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123.救出

ふわっと意識が戻ってくる

眩しい


太陽の光が眩しく、目を細める

私の視界には、私をのぞき込む沢山の目


「!!?んんっ!!?ゴホッ!!ゴホッ……」

びっくりして起き上がろうとしたら、むせた


体をゆっくり起こしてもらって、背中をポンポンと優しく撫でてくれる手

この手の優しさを私は知っている


「大丈夫?」

トキ殿下の声が頭上に響く


コクリと頷くと、そのままギュッと抱きしめられた


「どうしてこんなところに?」

カイリ殿下は怪訝そうな顔で聞いてくる


「えっと……。」


私は、こんなことになってしまったことのあらましをみんなに話した

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