夜、話す。
何となく、すぐにでもダンジョンにチャレンジしてみるかという勢いだったような気がするんだが、結局、朝起きてすぐに市場に買い出しに行き、仕込みを始め、午前中には開店するというハナの商売は休むことなく続けているため、なかなか時間を取るのは難しかった。と、いうか、ハナが積極的に行くと決めない限りは無理だった。
だって毎日本気で忙しい。
俺らは現実で学生やってたから、こうやって客商売に一日明け暮れるってのもそれはそれで新鮮っていうか、まだ愉しんでやれてるレベルだとは思うんだが、現実でもこんな感じで働いてる人がゲーム世界ででもこんな状態だったとしたら、ぶっちゃけ何も楽しくないと思う。つーか拷問じゃね?
現実とリンクした生産職やってる人とかいたら聞いてみたいわー。まあ、現実でも金床の前に一日坐ってるんでゲームでも鍛冶屋やってます、って人、やっぱりあんまりいねーとは思うんだ、けども。
まあそんなこんなで。
ここ数日は、わりと大人しく、というか特に変わったこともなく。
俺もちゃんと真面目にハナに付き合って、色々調理したり接客したりしてました。やに下がって気色悪い野郎の客にもちゃんと愛想笑いしてんぜ。俺はえらい。調理スキルも発動慣れしてきてるしな。もー、皮むきとか任せて。みじん切り大好き。あれだな、スキル使って、とはいえ、自分の手で何か作り出せてるって状況、悪くないな。馴染みが出てきたから、多少俺個人も包丁慣れしてきたというか、スキル発動しなくてもこれくらいだったら出来んじゃねーの、なんてちょっと思ったりすることも出てきたし。って、だからってちょっと試してみようか、なんてそんなことはしてねーよ。それはハナが絶対ダメだって言うし。やるんなら、お客さんに出さない料理でやって、と言われるので、そうなるとわざわざやるようなもんでもないしめんどくさい。
「いーい、ほーちゃん、よく見てね?…ほら、揚げ油の中に、こうしてちょこっとだけ、タネを落とすでしょ。ね。で、……ゆっくり沈んで、ゆーっくり、ぷくって上がってくる。ね、これはまだ温度が低いの」
「ほーほー」
「で、もうちょっと待って…もっかい。タイミングとかは見て覚えるんだよ。――――ん、ね?今のは沈んですぐに上がってきたでしょ?ぷくぷくちりちりいう音も覚えてね。これ以上だと、もう温度が高くなりすぎてるってことだから。中まで火が通る前に、表面が揚がり過ぎちゃうから気をつけて。逆に、温度が低すぎてもダメだよ、時間掛ければ揚がるけど、ぜんぜん美味しくなくなっちゃうからね、油ぎれ悪くてべったりしちゃって」
「……うん」
「で、うん、このくらい。――したら、揚げてくよ。この時、いっぺんにいっぱい入れすぎると一気に温度下がるから、んーと、この揚げ鍋だと、いっぺんにこれくらいかな…表面が埋まるくらいだと多すぎだからね、ん、こんなもん」
揚げ物はめっちゃ好きだが、作ってると食う気が失せる。もんだというのを初めて知った。なんだろう、この油の匂いでもういいやっていう気分になっちゃうのかな。
ハナがセンセーやりながら、俺を脇に置いて唐揚げをどんどん揚げていっている。黄金色の油が、熱くなって、肉を入れるとしゃーって音がしてる。細かい気泡が山ほど上がってて、時々ぱちってなんか跳ねる。隣にいるだけでもわりとびびる。熱い油が飛び散るんだぜ、熱いんだぜ、こえーじゃん。つったら、ハナが、軽トラサイズのモンスターに平気で斬り掛かってくクセになんで揚げ油が怖いの、って笑ってたけど。そーゆー問題ちゃうんや。
