。私の試練は『人生ゲーム』ですー、生き残るためには運も必要ということで皆さんは透君を除いて2人1組になって参加してもらいますー」


「僕は1人で参加っていうことかい?」


「そういうことですー。ちなみにルールは普通とたいてい同じものですー。ただし最初の所持金は10万から始めてゲームの途中で借金が1000万を超えた場合、もしくは特殊な敗北条件を満たした場合は参加資格を失うので気を付けてくださいねー」


 途中退場があるのか、なるほど確かに運の要素が必要なゲームだなこれは。


 この時まではこう思っていたのだがそれがとんだ思い違いであると分かったのはゲームが始まってすぐだった。






 紅 茜の人生ゲーム制作日誌


 やはり人生ゲームというのなら幸運と不幸の割合は2対8くらいですよね。じゃあマスの内容をこの割合にしておいて、次は職関係ですね。


 やっぱりこんなマスにとまっただけでスポーツ選手になれるなんておかしいですね。やはりチャンスは与えつつも絶対なれるとは言えない程度のことはしておかないと。努力が絶対に実るわけではないことも人生ではよくあることですし。



……


………


 これで完成しました!!われながらよくできたと思います。このゲームで遊ぶのが楽しみだから早く試練を受ける人が来てほしいです!!


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