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時が動くとき  作者: だいちゃん
第1章・道の別れ
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道の別れ 2

みなさん、おはこんにちばんわ!今回も楽しんで頂けると幸いです

「あ、そういえばね、今日、転校生が来るんだって~~」

と、サキがケータイをポケットから取り出しながら言った。

学校についたシン達は昇降口で靴を履きかえていた。

その言葉に、シンはどうでもよさそうに、カズヤは目をキラキラさせながら

サキの方を向いた。二人の反応をみたサキは、どうでもよさそうにしているシンはほっといて、

カズヤに向け、フフフッとにやけると

「よろこべ、カズヤ君!な・ん・と、女の子だよ!!しかもね、カズヤ君と同じクラスだよ☆」

と高らかに言うと、「おぉ!」とカズヤが歓声を上げ、

「で、名前はなんていうの?」と興味津々にサキに尋ねる

すると「あ、ごめんね、名前までは分からないのよ」サキはと答えた。

それを、聞いたカズヤは「ふぅーん」と答え、少し考える素振りをした後「まぁ、いっか、どんな子だろ」と

呟き、自分の世界に入っていった。

そんなカズヤを横目にみながら、「あいかわらず、すごい情報力だな、どうやって知ったんだ?」

とシンは感心半分、あきれ半分といった感じでサキにたずねる。

すると、サキは自慢げにケータイをシンに見せるつけるようにゆらし、

「な・い・しょ!」とにこやかな笑顔とともに言った。

その笑顔を見てシンは(こいつコワ!!)と思ったが口には出さなかった。

サキを敵に回したら怖いだろうな~とか思っていると、予令のチャイムが鳴った。

その音によって自分の世界から連れ戻されたカズヤが

「あっ、やば、俺こっちだからもういくね!じゃあまた後で」

といいながら、階段を上っていく、シンは階段を上がっていくカズヤに「おう、じゃあ後でな」

と声をかけた。

カズヤが見えなくなったところで、サキが

「じゃあ、私たちもいこうか」とシンに言った

すると、「あぁ、そうだな」とシンが答え、歩き出した。






「これが、学校・・・」

と呟いた少女は学校の前に立っていた。

少女の耳には通信機のようなものがつけられている

『おい、うかれて、自分に与えられた任務を忘れるなよ』と

通信機の向こうから男の声が聞こえた。

少女は「別にうかれてなんかない」と通信機の向こうの男に言った

すると、男は『ふん、まぁいい、これから今回の任務の最終確認に入る。

まずは、この高校に転入生として入る、そこで、ターゲットと接触しお前の力を使って、

こちらの仲間に引き入れる、これが一連の流れだ、いいか、ターゲットの名前は・・・』

と男がそこまで言ったところで少女が「朝霧・・・カズヤ・・」とつぶやいた。

それを聞いた男は、うむ、と言うと続けて『そうだ、朝霧カズヤ、に接近し任務を遂行しろ!』

と言った。その言葉に少女は「了解」と答える。

『それにしてもだ、たくっ、あのいかれた野郎があんな事件さえ起こさなければ、

こんな遠回りなことなどしなくてもよかったものを、おかげだ私の計画は大幅に

遅れてしまった・・・』などという愚痴を少女はつまらなそうに聞いていると、

学校のほうからこちらに向かってくる人影が見えた。

この学校の教員だろう。

少女は男に「では、そろそろ失礼します」と一言言うと、

耳から通信機を取り外し、持っていた鞄にいれ、向かってくる教員の方へ歩き出した。

教員は少女の前に立つと軽くおじぎをし、

「えっと、あなたが今日から本校に転入してくる生徒ね、これからよろしくね」

とにっこりとほほえんだ。

この教員は女性で、背は少女よりも低く150後半くらいで、少しふっくらとしている

歳は4、50代ほどで、おだやかそうな人だ。

少女は女教員にならい、頭を下げてから「はい、夏目リンともうします

これからよろしくお願いします」と言った

「夏目リンさんね、いい名前ですね、では、クラスへ案内するので、ついてきて

ください」と女教員は校舎のほうへ向かっていく、

少女はそれに続いて後を歩き出した・・・

はい、あいかわらすの文章力ですがお楽しみいただけたでしょうか

今回は、新キャラ登場そして物語が結構進んでいます

そしてここからが本番!!次回もまたみてください

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