しゃーって音と一緒にじゅわじゅわじゅわしゃわしゃわぴきぴちぷちぴちって音がしてて、そっちの音の方がちょっとずつ大きくなってってる、かな。
こーゆー音の感じとか、あと、揚がり具合っつか色つき具合とかで、揚がってきたかどうかは見定めるんだとかなんとか色々言ってるハナセンセーの講義を聴きつつ油の中を眺めてる。中で肉が勝手に揺られて回ってるのを更にハナが取っ手付きのザルみたいなので掻き回して、満遍なく混ぜてるのは多分理由があるんだろうな。
「……ん。よし、こんなもんで大丈夫。……心配だったら1個、半分に切って中まで火が通ってるか確かめていいからね。っていうか、慣れるまではそれやった方が安心かな。……これね、これが丁度良い揚がり具合の感じ。火が通ってないと中がまだピンクだったりぐんにゃりしたままだったりするからね。肉汁が出る感じ、も、ほら、見て見て。……はーいっ」
キツネ色に揚がった唐揚げを、ざっくり掻き回してたザルで掬い上げて、油切り用のバットの上に転がしていく。その中の一つを取り、揚げたてをカットして、断面を確認させられ見せられて。その、中からじんわり肉汁が染み出てきているあっつあつの唐揚げを口にぽいと入れられた。あっつ!うっま!!あっつ!さくっとじゅわっと!
「あひふへ、こへ、はひ、……っ」
「何言ってんのか双子でも全然わかんない」
「……あふ、あぐ、んく。――――いや、ンめーなと思って…何味なのかなーと思ってさ…「唐揚げ味」ってポテチとかあるけどさ、そもそも唐揚げって何味だ?」
「……そ、それは難しい質問だね。ポテチのフレーバーとかはわかんないよ、でも、うちの唐揚げとかはごくフツーの、一般的なおうちの味だと思う。んと、お酒とみりんと醤油とごま油ちょっと。それに、すり下ろしたショウガとニンニクね。気分でちょっとお砂糖とか、胡椒多めとかするかな。だいたい、そんな感じの味付けだと思う…あとはもう、好み」
「ふーん…。……や、聞いてもピンとこねーわ。色々混ざると醤油の味って言われてもなんか違う感じになるのな」
「そりゃそうだと思うけど…」
こいつとは話が噛み合わない。って顔してやがる。わーるかったなー。
俺が、一応ちゃんとハナに付き合ってこうして調理を一緒にしてやったりしてんのは、ハナもハナでちゃんと、店が一段落したら夜は俺と一緒にフィールドに出て戦闘に慣れよう、と合わせてくれてるからだ。
お互い、慣れさえすれば互いのステータスが元々それに即した感じに出来てるんだから、そんなきつくはないと思うんだよ、遣り易いはずなんだよ。……お、俺だって、料理、もっと慣れたら、もっとましに出来るはず、だし。
揚げ方とかも今教わってっから…慣れさえしたら、野菜の皮剥いて刻むばっかりじゃなくて、揚げ物担当とかもちゃんと一人で出来るようになったりするはずだし。
ハナもハナで、数日頑張って結構戦闘には慣れてきてると思う。
つーか、びびって棒立ちになったりとかせずに、落ち着いて対応すればまずそうそうフィールドで怖いモンスターになんて、もう俺のレベルでこの大陸なら出くわしたりしないから。
スキルも簡単なやつなら自然な動作の流れから繰り出せるように、一応なってきてる。流石にハイレベルなやつはまだ無理だし、両手剣がやっぱ使えねーぽいんで――使えないはずはないんで、気分の問題だと思う、これは。筋力が充分あるのに、ハナの感覚だとでかすぎて重すぎて振り回されてしまう、と思いこんじゃってるから使えないってだけだ――俺が得意で大好きなスキルは出せねーし、コンボもまだまだまだまだ遠い国の話みてーではあるが。
