表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
152/174

152.準備はシャボン玉から

それから時が経ち、私は今、王宮の展望台みたいな塔の中で、沢山のシャボン玉を吹き続けている


ライラさんに用意された道具で、天井が高いとはいえ、塔の中がシャボン玉で埋まってしまうくらいには吹き続けてるけど、そのシャボン玉が割れる気配は全くない

溜まっていく一方だ


これを何に使うのかは分からないけど、とりあえず、ストップがかかるまで私はシャボン玉を量産し続けた


すると、ライラさんがやってきて

「まぁ!素敵ですわ!!みさき様っ!!」

っと声をかける

「流石みさき様っ!シャボン玉も美しく輝いてますわ!パレードが楽しみですわねっ!」

ライラさんは満面の笑みで私を見つめる


「あ。ありがとうございます?」

私は、ただシャボン玉を吹いているだけなんだけど、そんなに褒められるものなのか?と、疑問を返した


「そろそろ十分な量になりそうですわ」


ライラさんがようやくストップをかけてくれた


「それでは、お支度をなさいませんと。下でアルバ様とメリナ様がご準備されてますわ」


そう言って、私を2人の元に行くように促した


「分かりました。ありがとうございます」

私は、言われるままに塔を下った

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