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時が動くとき  作者: だいちゃん
第1章・道の別れ
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道の別れ 1

どーもだいちゃんです!

前回投稿から結構時間が空いちゃいました。

やっと第1章本編始動ということで楽しんでいただければ幸いです


9月1日夏休みが終わり学校が始まる日、シンは家の近くの公園の前に立っていた。

ここは、カズヤとの待ち合わせ場所なのだ、だが、カズヤはまだ来ていない

シンは腕を組み昨日の夢の事について考えていた。リアルな夢だったまるでこれから起こる予知のような・・

そう考えていると「おーい、シン~」という声が聞こえてきた、シンは声のした方を見ると

カズヤがそこにいた。カズヤはシンの顔をみて「どうしたんだ?、そんな難しい顔して」と言った

シンは顔に出ていたのかと少し慌て、すぐに表情を戻し「なんでもないよ」と答えた。

それを聞くとカズヤは「ふぅーん、そうか、ならいいや、てか早くいかないと遅刻するぞー」と先に歩き出した。

(お前が遅れたんだろ!!)とシンは思ったが口にはださず、カズヤに続いて歩き出した。

シンは、ふと、思いつき「なぁ~カズヤ、そういえば昨日おもしろい夢見たんだよ」と言った。

「へぇ~どんな夢?」とカズヤが聞く、シンはからかうように「お前が死ぬ夢w」と言った

「なぁ!?」とカズヤがショックを受ける、カズヤは少しハートがガラスなところがある。

そんなカズヤの顔を見てシンは思いっきし吹き出した。

シンは笑いながら、あんな非現実味なことがあるわけない、あれはいつもの夢なのだろうと、忘れることにした。



(これは失敗したなぁ~)あれからしばらくたってシンは後悔していた。

なにに失敗したかというと、カズヤの機嫌が全然戻らないのだ、いきなりの、死んだ夢見た発言&思いっきし笑われるというダブルパンチでカズヤの心は、ズタぼろになっている

「カズヤごめんって、そろそろ元気だせよ」とシンは言うが、「うるさいバカ!」とカズヤは不機嫌なままである

これがさっきから繰り返されている。そうとう落ち込んでるようだ、カズヤのまわりになんか黒いものが漂っている。シンはだんだんめんどくさくなってきて、ため息をついた。

そんな感じで、ぐだぐだしていると、後ろから「おーい、シ~ン、カズヤくーん、おはよ~~」と声が聞こえた

カズヤはその声を聴くなり「サキちゃん!」と叫びながら声の主に泣きついた

サキと呼ばれた女の子はシン達と同じ高校に通っている生徒だ、黒髪ロングでおとなしめな感じの雰囲気を漂わせているが、性格はその真逆でとても活発で明るい

サキは泣きついてきたカズヤの頭をなでながら「あら~カズヤ君どうしたの?もうシン!カズヤ君に意地悪しちゃダメでしょ!!」

とシンに言う、するとシンはめんどくさそうに「はいはい」と答える

その態度にムッとしたサキはグイッとシンの方へ顔を近づけ「もうシン!ちゃんと反省してる!?」と勢いよくいった。

それに対してシンは、少したじろぎ、サキから目をそらしながら「は、反省してるって」と慌て気味に言った。

しかし、シンはそらしていた視線をあるところで止めた、その先にはニヤニヤとこっちを見るカズヤがいた

カズヤはシンと目があった瞬間バッと顔をそむけた。二人の間に不穏な空気がながれる

サキはそんなことにはまったく気づかず満足げにシンに対して「分かればいいのよ分かれば」と言っている

シンは最高の笑顔を作り「カズヤ~ちょっとこっちきてみ」と手招きした

反対の手は固く握られている・・・

カズヤはにこやかなシンを見て、あれ?、と首をかしげたが「な~に~シン?」といいながらシンのそばに行く

その瞬間、ゴツンッと鈍い音がした。シンはカズヤを殴ることに成功した

カズヤは涙目になりながら頭を押さえている

すると、この衝撃的展開を見ていたサキが「ちょっと何やってるのよ!?」とあわてて言ってきた

シンはめんどくさそうに「うるさい、早くいくぞ」と歩き出した

その後ろで痛そうに頭を押さえているカズヤにサキは「大丈夫?」と言いながら二人はシンの後を歩いてくる



学校の近くになるにつれて生徒の数が増えてきた。サキはいろんな人と仲が良いので、まわりから次々と

「おはよ~」と声をかけられる。そのついでな感じで、シンやカズヤにも声がかけられるが、

シンはこういうのが苦手で不愛想に「おはよ~」と返す。

それを見ていたサキは、「もうシンってば、もう少し笑いなさいよ、ほらカズヤ君を見習って!」

とカズヤの方を指差した。カズヤの方を見るとカズヤは引かれるんじゃないかというテンションで、

「おっはよ~~~!!」と言っている

シンはその様子をみて、かなりうらやましいなと思った。

ここで、シンは覚悟を決め、深く息を吸い、カズヤを見習って笑顔を作ろうとした瞬間

サキの「まぁ、シンがあんなふうにしてたら、気持ち悪いか~ww」という声が笑い声を共に聞こえてきたので

、即断念した。シンががっくりしていると、サキが「どうしたの?」と声をかけて来たが

シンに答える気力は無い、その代わりに全力でほっといてくれオーラを放出した。

それが伝わったのか、サキは、ため息をつく

ここで、カズヤのひときわ大きい「おはようございます!」という声が聞こえてきた

気付くともう校門の前まで来ていて、カズヤは先生にあいさつをしていた、二人も先生にあいさつし

カズヤに続いて学校の中に入っていった

第1話終了です!!!

今回は学校に行くまでのお話です。特にほのぼの感を出そうという感じで書きましたが、その代償か適当にシン達に話させていると、新キャラ、サキ登場以外のストーリ進行無しという結果に、次回はもう少しストーリが進行するように、頑張っていくので、よかったら次回もみてください

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