まあ、でも、雑魚相手にしてる分にはそもそも高レベルなスキルとか使う必要はないわけだし、基本スキルで無理なく戦ってる分にはボロも出ないだろうってとこまで一応はなりつつある。
って感じでハナがなんか頑張っちゃってくれちゃったりしちゃってるので。俺も、まあ、ハナの手伝いして、ハナの方もそこそこボロが出ないようにはしとこうかな、なんて思ってるわけ。手伝い、必要なくらい毎日激混みだし、この店。
元々の常連は勿論、新しい客が兎に角詰めかけてるし、いっぺん来た客はほぼ間違いなくリピーターになってる。
なんか、新しく調理スキル取って、商売に参入してきてる奴とか、同じくスキル取って自分の食う分は自分で作ろうとかしてる奴とか、現実で料理が出来るからスキルはなくてもそれなり自分で作れて、どっかしら台所があるような場所に潜り込んで自力で料理作って食ってる奴、とか、いるみたいだけど、やっぱり、元々調理人としてスキルを磨きに磨いてきたハナとは作れる料理が違うし出来が違う、みたいだった。
まあ、そういう連中もいるし、ログアウトできなくなっても相変わらず食い物にはそんなに拘りない奴もいるので、むしろ助かってるみたいだが。流石にこの街全員がよってたかってハナの料理奪い合うことになったりしたらパニックだもんな。つか、もうホント今以上は無理っす。
ハナのフレのリス子…ヨツバちゃんもけっこー頻繁に手伝いに来てくれてるんで、どーにかなってるけどさ。どうでもいいが、あの子よく食うな。
リピーターつったら、リヒも清十郎も、今までは俺と一緒で食事なんてどーでもいい組だったのに、日参するようになっちまったからな。まあ、判るけど。
「揚げたてでも、冷めてからでもおいっしー唐揚げです!今日の一番のおすすめ!唐揚げ弁当がお得になってまーすっ!」
「はい、ありがとう、2700cになります、はーいっ、毎度ありがとうございます、はいっ、はい?明日ですか、明日…明日は、ど…ちょと、お待ち下さ…」
「はいっ、明日は、コロッケ何種類かやろうと思ってます!良かったらまた来て下さいね!」
「いらっしゃいませーっ、はいっ、すみません、お一人様10個までってことになってるんですごめんなさい。え?……そうですね、はい。すみません、また明日、よろしくお願いします」
揚げ物担当、ってことで、一日揚げ油の前に立ってコロッケを揚げ続けていたら、その日はもう、夕方過ぎには気力体力吸い取られちまって、何をする気もなくなってしまった。
すげえな、コロッケ。
つーか、すげえな飲食店。すげえよコックさん。
心の底から俺は肉屋のおばちゃんを尊敬したし。
で、へろへろになってたら、今日はもうお風呂入ってゆっくりしてたら、とハナに気ィ使われちゃって、あいつ、リヒを誘ってちゃっちゃと出掛けていっちまった。まあ、あいつにとってはリヒの方が先に戦い方色々教えてくれた相手なわけだし、信用もしてんだろうし、俺も安心して預けられるし、いいかってんで、その晩は俺はソファでぐだぐだすることにする。
あー、勉強しなくていいっていーよなー。…今頃、リアルではどうなってんだろう。とーちゃんかーちゃんのことが一番気になってる。俺ら二人で揃ってコレだからなあ…あんま、心配してないといいんだけどな…って無理か。だけど、ちゃんと俺ら帰るつもりだし。あんま倒れたりとかしねえで元気で待ってて欲しい。親父、かーちゃんのこと頼むぞ。
現実世界のことは、考えれば考えるほどめっこり凹むので、考えないように考えないように、って自分に言い聞かせてる。考えてもどうにもなんねーんだから、ってさ。
