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華やかに100年生きるために  作者: ハナマウ
3/3

助けて

先生の「最近はどうですか?」からいつも始まる診察。

言葉を口にしたら涙が止まらない。

もっと上手に、冷静に第三者のように話せると思っていた。いつもだったらサバサバ系女子のようにカッコよく、先生とお喋りできていたのに。

私はそんなに強くなかった。今度からマスクは2枚持っていこう。鼻水と涙でぐちゃぐちゃだ。


もう、元には戻れないんだ。

あの安心で包まれた家、普通の家族には戻れない。


「あの空間に帰りたくない。」私はめちゃくちゃな言葉を先生に言ってしまった。でも先生は優しい。

「カフェとかよって気分転換してから帰ってください。」


そうだ、確か、近くにスタバがあったはずだ。久しぶりに行ってみよう。もう、フワフワ心が浮いている。

先生の気分転換作戦成功です。

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