20240723_雑学というか調べ物「弥助」
雑談というか調べ物
「弥助」
Wikipediaが信用できないという事例でもあるのか?
1581年に織田信長と出会っているのは確からしい、
黒人男性、年齢は20代半ば、
立場はイタリア人巡察師アレッサンド・ヴァリニャーノの召使。
奴隷かどうかは明言されていないが、状況的には奴隷として購入されたのかな?
織田信長に気に入られて、譲ってもらった、ということらしいので、
少なくともそのように譲り譲られるような財産扱いであったのか、と、
推測される。いや、雇用関係を結び直したと考えると、それほど、
人権を無視されていたのかというと違うような気もするのであるけれども、
如何なんだろう?
出典は、フランソワ・ソリエの「日本教会史」(1627年)
文献としては確かなものであり、弥助と言われた黒人男性が、
織田信長の元にいたことは確からしいし、そこまでの、経緯も、
不自然なく語られている。
信長の元に来た後も、これは、国内の文献に、対象の人物が書かれている、
らしい。
ソースは「信長公記」著者は太田牛一。
所々他の資料によって間違いが指摘されるものの、
弥助と見受けられる黒人男性のメモは、間違いないのではないか?
と思われる。
つまるところ、弥助という黒人男性が織田信長に仕えた、か、もしくは、
近くに存在したことは確からしい。
あと扱いも悪くなかったようである。
今回調べて面白かった、もしくは印象に残ったのは、
「日本教会史」日本語訳が、上下巻合わせて、
28,600円で購入(オンデマンド製作)できることですね、
高いのか安いのかちょっと分からないw
(ちょっとした好奇心で買うには高いけれども趣味的に読みたいなら安い?)
さすが、岩波書店だなと感心しました。
今日の夕食は、豚こまましましもやし炒めです、麦酒飲むぞ!
でわでわノシ