だから、忙しくしてんのがいいんだ。
下手に何もせずにこうやってると、色々考えちまうから、そうすると気力吸い取られて更に何もやる気がなくなって、そうすると悪循環で全く動けなくなりそうだ。それはダメだ、いやだ。
……あー、やっぱコロッケにやられてないで俺も狩りに行くんだった。
がば、と。起き上がって、装備し直して出掛けようか、なんて思ったところでチャイムが鳴った。元々普通にゲームしてた時は、ゲーム内の昼だの夜だのって何も気にしてなかったけど、ログアウトできなくなった後だとやっぱり、夜に誰かの家に訪問する、誰かが予告なくやってくる、というのがちょっと意外感、というか、こんな時間に誰だろうと思うようになっていた。
まあ、来る客って限られてると思うけど、と考えつつ出たらやっぱり、夕方まで一緒だったヨツバちゃんだった。俺が出たので一瞬にこっとして、それから、ぁ、って顔して、それから、更に取り繕った顔をする。その間0.3秒だ。顔を見た途端入れ替わりを忘れて笑いかけて、次の瞬間思い出して、更にその一連が若干気まずい、と言うのを判りやすーく見せてくれております、この子。
うちのハナも大概だと思っていたけど、この子もあれだな、うん、ボケだな。
あとどれくらいしたら俺が中の人だって完全に覚えるんだろう。覚えなかったりして。
「えと、ハナは?」
「今ちょっと出掛けてる。街の外でちょっと」
「……えっ、ハナが?採集…?え、でも夜にあの子一人なんて、そんなの」
「いや、まあ、身体は俺だから」
「危ないよ、モンスターに襲われたらあの子…えっ?――――あ、あれ?そうか、ホントだ…」
ヨツバちゃんは、背中に双剣背負ってるところを見るとごく普通に戦闘もしているプレイヤーだろうなと思う。でも、そんなにガツガツしてないんだろう、ハナと仲良くしてんだし、結構な頻度で店の手伝いしてくれてるみたいだし。
「カズホさんは、強い人なんだっけ、確かレベルハナより上だって言ってたよね」
リビングに通して、冷やしたジュースをグラスに注いで出す。茶をハナみたいに美味く淹れる自信はなかった。あと、作り置きのクッキーを出すとヨツバちゃんは早速座ってカリカリやりだしてる。リスだ、リスがおる。
「まあ、ぶっちゃけ平均よりは上かな。だから、ここらでハナがうろうろしてもそう簡単に死んだりしないし安心しといてダイジョブっす」
「へえー、そうなんだ」
「ま、一人じゃないしな、だからホントヘーキ」
「……えっ、誰と一緒なの?」
「あ、元々俺の方のフレの。あーと、あれ、ほら、あの「始まった」日にさ、ハナと一緒に来た奴、今日も昼頃弁当買いに来てたんだけど覚えてっかな、エーリッヒって名前の」
「あー?…ああ、ああ、うんうん」
「そいつと今日はフィールドでてる」
「――――。……へ、え…」
なんでそんな、びっくりした顔してんのかな、この子。
「……。ハナって、男子ちょっと苦手だから、二人でパーティー組んだりとかしないと思ってた」
あー、そうか、成る程。
「ま、ゲームだし…もう知り合いだし、俺の友達だし…。俺が居た場所から此処に移動してくるまでに既にいっぺん護衛頼んで一緒に来て貰ったとかあったし」
「あ、そうだっけ。そっか…そういえばあの晩そんな話、してたね。あんまり、その辺詳しく聞いてなかったや」
「あれ、そうなの?」
こくり、と頷いて、グラスを手にしたヨツバちゃん。グラスの縁に軽く宛がった唇が、少し尖ってて、つい目が行く…丸っこくてつやっつやだな。……。
良く考えたら夜に家で女子と二人とか俺始まってないか!?
「もう、あれから何日も経っちゃってるけど、あの後はあんまりハナとゆっくり話とか出来なかったから…ホント、詳しい話とか、色々、喋りたいこといっぱいあるのに、できなくて。忙しいからしょうがないんだけど、ホントは喋りたくて、さ。だから、今日来てみたんだ」
「……あ。そうか…」
「ん…。ごめんねー、いないとか予想外だった、コールしてから来れば良かったね」
「や、そりゃこっちこそ、わり…」
ちょっとずつジュースを飲むヨツバちゃんは目を臥せがちにしてて、そうしているとなんだかしょんぼりしてるように見えた。いや、実際そうなのかも知れない。
ハナにはずっと俺が居たけど、いや、居たからこそ、この子は一人で過ごさなきゃならない時間があったってことで。俺が此処の家に住むようになったから、夜とかはこの子は一人で、宿で寝てたわけで。
俺もさっきまで一人で過ごしてて、ついくよくよ色々と考えそうになってたこと考えると、この子も一人で押し潰されそうな気分と戦ってきたりしていたのかも―――日中一緒にいると全然そうは見えなかったけど、暢気でボケでくるくるしてて可愛い、とそればっかだったけど。
もっと早く気付くんだった。
女の子を夜一人でほっとくとか、したらダメだったんだ。
「んーと、じゃあ、そんなすぐには帰ってこないよね。だったらまた明日…」
「いや!!待って、帰ることないよ、待ってよう、待とう、ここで!」
「え」
「俺と居ればいいよ、なんか、なんでもいいや、話をしよう、話を!」
「……えー、と、話?カズホさんと?ハナと、じゃなくて…?」
「そう、俺と!俺としよう、俺と一緒にいよう、な、俺と居て!」
「…………」
なんで若干退いてる?
いや、帰せねー、男として気づいちまったら帰すわけにはいかないぜ!
NPC経営の宿屋の一室、は俺も利用していたが、以前の場合宿の利用は、金払って一瞬で回復済ませて出ていく程度だから、内装なんかろくに見たこともなかった。
思い返すと作りなんてごく単純で素っ気なくて、まともに利用して夜を明かそうなんて考えるとかなり味気ないはずだ、女の子一人だったらきっと寂しくて不安になるはずだ。――――リヒも同じく宿屋を利用しているはずだが、この際野郎はどうだっていいんだよ。
グラスを置いて腰を浮かせたので、咄嗟に手を伸ばし、ヨツバちゃんの手首を掴んで下に引く。引っ張られ、ちょん、と座り直し、まん丸な目で、腕伸ばして身体屈めてる俺を見ている、彼女。
えーと、話、話、なんか話…。
……。……手首、ほっそいな…。
や、そうでなくて。うお。
ちょっと慌てて手を離した、ら、やっぱりきょとんとしている。
外見がハナだから、きっといまいち危機感薄いに違いない、中身が俺だって判ってても。
まあ、外見がどうだろうとゲーム世界の中だとそもそもどうしようもないんですけどもね!!ははーはは!畜生落ち着け俺!これってなに、メリット?デメリット?男としてどうなの?
違うんだ、男としてとかこの際置いておく話だから。
落ち着けよ心から俺、世界で一番今落ち着け。
頭の中で超高速回転で心底要らないことを考えてた、のは伝わってないはずです。
ハナが作ったクッキーとかケーキを更に積み上げるように出して、話のネタはどうしていいか判らなかったので、ゲームの話とか攻略情報とか知ってることだだ漏らして、そしたらそこそこ食いつき良かったのでほっとして、そのまま長話をした。だらだらと。
ヨツバちゃんは、俺の外見がハナだということと俺がハナの双子の兄だということでリラックスできるらしく、彼女の方からも色々話をしてくれた。
主に、盛り上がったのはハナの話だったが。……まあ、そこは仕方ないか、共通の話題だからな。
俺としては、ハナが毒キノコで人を殺しかけたとかいうネタより、ヨツバちゃんの好きなスキルとか敵モンスターとか知りたいんだけどな。




